Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
ユメ
ユメ
ユメ
@yumeticmode
紙の本と本屋さんを愛してやまない人間です。 吉田篤弘さん、辻村深月さん、三浦しをんさん、森見登美彦さん、今村翔吾さんが特に好きです。
  • 2025年7月7日
    イエスかノーか半分か
    イエスかノーか半分か
    一穂ミチさんも、今の私にとって著作を少しずつ手元に揃えていきたい作家さんのひとり。今回はどんな心震える言葉に出会えるのか、楽しみ。
  • 2025年7月7日
    七人の敵がいる
    最近読んだ『空をこえて七星のかなた』がとてもよくて、その解説で言及されていたこちらの作品も読みたくなった。
  • 2025年7月3日
    生まれた時からアルデンテ
    個性的な食エッセイが大好きなので、この本も以前から気になっていた。カラー写真が収録されているのも嬉しい。
  • 2025年7月3日
    しあわせガレット
    美味しい料理が登場する小説は世に数あるが、ガレットがモチーフになっているのはちょっと珍しい気がする。私の推しの中にガレットが好物という人がいるので、気になって手に取った。
  • 2025年7月3日
    すきだらけのビストロ
    美味しいものが出てくる小説に目がないので、以前から気になっていた著者の作品。アートがある場所に現れる幻のビストロ、という設定に惹かれた。
  • 2025年7月3日
    お梅は呪いたい
    いつもお世話になっている大好きな本屋さんがおすすめしていて購入。かつて戦国大名を滅亡させた呪いの人形が現代人を呪い殺そうとした結果、相手を幸せにしてしまうハートフルコメディ——というあらすじからして面白そう。
  • 2025年7月3日
    その扉をたたく音
    集英社文庫のナツイチの売り場を眺めていて気になった本。解説が大好きな北大路公子さんで、これも読むしかないとなった。
  • 2025年7月3日
    成瀬は天下を取りにいく
    解説が森見登美彦さん、帯文が辻村深月さんに三浦しをんさんと、私の好きな作家さんがこぞって推薦されていて、読むしかないと思った。
  • 2025年7月3日
    山女日記
    山女日記
    「あの本、読みました?」という番組の「山を舞台にした名作」という回で紹介されていて気になった本。
  • 2025年7月3日
    エヴァーグリーン・ゲーム
    エヴァーグリーン・ゲーム
    書店で見かけ、カバーの金の箔押しが美しくて手に取った。チェスの大会というモチーフも面白そう。
  • 2025年7月3日
    湯気を食べる
    湯気を食べる
    最近、すっかりくどうれいんさんのエッセイにハマって少しずつ本を手元に揃えている。とりわけ食に関するエッセイに惹かれるので、この本も読むのがとても楽しみ。
  • 2025年7月3日
    氷柱の声
    氷柱の声
    くどうれいんさんの小説を読むのは初めて。重いテーマだと思うが、きちんと向き合って読みたい。
  • 2025年6月22日
    伝説とカフェラテ
    伝説とカフェラテ
    ずっと気になっていた本に書店の店頭で巡り会えて嬉しい。コージーミステリーはよく目にするが、コージーファンタジーはちょっと珍しい気がする。
  • 2025年6月22日
    コーヒーにミルクを入れるような愛
    くどうれいんさんのエッセイを少しずつ手元に集めている。くどうさんが「結婚」をどんな言葉で語っているのか、読むのが楽しみ。
  • 2025年6月19日
    ペンギンは空を見上げる (創元推理文庫)
    主人公・ハルのとある特性が終盤で明かされたとき、あっと驚かされた。読み進める中で台詞の描写に些細な違和感を抱いてはいたのだが、その正体には思い至らなかったのだ。こういう仕掛けは映像ではなく文章ならではだと思うと、心が沸き立つ。 その一方で、自分の努力ではどうにもならない理由で夢をひとつ諦めなくてはならなかったハルのことを思うと、胸が痛む。タイトルの意味が静かに胸に沁みていった。自分の力で風船ロケットによる宇宙撮影を目指し、新たな夢のためにもがくその姿はとても眩しく、思わず「頑張れ、少年」と声を掛けたくなる。君の宇宙を、どうか自由に泳いでいってほしい。
  • 2025年6月18日
    虹の谷のアン
    虹の谷のアン
    個性豊かな炉辺荘と牧師館の子どもたちのことが、読み始めるとたちまち好きになる。自然豊かな美しい虹の谷で気の合う仲間と遊ぶ彼らは格別に楽しそうで、子どもの頃読んだときには彼らと友達になりたいと切望したことを思い出した。 炉辺荘の子どもたちも牧師館の子どもたちも、それぞれの性格や趣味を尊重するということを幼いながらに確立していて、そんな彼らの関係性が素敵だなと思う。アンを筆頭に、スーザンやミス・コーネリア、ローズマリーといった子どもを見守る大人たちが、きちんと子どもの声に耳を傾けるところもいい。内気なユナが勇気を振り絞ってミス・コーネリアとローズマリーの元へ直談判に行く二つのシーンには、胸を打たれた。 そして、虹の谷でウォルターが「笛吹き」の予言をするラストシーン。情趣溢れる虹の谷で、詩人の魂を持つウォルターが高らかに語る言葉は美しく、それでいて予言の指す現実のなんと残酷なことか。初めて『虹の谷のアン』そして続く『アンの娘リラ』を読んだときから、感情を激しく揺さぶられて決して忘れられないシーンだ。
  • 2025年6月18日
    古くてあたらしい仕事
    夏葉社の島田さんによるエッセイは、以前読んだ『あしたから出版社』がとてもよかったので、こちらも読んでみたくなった。
  • 2025年6月18日
    ペンギンは空を見上げる (創元推理文庫)
    Blueskyで出版社のアカウントが紹介していて気になっていた本。本屋さんの店頭で出会えたので購入。
  • 2025年6月17日
    それでも世界は回っている 2
    オリオが求めるインク〈六番目のブルー〉、そしてジャン叔父さんが探す不思議な歌のメロディー、二つの探し物が奇妙な旅路の途中で繋がり始める。幻のインクの秘密が音楽の中に隠されているだなんて、文具も音楽も好きな身として心躍る。さらなる幻のインク〈夜の孔雀の羽根のブルー〉も登場し、その静謐な青の描写にうっとりした。 本書を含め、吉田篤弘さんの作品では、いつも登場人物にとって大切な人の「不在」が印象深く描かれているように思う。亡くなった人、もう会えなくなった人、人生が先へ進めば進むだけ別れは付き物で、自分の中に「不在」が降り積もってゆく。それでも、篤弘さんの紡ぎ出す人物たちは、皆「不在」を嘆くだけでなく、いなくなってしまった人たちとの記憶に背中を押され、受け継いだ意志を大切にして日々を生きている。その姿に私は人間らしさや温かみを感じるのだ。「不在」を力に変えることこそが、何があっても自分の世界を回し続ける術なのかもしれないと、ココノツが語る「神様」の話を読んで思った。
  • 2025年6月16日
    風の港
    風の港
    空港という数多の旅人が行き交う特別な場所を舞台に、ささやかな奇跡がそっとバトンを手渡してゆくように綴られた連作短編集。村山早紀さんらしく優しい物語の世界に、心地よく身を浸して読んだ。 村山さんの作品は、物語の舞台となる場所への愛情がひしひしと伝わってくるところも好きだ。桜の季節に造花で綺麗に飾られた空港は、夜に飛行機が離着陸する灯りは美しく、そこで働く人々の矜持は凜として描かれ、登場人物たちが空港に深い思い入れを抱いているのと同様、村山さんがこの場所をいかに愛しているかが感じられる。だからこそこの物語に心を動かされるのだろう。 どのお話もとても好きなのだが、中でも空港内の書店で働く夢芽子が主役となる「それぞれの空」がいちばんのお気に入り。「本はきっと魔法でできているの。本屋さんは魔法を並べて売ってるんだわ」という言葉に深く頷く。『本が大好きな子どもはね、いつだって、本の魔法に守られているのよ。奇跡はいつだって、子どもたちのそばにあるものなの』という台詞にはぐっと込み上げるものがあった。私自身、本に守られてきた子どもだったなと思うから。
読み込み中...