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ユメ
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@yumeticmode
紙の本と本屋さんを愛してやまない人間です。 吉田篤弘さん、辻村深月さん、三浦しをんさん、森見登美彦さん、今村翔吾さんが特に好きです。
  • 2025年8月19日
    出版という仕事
    京都の出版社ミシマ社の代表・三島邦弘さんの本。出版社のお仕事に関するお話は、私にとっていつも興味深い。クラフト・エヴィング商會による装幀も素敵。
  • 2025年8月19日
    ただいま装幀中
    ただいま装幀中
    久々にクラフト・エヴィング商會の本が刊行されてとても嬉しい!篤弘さんと浩美さんが装幀についてお二人で語った本、本当に読むのが楽しみ。
  • 2025年8月19日
    奇妙な星のおかしな街で
    単行本も持っているのだが、文庫化にあたってエッセイが二篇追加されていると知っては買わずにいられなかった。本文のデザインが愛らしくて、自分の本棚にあることが嬉しくなる。
    奇妙な星のおかしな街で
  • 2025年8月19日
    世界なんて、まだ終わらないというのに
    インク三部作を読み終えて『電球交換士の憂鬱』を再読したいと思っていたタイミングで、改題・加筆修正された本書が刊行されたため喜び勇んで購入。
  • 2025年8月19日
    江戸の二十四時間
    新装復刊したと出版社のBlueskyアカウントの投稿で知り、購入。歴史・時代小説を読むのが好きなので、江戸の暮らしぶりへの理解を深めたい。
  • 2025年8月19日
    本売る日々
    本売る日々
    先日読んだ『貸本屋おせん』がとても面白かったので、同じく江戸時代を舞台にした「本売る」人の物語を読みたくなった。
  • 2025年8月19日
    なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない
    「読むセラピー」という惹句が気になって購入。同じ著者の『居るのはつらいよ』も積読になっているので、早めに読みたい。
  • 2025年8月19日
    図書室のはこぶね
    『金曜日の本屋さん』シリーズが好きなので、また名取佐和子さんの本にまつわる物語が読めて嬉しい。
  • 2025年8月19日
    若葉荘の暮らし
    畑野智美さんが描く、繊細で複雑な人間模様が好きなので、本書も読むのが楽しみ。
  • 2025年8月19日
    木
    こちらも新潮文庫の100冊フェアから手に取った本。パラパラとページを捲ったときに目に飛び込んでくる文章が美しかった。
  • 2025年8月19日
    BUTTER
    BUTTER
    新潮文庫の100冊フェアから手に取った本。柚木さんの価値観には、ハロヲタだという信頼感のようなものを勝手に抱いている。
  • 2025年8月19日
    よりみち酒場 灯火亭
    第19回酒飲み書店員大賞受賞作。Readsで見かけて気になっていた本、好きな本屋さんで見かけたので購入。
  • 2025年8月19日
    本が紡いだ五つの奇跡
    いつも感動をもたらしてくれる森沢明夫さんの、本にまつわる物語、読むのがとても楽しみ。
  • 2025年8月19日
    不思議カフェ NEKOMIMI
    村山早紀さんの「かつて魔女に憧れたあなたに贈る小さな奇跡の物語」だなんて、読む前からときめいてしまう。くらはしれいさんのイラストも可愛い。
  • 2025年8月19日
    十角館の殺人 <新装改訂版>
    以前から読んでみたいと思いつつなかなか機会がなかった名作ミステリ、本屋さんの書棚で背表紙と目が合ったので思い切って購入。幸いにして今日までネタバレを見かけることなく過ごしてきたので、じっくり時間をとって読みたい。
  • 2025年7月26日
    イエスかノーか半分か
    イエスかノーか半分か
    これまで読んできた一穂さんの作品はどちらかというとシリアス寄りだったが、ラブコメを書かれてもこんなに面白いのだなとまた魅了された。潮と計のテンポよい会話が楽しく、ページを捲る手が止まらない。裏表の激しい性格をした計を大らかに受け入れる潮、という二人の関係に終始キュンとしていた。家族以外には素の顔を見せたことのなかった計が、潮の前でだけは心を許すようになってゆく様にときめく。『イエスかノーか半分か』という印象的なタイトルの意味がすごく好きだ。 随所に一穂さんらしい繊細な言葉が散りばめられていて、気が付くと文章が胸元に迫っているようなドキドキ感がある。抱きしめ合うことが「自分ひとりのために織り上げられた毛布をまとったようにほっとした」と表現されているのがお気に入り。
  • 2025年7月24日
    パディントンとテレビ
    パディントンとテレビ
    シリーズ第5作も大変愉快なお話だった。ブラウンさんの家にテレビがやってくることになり、設置作業の段階でパディントンは何重にも騒ぎを繰り広げる。そして、家族がテレビの存在に慣れてきた頃、今度は自らテレビのクイズ番組に出演してセンセーションを巻き起こすのだった。数学の問題に対し、「クマの理屈にはあうんです。」と頑固さを発揮するパディントンとアナウンサーの珍妙なやりとりに、何度笑ったことか。 また、公園で近衛連隊の演奏ステージを聴くことになったパディントンが、シューベルトの交響曲が「未完成」であることに腹を立てるくだりも好きだ。パディントンにはどうも思い込みの激しいところがあり、そしてその思い込みのまま突っ走るから、いつも大騒ぎになる。にもかかわらず最後は必ずうまく収まる不思議な力を持っているから、楽しく見守ることができるのだ。 話の本筋とはあまり関係ないのだが、パディントンが熟読していた婦人雑誌の料理特集号が気になって仕方ない。お菓子の作り方を紹介している「グリーンさんのご隠居さん」というおばあちゃんが、バタートフィーをこっそりつまみ食いしている写真が載っているらしいのだが、そんな面白い誌面があるだろうか。このおばあちゃんとパディントン、相性がよさそうな気がしてならない。いつか対面してくれないだろうかと夢想してしまった。
  • 2025年7月23日
    ゴンべの森へ
    ゴンべの森へ
    星野道夫さんがタンザニアへ旅に出て、ゴンベ動物保護区でチンパンジーの観察研究・保護に取り組むジェーン・グドール博士と対話した際の写真と文章をまとめた本。本書の原稿が脱稿されたのは星野さんがカムチャツカ撮影行に旅立つ前日のことで、すなわち遺稿に近いのだという。 星野さんの自然に対する畏敬の眼差しに満ちた文章と写真の数々に、読んでいて心洗われる思いがした。雄大で美しいタンガニーカ湖や、ゴンベの森で躍動するチンパンジーの写真に目を奪われるうち、不思議と星野さんがアラスカで撮影した写真も想起され、二つの異なる土地での時の流れが重なり、さらに異なる時を生きる私の「今」を少しゆっくりとさせるような、豊かな読書体験をもたらしてくれる。 そして、星野さんが自然のみならず人間を深く愛しているということがひしひしと伝わってきて、胸がいっぱいになった。どこにいようと、私も自分の人生をよりよく生きるよう努めようと思わされた一冊だった。
  • 2025年7月22日
    生まれた時からアルデンテ
    書き手の個性が爆発しているエッセイって、読んでいて痛快だ。愛や情熱が突き抜けている姿は、見ているだけでこちらも嬉しくなってくる。冒頭の「食中毒宣言」に「きっと食べものは想像もつかぬようないびつな多角形をしていて、それぞれの先端が私を突き刺す〜」という表現が出てくるのだが、平野さんの文章にも私は同じような印象を受けた。唯一無二の尖った言葉たちに圧倒され、食に対する感性の鋭さにひれ伏すほかない。平野さんが小学生の頃につけていた手書きの「食べ歩きダイアリー」も掲載されているのだが(ひとの手書きの日記って、見ているだけでワクワクする)、当時から才能の片鱗が見え隠れしていて感服した。 印象深い言葉は数あれど、「アンディ・ウォーホルの絵は見られるし ビートルズの音楽は聴けるけど 50年前のスパゲティを食べることはできない。だから私は本を読む。知らない過去は未来なんだ」という一節にとりわけ感銘を受けた。巻末に収録されている、食にまつわる書籍の紹介リストもありがたい。
  • 2025年7月15日
    コーヒーにミルクを入れるような愛
    いつも鋭い感性で日常を切り取るくどうれいんさんが、「結婚」をどんな言葉で語るのか、読むのを楽しみにしていたエッセイ。 入籍当日の出来事を綴った文章には、夫となったミドリさんの「ふたりで暮らせば、しあわせは半分こ。悲しみは、二倍!」という冗談がお気に入りだと記されている。確かに誰かと暮らすことって、もちろんその分しあわせが増えることもあると思うけれど、相手の分まで悲しみを背負うことでもあるのかもしれない。くどうさんが言う通り、「二倍になった悲しみを、やんなっちゃうねと言い合うことができるなら素晴らしいこと」だし、そういうひとと共に暮らすというのが結婚というものかもしれないと思った。 同じく入籍当日のエッセイには、ミドリさんとの「飲みたくなったらいつでも飲めるように愛する人にコーヒーを淹れる。おれはそういうのが、結婚だと思うんだよねえ」「自分のために淹れてもらったコーヒーをコーヒー牛乳にしてふたりで飲む。わたしはそういうのが、結婚だと思うんだよねえ」という印象深いやりとりが出てくる。私の夫も、ミドリさんと同じように自分は飲まないコーヒーを私のためだけに淹れてくれるひとなのだが、私は「コーヒーにミルクを入れるような愛」を返せているだろうかとふと考えさせられた。自分にとって大切なひとをきちんと大切にしたい、素直にそう思わされるエッセイだ。 「類は友を呼ぶ」という言葉があるが、くどうさんのお友達も皆個性豊かで素敵なひとたちばかりで、いつもエッセイにお友達とのエピソードが登場するのを楽しみにしている。今回は、高校の同級生・樋口さんとのエピソードにとりわけしみじみさせられた。仕事に忙殺されていたくどうさんに樋口さんが掛けた「まあ、無理しないで。性格悪くなるよ」という言葉に私もハッとする。心に留めておきたい至言だ。
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