風よ僕らの前髪を
17件の記録
サヤ@sayaemon2026年8月31日読み終わった叔父の死について調べる中で、かつて家庭教師として教えた従弟と、彼の周囲に見え隠れする青年との謎めいた繋がりを知る主人公 事件は更なる展開を見せ、同時に2人の過去が暴かれていく…という筋立て かつて少年だった『彼ら』のミステリアスな外見描写が大変美しい また片方の青年を徹底して登場させず、他者の伝聞という御簾の向こうに起き続けたことが、彼の魅力を守っている と同時に、ミステリとしては筋が少々ご都合主義的というか、すべてが彼の神格化のために用意された粗筋と感じられ、若干冷めてしまう向きもある それでも、ラストの歌のくだりは美しかった 良くも悪くも、あの数ページのための物語だったのだと思う
十文字@swallows-28962026年7月17日かつて読んだ志史〜〜〜〜〜〜〜ああああああ〜〜〜〜〜。 理都視点がないから、理都の本当の思いはわからないし、最後どうなったかもわからない。 志史の息苦しい生活の中で、理都の存在はどんなに救いだったんだろう。罰も報いも受けるべきだけれど、彼に向ける感情が少しだっていい、報われてほしいと思ってしまうよ。
宵寝@sleepgoatyg2025年7月2日読み終わったタイトル『風よ僕らの前髪を』と、帯文「これは罪と罰、そして一生終わらない初恋の物語だ。」に惹かれて。ずっと息苦しくて、だけど光があると信じて言葉の海を泳いで、ようやく水面から顔を出したら、今度は燃えさかる炎がすぐそばに、というような……なんとも言い表しがたいこのきもち、書き残せなければ思ってないのと同じになってしまうんだろうかと考えてさみしい。これはどんな本を読んでも思うこと。 短歌のこと、詳しくないのがもどかしくて、出てくるもの全部書きとめたくて、わかりたかった。この物語のつづきを想像でうめるとき、志史や理都、そしてあの子の未来をどんなに願っても、ただ自分を救いたいだけなのかもしれない。










