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なこ
なこ
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@nonbibiri75
誰かに紹介するような気持ちも込めつつの読了記録をつけてます。ペースはのんびり。 これから読む本の投稿は一度消して新規に感想書きます。 よろしくお願いいたします!
  • 2026年4月9日
    探偵小石は恋しない
    手のひらで踊らされ、ぐるんぐるんひっくり返された感ある。 -------------------- 福岡市で探偵事務所を運営する小石と部下の蓮杖は依頼を完了すべく日々張り込みをしていました。小石は本当は事件を解決する探偵の仕事がしたいのに人の恋心が可視化される能力があるせいで、不倫調査が得意な事務所として有名です。そんな事務所にJKが父の浮気を疑って調査を依頼してきます。 結構斜に構えて聴いてました。 呼び方が怪しいなとか、××はメインキャストだろなーとか。過去の読書経験が仇になったƪ(˘⌣˘)ʃとまで思ってたのに…(え、だって同じように翡翠ちゃんが頭をよぎった人、絶対いますよね?)。 いやー、完敗です。予想の上を軽々と😳 一人だけ「怪しい🤨」と思ってた人が〝その通り〟だったのは正解しました🙌 だけどあとは悉く予想外で驚愕の独り言漏れまくりでしたね…。 ぶっちゃけ探偵パートの恋愛に特化した感じやノリやキャラの性格は、この本そこまで好みってわけじゃなかったです。だけど常識や思い込みが鮮やかにひっくり返される体験は痛気持ちよかったです。そこは本当めちゃ評価したい👏 いや、ほんとすご。お見それしました🙇🏻‍♀️ 家族への推薦度★★★★★ (本屋大賞に興味を持った夫には聴けるノミネート作品をいろいろ教えてあげたので。私より先に聴き終えて絶賛してました) エピローグがいい感じでしたね🥰
  • 2026年4月4日
    境界のポラリス
    外国ルーツ日本在住者の生活って多くの人が詳しく知らないコミュニティだよね。 -------------------- 親の都合で生活が激変した外国ルーツの子が精いっぱい生活していく日常で、10代の悩みが描き出されていました。それが学校の悩みだけだと誰しも通ってきていますし「あー、YAって感じ☺️」で済みます。正直シンプルで易しいストーリーに物足りなさを感じながら短時間で読み終わった本…のはずでした。 ですが外国籍の子たちが主軸に描かれて、アイデンティティで揺れて社会に馴染めなくて苦労する点は知らない世界です。その点だと大人にもとても読み応えがありました。正解もなくて、ケースバイケースで、個人の立場に複層感もあって。何なら日本人の恵まれた子さえ親の都合に振り回されて、環境に適応するしかない立場にいましたし。恵子の立場は中間で一番複雑で立ち居振る舞い難しそう。読み終わってちょっと経つんですが、未だ考え続けてるし上手く感想がまとまってません。 閉鎖的な日本では、言葉があまり達者じゃない外国人って暮らしにくいと思います。一部の非常識のせいで外国人皆が素行悪いと誤解されることも多いかもですが、普通に頑張って日本社会の一員となろうとしている人もたくさんいるんですよね。〝非常識〟にも日本のマナー等が分からなくて他意なく悪気なくの場合も存在すると思いますし。そこを弱者として切り捨てない青葉自主夜間中学の優しさが読んでて救われました。 感想はまとまりませんが、優しい眼差しの本を読んで私も優しくありたいと思いました。 家族への推薦度★☆☆☆☆
  • 2026年4月4日
    猫と私(1)
    猫と私(1)
  • 2026年4月3日
    ペッパーズ・ゴースト
    檀先生の反応が一般的ならばネコジゴハンターは怖いと感じるべきであって、きゃっきゃ喜ぶ私は問題なのかƪ(˘⌣˘)ʃ -------------------- 宝くじを当てたどこぞの誰かが、ネコジゴを懲らしめていくネコジゴハンターを雇います。 …という物語を紡ぐ中学生に、創作の感想を求められる中学校教師の話。表紙に〝DO JUNIOR HIGH SCHOOL TEACHERS SEE THE FUTURE OF THE OTHERS?〟とデザインがありますが、先生はこれを〈先行上映〉と呼びます。ある時気になる〈先行上映〉を見てしまって… 訳分からん始まりなんですけど、初っ端ネコジゴハンターの話に「あ、好き」と思い、先生の先行上映と相俟ってぐっと掴まれました。あれ?いつまで掴まれた序盤?って思い始めた頃に一気に点と点が線超え面になっていくのでハラハラドキドキ。全部が結びついたあとは読むの止められなくなりましたよ。とても好みの作品でした。 今んとこ今年のベスト約10冊に入れたいと思っちゃいました。…まだ9カ月弱も名作に出会うチャンスが残ってるけど!🤣 ハラショー!!! 家族への推薦度★★★★☆ …アメショー、松尾芭蕉(やっぱり言わなきゃ落ち着きが悪い気がして笑)。
  • 2026年4月1日
    最後の晩ごはん お兄さんとホットケーキ
    兄・一憲をなんか嫌だなーと思ってたことが言語化できた。これは紛うことなき「モラハラ」だよ🫠 -------------------- ばんめし屋のマスターと弟子と付喪神の元に来たお客さんは、海里の兄の婚約者でした😳 …いや待て待て待て、家族を経由せず婚約者が直接名乗りに来るっておかしいですよ!🤣 そんな最後の晩ごはんシリーズ3冊目。ロイドの使い道が前作と全然毛色が違って面白かったです。バリエーション豊かな眼鏡だな笑。 ストーリー展開の「この後何が起こる」は割と予測しやすいのですが、海里たち兄弟の関係性や夏神の過去等々は想像及ばずびっくりするほどシビアな事柄が描かれます。何でそこまで…🥲 そう!夏神さんの過去がやっと分かりました。消防士とかかなぁと思ってたので、ちょっと意外でもありました。海里の反応で少しでも救われたのならいいのですが。 一憲の方は若い頃からの苦労、こっそり弟の活躍を気にかけてたって、実は良い奴じゃん?…とは私は信じきれないかな。〝親代わり〟への思い込みが激しすぎて独善的、海里の言う独裁者も分かる気がして。というか婚約者にも同じように当たりが強かった時に「あ、こいつ、モラ気質」って思っちゃったんですよ。気質はそうそう変わらない気がします。「モラハラ!モラハラ!! 奈津さん逃げてー!!!😱」とずっと思ってました。今もちょっと思ってます← それでも少し雪解けの気配? 少し気持ちの変化があったばんめし屋の面々の、次のエピソードも楽しみです。 家族への推薦度★★☆☆☆ エピローグのロイドの即席言語学者的なやりとりに笑ってしまいました。椹野先生が常々思ってらっしゃることを代弁させたんですかね笑。
  • 2026年3月25日
    羊をめぐる冒険(下)
    は? ちょ、鼠?!? -------------------- 主人公とガールフレンドが北海道でじわじわと友人・鼠を探しながら山奥の牧場へと辿りつきます。そこで分かる羊とは、事実は。 「羊をめぐる」顛末はすごく面白かったです。それを語る表現は大変個性的。繊細な文章に私はあまりハマらなかったです💦 いや、楽しい気分になれる繊細な表現力ならウェルカムですよ? 何でうさぎの赤い目を「澱んだ」と喩えるの。携行缶内のオイルが揺れたら「脳みそが飛び散る音」になるの。あり得んƪ(˘⌣˘)ʃ どことなくネガティブな喩えなので、聴いてて楽しい気分になれなくて🫠 でも! もう一回言いますが、羊を追う部分は本当に面白かったー! ストーリー的に他の本も気になりつつ、この人の文章読むのはあまり得意としないなーという😅 逡巡してます。 Audibleの染谷将太さん、最初聴きにくさを感じていたのですが下巻は気にならなかったです。こちらが没入してたからか、読み方が成長されていたのか。羊男の演技はすごくハマってました。 家族への推薦度★☆☆☆☆
  • 2026年3月24日
    今日のハチミツ、あしたの私
    おいしい蜂蜜はみんなを救うのよね😊 -------------------- 結婚を視野に入れて仕事住まいを変えることにした碧。ところが頼りない彼氏が親にうまく話を伝えておらず結婚を反対され一転大ピンチに。碧は知らない土地一人で、したいことできることから頑張り始めます。 碧って、つらい経験をした人が持つ優しさがあって、バイタリティーあって、腹括ったら逞しくて、男を見る目が玉に瑕なすてきな女性です。もっと繊細な人が出てくる話だと思ってたので、本当に爽快です。 …繊細なのは彼氏でした。みんなが優しいのはいいことのはずなのに過剰に優しくされすぎるのもまた毒なのだという典型🙄 悪い人じゃないんですけど。二人の恋については納得いかないことが多すぎます。安西滅びろ← 碧は昔自分を救ってくれた「蜂蜜」に導かれるように養蜂家に教えを乞うことにします。ふとしたことで知り合ったいろんな人が助けてくれます。激しく感動的な出来事は起こらないです。とても身近な小さな喜びと小さな悲しみが描かれているだけ。生きていくこと自体が賞賛されてるように感じます。 恩人については、日頃鈍い私ですらピンときましたよ🙋🏻‍♀️ 現実は都合の良い妄想通りにいかないです。いい意味で相手に期待し過ぎないこと、自分の考え自分で決めたことだから幸せ。碧と恩人、彼氏、師匠との関係を見ていてそんなことを思いました。 読後感は少し切なくも温かい気持ち。 家族への推薦度★★★☆☆
  • 2026年3月19日
    正欲
    正欲
    読み終えてからすぐに見返した冒頭に鳥肌たつわ。 -------------------- 人に言いづらい悩みを持つ何人かの視点が行ったり来たりして話が進んでいきます。不登校だったり、異性が怖かったり、あるいは水が。 バラバラに見えていた人々の世界がどんどん繋がっていくさまが圧巻。読みやすい文章でとんでもなく重いテーマが綴られていました。 正欲って性欲を想起させるワードなのに、性的嗜好の話なのに、全然性的なものを感じませんでした。それは私がマジョリティだから? そしてマジョリティであることをずっと薄っすら責められているような気分でした。 〝水〟の皆さんの生きることに必死なさまが痛々しく、前向きなアクションが悪い方へ向かったのも切ないです(この本の中に数人いる時点でマイナーさが薄れない?と思ったのはここだけの話🤫)。 でも、八重子の叫びが一番正しいとも思えました。本当は誰しも痛々しいほど必死に生きているだけ。どんな背景でも性癖でもダメなものはダメだし。 多様性とは不快さを受け入れることって聞いたことあります。マイノリティ本人が「そっとしておいて」と思うなら、繋がらないことが正解なんですよね。隣の人がどんなフェチかなんて知らなくてもいい、犯罪でなければ生きる権利があります。自分の狭い世界だけを念頭に話したら、悪意がなくても相手の心を抉る可能性があると気付かされます。私もついついヘテロや結婚や家族を多数派=正解と考えがちです。その奥を想像してどう発言するか。激ムズの難題を突きつけられた本でした。 朝井リョウさん、アホエッセイストと認識していましたが本業とんでもなくやべえ才能の持ち主だったのですね。本も作者も化け物だ🙄 家族への推薦度★★★☆☆ 最後に一言。 啓喜、たぶん検事としてポンコツ😂 今までは知らんけど、この事件に関しては何も真相を探り当てられない未来がありありと見える。本質とずれてるんだってば。視野が狭い。だからラストが…。越川を見習えばー?ƪ(˘⌣˘)ʃ
  • 2026年3月19日
    羊をめぐる冒険(上)
    実は私、村上春樹作品初体験中です。 -------------------- 大学時代の女の子や元妻やガールフレンドとの日常を描きつつ、友人から届いた手紙に添えられていた羊の写真をめぐり、〝先生〟の幻覚の中にいるであろうこの世に存在しない種の羊を探しに北海道に出向く話。 …今あらすじを書こうとしてようやく気づいたんですが、人物名って出てきませんね? 主人公の男性は揺蕩ってて理屈屋で繊細です(褒めてないです)。 文章の修飾や比喩が独特。現代アートみたいだなって思いました。絶対自分にない発想で、何かすごいことも伝わるんだけど、やっぱりよく分からない、みたいな。刺さる人には刺さりまくるんだろうなと感じます。 普段読書しない(最近はAudible読書家)の夫が、読むなら好きな作家は村上春樹と夏目漱石なんて言うので驚かされました(こんな身近にハルキスト隠れてたー!)。その中でも夫が読んで衝撃を受けた初の村上作品が羊なんだそうです。それなら…と聴き始めたのですが、今のところ私はハマってないです💦 まだ上巻ですものね。 まだ半分ですものね。 後半グッと面白くなるに違いない。下巻、期待してるよ…? 家族への推薦度★☆☆☆☆ (母なら私と同じようにハマらない質だと思う、何となく) 余談ですが。 性についての記述分量多くて面食らいました。寝ちゃう寝る寝たい抱いて性交セックス、鯨の…等々🫩 大体はバリエーション豊かな単語だけで生々しい官能描写はほぼないですが、普通の描写から突然喰らわせてきます。ちょっと苦手かも。
  • 2026年3月13日
    天神さまの花いちもんめ2
    続編が出るって知ってからずっとめっちゃ楽しみにしてた天神さま☺️ Amazonから届きました! 図書館であんなに借りてくるんじゃなかったな…。この本はあまり長く積むつもりはなくて、図書館本を消化したら次に読もうと思ってます。 (このポストは読了後に消して、新規で感想を投稿予定です)
  • 2026年3月11日
    最後の晩ごはん
    あれこれバラエティに富んだ要素を詰め込んで。幕の内弁当みたいな本だな笑。 -------------------- 前作に続きばんめし屋マスターの夏神さんと、夏神さんに拾われた海里と、海里に拾われたロイドの日常です。美味しい料理と怖くないお化け話に華やかな芸能関係の話を添えて。あ、あと常連の小説家を忘れてはいけません! 要素だけ見ると前作と同じです。料理と芸能界話と人外の居るファンタジーと幽霊の未練解決。これ、シリーズの基本スタイルなんでしょうかね。幕の内弁当みたい笑。それでいて前作と全然違う展開でした。幽霊の未練も各人の過去も、喪失と受容かな。寂しさとほっこりが入り混じった良い読後感です。 家族への推薦度★★☆☆☆ (具体的単語を出さず、どうしても言いたいネタバレ的感想↓) ・海里のトラブル解決法は「こんなにあっさり収まらんだろ…🤷🏻‍♀️」と思っちゃいましたけど、フィクションなんだから善人多い世界がいいよね。本当に人の噂も七十五日かもしれないし。 ・淡海先生にあっさり知られて良い話なのー?💦という驚き。 ・夏神さんの昔話は持ち越しかー😗
  • 2026年3月8日
    鎌倉駅徒歩8分、また明日
    中年女性、色々考えるけど軽やか。 見習いたい。 -------------------- 改めて考えると、昭和生まれって37歳以上なんですね。昭和=中高年確定か。抉られます🫠 おうちカフェのシェアハウス入居条件は昭和生まれの女性。新メンバーが一人入居します。 基本はメンバー各々と印象的な人とのエピソードが描かれてて、新たな関係も関係の終わりもありました。羨ましかったり少し哀しかったりして、どの話も派手な話ではないですが心に沁みます。前作より断然好みでした。 碧さんが意外でした。忠人さんのことを踏まえればあり得るのにね。そもそもあゆみちゃんが…うん、優しい本です。 あとがきで協力してくれた皆様へのお礼で最後の最後に「おうちカフェはみなさんのお力添えでますます住み心地がよくなりました。」と。描かれた世界にもあとがきにも抜群にマッチした一文で、作者の人柄まで滲み出ている気がしました。痺れるっ! 家族への推薦度★★☆☆☆ おいしいコーヒーがのみたくなります。
  • 2026年3月6日
    地雷グリコ(1)
    図書館が暫くストップするので、1冊週1ペースと仮定していつもより多めに借りてきました😊 何なら欲しい本を求めて図書館をはしごしました🤣 これは2軒目で借りた本。読書垢さんが軒並み高評価してますよね。楽しみ。 (この投稿は読了後に消えます。新規に感想を書くので)
  • 2026年3月5日
    最後の晩ごはん
    最初に懺悔すると表紙の感じからラノベBL寄りって勝手に思い込んで食わず嫌いでした。あのね、全然違いました!😳 -------------------- 冤罪で芸能界を追放されてしまった海里は、実家からも追い出されヤケになっていたところを夏神に拾われます。夏神は夜間に営業する定食屋を営んでいて、海里も手伝いながら店舗兼住居に置いてもらえることになります。 海里が住まわせてもらうくだりで、二人ともがBLを否定。ごめんなさい、私が汚れていました😂 しかも「目覚めてないから分からないけど今のところノンケ」と、どんなセクシャリティも拒絶していないすてきな答えです。 そっか、芸能界を見せる、不思議な常連さんの居る美味しい料理屋の話か…と思って聴いていると更にびっくりする要素が出てきました。まるで付喪神だなーと思って聴いていたらまさか本当にで。意外〜!タイトルからは想像できなかったファンタジー要素盛り盛りです。怖くないお化けの話は大好物なのに今まで食指伸びず損してたな🙄 エピソードは章分けされているものの連作ではなく長編小説です。お話の内容としてもすてきだったし、海里が良い奴で夏神さんが超良い男!なので、これはシリーズ全部攻略したいと思います🫶 家族への推薦度★☆☆☆☆ (お化けの本は人を選ぶよね。母あたりには「またバケモノの本?」とか言われそう。しゃばけと守り人読んでただけなのにこの言われようだったし笑)
  • 2026年3月1日
    アリアドネの声
    清涼な刺激物を求めてたの。これこれ、この緊迫感とカタルシス。大満足😊 -------------------- 地下にさまざまな機能を持たせたスマートシティのオープンセレモニー直後に地震発生! 皆が避難する中、地下に取り残されてしまったのは視覚聴覚に障害がある女性で…。 どうやって助ける?ということのほかに、二次災害を避けるためのタイムリミットも存在します。見えない・聞こえない相手に接触する方法あれこれはなるほどと思わされることばかり。すんなりいかない時には読んでてドキドキします。で、最後のスッキリ感が半端ないです。そっか、そんな時にそんなことが…😳 私の読みながらの予測は「おまけで部分点あげる」レベルでした(つまりほぼ外した、と笑)。 三重苦の方の遭難はあり得るのに、あんまり対策を検討されてないような気がしますよね。もしみんなの共通認識だったら、この面白い小説を新鮮に読める人がこんなに沢山残っているわけないですから(専門家間にはきちんと共有されてるのかもしれませんが)。皆の頭の片隅に残っていざという時のアイデアにつながる作品でありますようにと思わずにはいられません。 家族への推薦度★★★★★ (図書館本予約して読んだのですが、Audibleにも入ってますね。面白かったし夫はAudible派だし推薦しとこう) あ、最後に一言。迷惑ユーチューバーまじ滅びろ👎
  • 2026年2月26日
    暁星
    暁星
    重い、暗い、つらい。 -------------------- 政治家を刺殺した男性の手記と、男性と知り合いかもしれない女性作家のフィクション。2部構成で事件の背景や至った経緯が語られる形の小説です。 作中本、ネットニュース、手記、SNS、小説家の原稿…多分地の文がなく全て引用で構成されてますよね。すごい仕掛けだなと思いました。(手元に紙がないので確証が持てず…このへんがAudibleの不便さです)。 手記パート。 彼のつらい環境ややるせない思い、言い分に一理あると思いつつ独りよがりな思い込みに反発も感じ、容赦なく暗い感情を浴びさせられます。共感できてしまえば自分も闇。情状酌量の余地は感じてもやっぱ大抵の人は踏み留まる一線を越えたら駄目。そう、駄目なの(と、強く念じないと強く共感してしまいそう)。 核心ではないネタバレとして一つ言っておきたいのですが、消防署はこのくらいやるだろうなと思いましたし弁解がクズだと思いました。 フィクションパート。 前半の手記を補うような別目線。共通する言葉が散りばめられています。フィクションと言い張れば誤魔化せるという善意の前提条件を踏まえて、事実を補完する役目のように思えました。こちらのパートは宗教の恐ろしさ、宗教2世が置かれた環境の理不尽さが際立ちました。少し希望が見えたかと思えば追い詰められる、宗教団体の見えない搦手の恐ろしさよ。脱退に対してはもっと公機関に頼れなかったのかと歯痒かったです。でも本当にどうしようもなかったのかな。 半分聞いた後と全部聞いた後では全然違う事情が浮き上がります。余韻がすごく、聴き終えてあれこれ考えが広がっていきます。救いは…。 これだけ揺さぶってくるのはすごい本だな。重い、暗い、つらいで、もう読みたくはないですけど🤫 家族への推薦度★☆☆☆☆ (推薦はできないけど道連れにしたい…🙄) 余談ですが。 聴こうと思ったきっかけは本屋大賞ノミネートです。でもXの読書垢やReads見てると「イン・ザ・メガチャーチ」が強い気がしますね。
  • 2026年2月19日
    君のクイズ
    ミステリとして面白かったのは確か。 (イヤミスまでは行かない、けど、何かモヤァ💭) -------------------- クイズ大会の決勝戦、最終問題で問題が一言も読まれないうちに正解した本庄絆は自力で正解したのかヤラセだったのか。対戦相手だった三島玲央は検証を始めます。 時間軸はゆっくり進むのに情報が満載で、ちょっと読んだだけのつもりがページ数はごっそり進んで。何か不思議な読み心地でした。 思考って変な連鎖があったりポーンと飛躍したりしますよね。そんな他人の思考を覗き見ている感じが面白かったです。本庄絆はなぜあんなことができたのかという謎解きも理にかなってて納得、お見事でした。ただ、私は本庄絆に対する印象が「感じ悪ぅ🫩」で終わったのですよね。何を目的にして何を分析するかの違いがあっただけと言えばそこまでなのですが。 うーん、面白かったし良い本なんですが、謎解きと反して感情はスッキリしなかったです。何か嫌だなぁという感じ😅 家族への推薦度★☆☆☆☆ 最後にひとこと。クイズプレーヤーがボタン押してから考えるのを「勿体ぶってる」と思ってたので、そうじゃないらしいと知って認識を改めました。次にテレビのクイズ番組などを見る時は注目してみたいと思いました。
  • 2026年2月16日
    ようやくカレッジに行きまして
    大変だけど美味しそう😋 -------------------- 前作「ようやくカナダに行きまして」は「英語〝を〟勉強する話」で、今作「ようやくカレッジに行きまして」は「英語〝で〟勉強する話」と言えるでしょうか。光浦さんがリスニングに苦労されながら料理専門学校に通い、良くも悪くもいろんなシェフに教えを乞いながら一つ一つ課題をクリアしていきます。 私は料理苦手だし料理人の知人もいないので(何なら留学した人の話もあまり聞いたことないので)、カレッジのあれこれは新しい世界で聞いててめちゃくちゃ興味深かったです。 聞き取れない、意図が分からないと自虐的に語っておられますが、誰かの助け(やっぱり英語)を得てどうにかなったり、1対1だとシェフと会話ができてたり…うん、多分レベルアップし続けてそうですし謙遜ですね! (もちろんめちゃくちゃ努力されてることは前提で👏) カレッジの単元について書かれている合間に日常のことを取り上げた章もあります。性格が変わった、生きるための心構えが変わった、と。英語力獲得に加え、生きづらさを解消するほどの荒療治🙄 光浦さんだけでなく留学した方々すべての皆さんを尊敬✨と思いました。 家族への推薦度★★★★☆ これは読んだ(聞いた)方だけのお楽しみなので具体的に書けませんが、あとがきのオチが好きです笑。叶えばいいですね。一報を待ってます🫶
  • 2026年2月12日
    ようやくカナダに行きまして: 文藝春秋
    何歳から何を始めても遅すぎるってことはないんだな。何か励まされる。 -------------------- 芸人の光浦靖子さんがバンクーバーライフを綴ったエッセーです。 Audibleのおすすめでもよく見ましたが、このReadsアプリでも皆さんめちゃくちゃ聴いてらっしゃいますね。 ご本人朗読です。文章の展開というか飛躍が私の感覚とちょっとだけ合わなくてプチ混乱したり、会話と地の文との読み分けがほんのちょっとだけ分かりにくかったりはありましたが…。「本人の言葉を本人の声で」という圧倒的アドバンテージの前にはマジで些細すぎることです。いや、もうこれは本人から直接話を伺ったと言っても過言ではないのでは🤔(過言です、冗談です) 飾らず、格好つけず、親しみやすい文章です。大変なことは大変だと、泣いたと、いいこともあったと、楽しいと書かれていて、カナダの様子や光浦さんの暮らしをありありと思い浮かべることができます。「手続きお遍路」とかちょっとした言い回しも好きです。 私がお仕事小説が好きなのは「自分では想像もできない日常を見られる」ことが好きだからじゃないかな。だから留学記も旅行記も体験記も割と好きなのだと思います。 夫の好きそうな本じゃないけど、やんわりお薦めしてみたいなー。 家族への推薦度★★★★☆
  • 2026年2月12日
    風呂ソムリエ
    風呂ソムリエ
    「これは経費で落ちません!」より先に「風呂ソムリエ」読んだ方羨ましいなー。順番読み、体験したかった。 -------------------- 風呂好きな派遣社員ゆいみはスーパー銭湯で入浴剤開発に携わる美月と知り合い何故か〝カワイイ〟要素のアドバイスを期待されて美月の開発の相談に乗ったり入浴剤のモニターをすることになったりして?! 裏表紙に書いてある内容からもっと開発やお仕事に寄った話だと想像してました。不器用恋愛の微笑ましくももどかしい話に仕事というスパイスを添えて、という感じでしょうか。そこそこ面白かったけれど、思ってたのとだいぶ違いました😅 (私は、お仕事と恋愛の比率が経費の方が好みです) 「これは経費で落ちません!」のエピソードで、研究所の受付の人が出てくる話がありました。社員と結婚して辞めた先輩が話に上って…妙に裏設定が詳しいなと思ったのよ! 元祖「風呂ソムリエ」を先に知ってた方は、あの回はボーナスみたいにニヤニヤしたでしょうね。 まぁそれを言うなら美月や格馬が出てくる時もそうかもしれませんが。この二人、経費とソムリエで印象違ってびっくりしました。幼かったり不器用だったり。そして、この先は経費で知ってるのでニヤニヤしちゃいます笑。 他にも「初っ端からこの人出てくる?!」と思わせながらただの通りすがりで終わってたり、仕事できない人が〝できる風〟に出てきて驚いたけど性格の悪さが通常運転すぎて笑っちゃったり。 「これは経費で落ちません!」を聴くのに面白さを少し上乗せしてくれる一冊でした。 家族への推薦度★★☆☆☆
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