若旦那さんの「をかし」な甘味手帖 北鎌倉ことりや茶話

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- ユメ@yumeticmode2025年5月21日読み終わった感想小湊悠貴さんの『ゆきうさぎのお品書き』シリーズが好きなので、この新シリーズも楽しみにページを開いた。四季折々の花が咲く、北鎌倉の花桃屋敷の美しい庭にある甘味処——という絶好のロケーションで繰り広げられる物語。花桃屋敷に派遣されてきた家事代行サービススタッフの秋月都が作る料理と、屋敷の主である羽鳥一成が作る「ことりや」の和菓子、どちらもとても美味しそうだ。大葉と味噌を加えたタルタルソースでいただくアジフライと、濃厚な抹茶アイスが載せられたクリームあんみつは、読んでいて特に羨ましくなった。