プーの細道にたった家

プーの細道にたった家
プーの細道にたった家
A・A・ミルン
新潮社
2016年7月29日
1件の記録
  • なこ
    なこ
    @nonbibiri75
    2025年7月1日
    えぐみの強いキャラばかりなのに毒を上手に薄めて、あんなほのぼのした世界に落とし込んでいる。改めてすごい作品だなー、と。 ——————————————- あの有名なプーさんの、阿川佐和子さん訳第2弾です。タイトルにもある通り家に関わるエピソード多めです。イーヨーの家が崩れたり、フクロンの家が回転したり…ハニーハントで見た気がするな笑。 ※東京ディズニーランドのアトラクションです、念のため。 可愛いらしい話ではありますが、「ちっぽけな脳みそ」だの「脳に綿ぼこりを詰め込んでる」だの実はディス要素多いですよね🤣 フクロンやイーヨーの性格も身近にいてほしくないし笑。トララ(若干ウザい)が前作にいなかったの気付いてなかったです。そっか、君途中加入だったのか! クセしかないキャラクターが仲良く暮らすお話に仕立て上げる。ただただ微笑ましい児童書とも捉えられるし、大人は隠し味の皮肉や毒に反応してしまったり。ミルンさんがすごい書き手であり、長く愛されるだけある話だなと改めて感心してしまいました。 感覚的にこの本と波が合わない時期だったのか読むのにちょっと時間がかかりました。まぁそういう時もありますって😊 家族への推薦度★★☆☆☆
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