

なこ
@nonbibiri75
誰かに紹介するような気持ちも込めつつの読了記録をつけてます。ペースはのんびり。
これから読む本も公開(一度消して新規に感想書きます)。
よろしくお願いいたします!
- 2026年2月20日
- 2026年2月20日
- 2026年2月19日
君のクイズ小川哲借りてきた読み終わった感想ミステリとして面白かったのは確か。 (イヤミスまでは行かない、けど、何かモヤァ💭) -------------------- クイズ大会の決勝戦、最終問題で問題が一言も読まれないうちに正解した本庄絆は自力で正解したのかヤラセだったのか。対戦相手だった三島玲央は検証を始めます。 時間軸はゆっくり進むのに情報が満載で、ちょっと読んだだけのつもりがページ数はごっそり進んで。何か不思議な読み心地でした。 思考って変な連鎖があったりポーンと飛躍したりしますよね。そんな他人の思考を覗き見ている感じが面白かったです。本庄絆はなぜあんなことができたのかという謎解きも理にかなってて納得、お見事でした。ただ、私は本庄絆に対する印象が「感じ悪ぅ」で終わったのですよね。何を目的にして何を分析するかの違いがあっただけと言えばそこまでなのですが。 うーん、面白かったし良い本なんですが、謎解きと反して感情はスッキリしなかったです。何か嫌だなぁという感じ😅 家族への推薦度★☆☆☆☆ 最後にひとこと。クイズプレーヤーがボタン押してから考えるのを「勿体ぶってる」と思ってたので、そうじゃないらしいと知って認識を改めました。次にテレビのクイズ番組などを見る時は注目してみたいと思いました。 - 2026年2月16日
ようやくカレッジに行きまして光浦靖子audible感想聴き終わった大変だけど美味しそう😋 -------------------- 前作「ようやくカナダに行きまして」は「英語〝を〟勉強する話」で、今作「ようやくカレッジに行きまして」は「英語〝で〟勉強する話」と言えるでしょうか。光浦さんがリスニングに苦労されながら料理専門学校に通い、良くも悪くもいろんなシェフに教えを乞いながら一つ一つ課題をクリアしていきます。 私は料理苦手だし料理人の知人もいないので(何なら留学した人の話もあまり聞いたことないので)、カレッジのあれこれは新しい世界で聞いててめちゃくちゃ興味深かったです。 聞き取れない、意図が分からないと自虐的に語っておられますが、誰かの助け(やっぱり英語)を得てどうにかなったり、1対1だとシェフと会話ができてたり…うん、多分レベルアップし続けてそうですし謙遜ですね! (もちろんめちゃくちゃ努力されてることは前提で👏) カレッジの単元について書かれている合間に日常のことを取り上げた章もあります。性格が変わった、生きるための心構えが変わった、と。英語力獲得に加え、生きづらさを解消するほどの荒療治🙄 光浦さんだけでなく留学した方々すべての皆さんを尊敬✨と思いました。 家族への推薦度★★★★☆ これは読んだ(聞いた)方だけのお楽しみなので触れませんが、あとがきのオチが好きです笑。 - 2026年2月12日
ようやくカナダに行きまして: 文藝春秋Audible Studios,光浦靖子audible感想聴き終わった何歳から何を始めても遅すぎるってことはないんだな。何か励まされる。 -------------------- 芸人の光浦靖子さんがバンクーバーライフを綴ったエッセーです。 Audibleのおすすめでもよく見ましたが、このReadsアプリでも皆さんめちゃくちゃ聴いてらっしゃいますね。 ご本人朗読です。文章の展開というか飛躍が私の感覚とちょっとだけ合わなくてプチ混乱したり、会話と地の文との読み分けがほんのちょっとだけ分かりにくかったりはありましたが…。「本人の言葉を本人の声で」という圧倒的アドバンテージの前にはマジで些細すぎることです。いや、もうこれは本人から直接話を伺ったと言っても過言ではないのでは🤔(過言です、冗談です) 飾らず、格好つけず、親しみやすい文章です。大変なことは大変だと、泣いたと、いいこともあったと、楽しいと書かれていて、カナダの様子や光浦さんの暮らしをありありと思い浮かべることができます。「手続きお遍路」とかちょっとした言い回しも好きです。 私がお仕事小説が好きなのは「自分では想像もできない日常を見られる」ことが好きだからじゃないかな。だから留学記も旅行記も体験記も割と好きなのだと思います。 夫の好きそうな本じゃないけど、やんわりお薦めしてみたいなー。 家族への推薦度★★★★☆ - 2026年2月12日
風呂ソムリエcake,青木祐子借りてきた読み終わった感想「これは経費で落ちません!」より先に「風呂ソムリエ」読んだ方羨ましいなー。順番読み、体験したかった。 -------------------- 風呂好きな派遣社員ゆいみはスーパー銭湯で入浴剤開発に携わる美月と知り合い何故か〝カワイイ〟要素のアドバイスを期待されて美月の開発の相談に乗ったり入浴剤のモニターをすることになったりして?! 裏表紙に書いてある内容からもっと開発やお仕事に寄った話だと想像してました。不器用恋愛の微笑ましくももどかしい話に仕事というスパイスを添えて、という感じでしょうか。そこそこ面白かったけれど、思ってたのとだいぶ違いました😅 (私は、お仕事と恋愛の比率が経費の方が好みです) 「これは経費で落ちません!」のエピソードで、研究所の受付の人が出てくる話がありました。社員と結婚して辞めた先輩が話に上って…妙に裏設定が詳しいなと思ったのよ! 元祖「風呂ソムリエ」を先に知ってた方は、あの回はボーナスみたいにニヤニヤしたでしょうね。 まぁそれを言うなら美月や格馬が出てくる時もそうかもしれませんが。この二人、経費とソムリエで印象違ってびっくりしました。幼かったり不器用だったり。そして、この先は経費で知ってるのでニヤニヤしちゃいます笑。 他にも「初っ端からこの人出てくる?!」と思わせながらただの通りすがりで終わってたり、仕事できない人が〝できる風〟に出てきて驚いたけど性格の悪さが通常運転すぎて笑っちゃったり。 「これは経費で落ちません!」を聴くのに面白さを少し上乗せしてくれる一冊でした。 家族への推薦度★★☆☆☆ - 2026年2月7日
試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。尾形真理子audible感想聴き終わった掬った手の中にある大切な恋を、そっと見せてもらえた感じ。 -------------------- 女性が内省する恋愛小説でした。男性はほぼ回想か通信先での登場かな? 存在感はあるんだけど〝もう一人の主人公〟ではなく〝脇役〟です。本当に見事なまでに脇役。読んでてちょっと新鮮。 登場する女性たちは皆同じセレクトショップのお客様です。いろいろな思いを持ちながら服を選び、試着し、気づきを得て、一歩踏み出すようです。ファンタジーっ気ゼロなのに試着室の中や服の持つ力が魔法めいてました。 ぶっちゃけますと甘い恋も苦い恋も、健全な恋も気怠い恋も描かれてました。だけどどの女性も優しい気持ちや普段表に出ないような感情をそっと見せてくれたみたいに感じます。くすぐったく恥ずかしくなるような気持ち。あたたかくてこちらまで前向きになれる読後感です。 Audibleで5時間以下と短めで聴きやすかったですし、恋愛小説好きな方にはオススメです。 家族への推薦度★☆☆☆☆ (そして私の家族は恋愛小説あまり好きじゃなさそうなんだな🥲) - 2026年2月6日
鎌倉駅徒歩8分、空室あり越智月子借りてきた読み終わった感想最初あまり好きじゃないと思ったのに、最後には優しい気持ちになった本だった。 -------------------- 鎌倉の洋館でカフェをしている香良の元に友人の三樹子が転がり込んできて、三樹子は洋館の余った部屋を貸そうと香良を強引に説き伏せシェアハウスの住人を募集、チラシやSNSを見て一人また一人とやってきて…なミドル女性のシェアハウスの話。 登場順に語り手なのも面白いです。面倒臭い人が多そうなの嫌だけど、コーヒーもカレーは美味しそうで住みたくなっちゃう。 中年以降女性の解像度が高過ぎます💦 空気を〝読まず〟無遠慮に距離を縮めてくる図々しさ、他人と暮らすのに難儀するほど確立されている生活リズム、身軽だけど老いがうっすら体に現れ始めること、所謂〝普通〟と違うよすがのない不安定さ。だけどその〝普通〟に縛られない自由もあって。 あゆみ以上香良未満の年齢からすると本当に生々しくて嫌になっちゃう。ずっと不快感と憧れが混ざった気持ちで読んでました。 このシェアハウス自体も敬遠したい気持ちと憧れる気持ち半々。 三樹子の距離感や里子の察してちゃんぶりに微嫌悪感持ったり、みんなが抱えているものが見え始めた時「悪い奴じゃない」と思ったり。傷や秘密があるからみんな優しいです。 うん、やっぱ優しい良いお話でした。 家族への推薦度★★☆☆☆ - 2026年2月4日
これは経費で落ちません! 12 〜経理部の森若さん〜uki,青木祐子audible感想聴き終わった社内婚約で本人たちも周りもざわざわ。浮き足だった感じが楽し。 -------------------- 結婚準備編(と私が勝手に呼んでいる11巻)を経て、天天コーポレーション経理部の話に戻ってきました。…まぁ今回はあまり数字や経理の話が出てこなくて社内あれこれお仕事小説みが強かったです。 日常業務の合間に、会社での結婚手続きが入り込んできます。沙名子の「考えないままに慣例で女が不利益を被るのは嫌」って感覚はすごくよく分かります。「直接じゃなくても社員の家族である専業主婦にフリーライドして成り立つ社会」…日本の構造やばいっすね。 基本お仕事小説で、健全な恋愛模様も楽しめて、軽く読めるお話で…のはずですが沙名子の考えは筆者が社会問題に斬り込んでいるよう。私頷きっぱなしでした。 沙名子に相談できる相手がいてよかったです。 小林課長、この小説の中で一番化けたんじゃないでしょうか。びっくり。 勇さんの分かりにくい思いやりや公式サイトのオマケ短編の様子、本当に幸せになってほしいですね🥹 そして太陽もますます良い男でした。お似合いの夫婦になりそうです。良いっ…!🫶 家族への推薦度★★★★☆ Audibleはここまでかー。紙で読むにしても未読分1冊しかないのかー。さみし。…聴き直す??🤩 - 2026年2月1日
これは経費で落ちません! 11 〜経理部の森若さん〜uki,青木祐子audible感想聴き終わった本編なんだけど、仕事の話じゃなくて結婚一連の流れ編。面白い! 公式サイトの短編もいい。鎌本…不憫🤣 -------------------- 天天コーポレーション経理部の森若さんの、今回は仕事の話じゃなくて結婚の話です。 まずね、サブタイトルからしていつもと違います。いつもは経費で落ちるか落ちないか落としてとか、お金を想起させる長め文章のサブタイなのに。今回はサブタイがそのまま結婚タスクです。 「沙名子は家事は完璧、料理もうまい。収入は2倍、車が買える」ってアホな内心を読者に披露した太陽にはちょっと殺意が湧きました笑🔪 沙名子の危惧した通り、家事フリーライドする気満々じゃないか😠 でも「沙名子だもんなー」といろんなこだわりを分かってくれて尊重してくれる太陽はやっぱりいい男です。 お互いの家族に紹介するところが、こんなに笑わせてくるとは思いませんでした。本当に声出して爆笑しちゃったわ…。あ、詳しくはぜひ聴いて(読んで)いただいて😊 友達、職場…二人きりの秘密でなくなっていくのが結婚ですよね。未婚の人は解像度上がって面白いと思いますし、既婚の人は我がことを思い出して楽しめる本ではないでしょうか。 家族への推薦度★★★★☆ 紙の本でどのくらい続いてるのか確認したところ13巻。Audibleは12巻までなのであと1冊です。さみし。で。公式サイトに11巻のオマケ掌編ありました。だから希梨香はムカついても嫌いになれないんですよ。 - 2026年1月29日
完全版 あらしのよるにきむらゆういち,あべ弘士借りてきた読み終わった感想絵本は子供のもの、微笑ましいものなんてナメててごめん。これは立派なシリーズ小説だわ。 -------------------- あらしのよる、洞窟に駆け込んだ一匹と一匹。お互いの見えない真っ暗闇で話しているうちに仲良くなり遊ぶ約束をしました。会ってみるとヒツジとオオカミでした😳 流行った当時、映画だけ見ました。まさか7巻も続いてるとは知らなかったですけど。 多分絵本はカラーだと思うのですが、この本はモノクロ収録でした。だから司書さんが「絵本じゃなくて完全版ですか?」って聞いたのかな🤔 意外と文が多いので、絵本というより児童書のようです。 で。 冒頭の通り子供向けだとタカをくくってたわけですよ。微笑ましいんだろう、チョロいんだろう、教育的説教感あるんだろう、と。 実際は、友情、本能、葛藤、自我、強調圧力、自己犠牲…こんな短い文や短い物語にどれだけ詰まってるんだか😳 普遍的なテーマに説教くささはなく、おかしみすら感じます。まさかの読み応えのある作品でした。はぁぁぁ、こういう物語だったのですね。 (なお、シリーズ小説みたいに感じた理由の一つに「途中から読んだら分からんだろコレ😅」という思いもあったり) 本の最後に作者対談が収録されていて、私の感じていた要素がきちんと言語化されていたので「やっぱりそうだったよね」とスッキリしました。 ちょっとだけワードを抜粋します。 ・「本能と理性」 ・「二人芝居」/「小さな社会」/「個人と組織の問題」 ・近松門左衛門の世界 ・二匹が力を合わせて困難を乗りこえる→片方の心が変わってしまったらどうなるか ・人生は、長いか短いかだけじゃない。命をかけていいと思えるものを見つけただけでも、生まれた甲斐がある。 歌舞伎を見に行くための予習で読みましたが、観劇が本当に楽しみになりました😊 家族への推薦度★★★★☆ (一緒に行く夫にも読んでほしいけど、予習せずまっさらで歌舞伎を見たいとのこと) - 2026年1月28日
ババヤガの夜Audible Studios,王谷晶audible感想聴き終わったこの作品は確かに面白かった! けど、ヤクザ関係作品は当分結構です、という気持ち😅 -------------------- ほら、ダガー賞って話題になったあれです。Audibleで聴けるようになってました。 ヤクザの元に無理矢理連れてこられた女性がお嬢様のボディガードにさせられる話です。 8割方〝痛い〟描写です。格闘だったりリンチだったり筋通したり、例え話さえも痛い。徒手格闘に少し聴き慣れたと思う先から残酷な描写が差し込まれてヒイッ😱となります。つらい… すぐ先の悪い展開をありありと想像させる筆致も苦手だと自覚しています。 でも、それだけのただのノワール小説ではありませんでした(ダガー賞ってミステリーらしいので、そりゃそうか笑)。私は全く気づかず、途中でメッッチャクチャ驚かされました。そこからは展開もこちらの聴取スピードも一気でした。 いや、ほんと「天晴れ!」です。 家族への推薦度★★★☆☆ (ちなみに、夫は私より後に聴き始めて先に聴き終わってました。すごく面白かったそうです) - 2026年1月25日
海神の島池上永一借りてきた読み終わった感想この癖の強すぎるお話が、本当にクセになるのよ笑。 -------------------- 推し作家・池上永一さんの本です。有名なところでは舞台化・ドラマ化された「テンペスト」を書かれた方です。沖縄の文化や歴史や宗教観と俗まみれな欲望を掛け合わせた物語が持ち味だと思います。…何で数年間もこの本の存在に気づかなかったんだ私🫠 今回のお話は「オバァの遺産を相続するための三姉妹宝探しバトル」でした。 池上作品の醍醐味は、野望に忠実で手段を選ばず少々下品だけどブッ飛んだバイタリティを持つ女性の活躍です。三姉妹とも色んな意味でパワフルでしたが、今回は一人がだいぶマトモな人間として描かれていたので読みやすかったです。お互いのことを「エロ」「処女」「ロリ」と呼んで罵りあってるのをマトモと言っていいのかは謎ですけど😂 大きい爺ちゃんの残した宝とは。どこに隠されているのか。歴史や領土や琉球宗教観を交えて真実に迫っていく様子は本当にワクワクしました。登場人物に語らせた政治観は著者の考えを反映してるのでしょうか。説教くささが透けてげんなりしかけた箇所もありましたが、割と共感できる説なのでまぁ問題なし。 お宝は誰が手にしたか、どうする予定か、ラストも好きな感じでした。ああ良い本読んだ😊 念のためお伝えしますと、私は大好きなんですが倫理観と性的にちょっとアレなんですよ。読み手の心理ハードル「低」くて世「俗」感あふれる、「低俗」な読み物です。あ、「高尚」を少し揶揄しつつの池上作品への褒め言葉です。人に薦めると品格を疑われるんじゃないかと心配で、強くは推せません💦 でも好き。 家族への推薦度☆☆☆☆☆ - 2026年1月19日
モモミヒャエル・エンデ,大島かおりaudible感想聴き終わったストーリー展開こそ児童書なんだけど、テーマは大人の方が身につまされる気がする。 -------------------- いつの間にか円形劇場に住み着いた小さなモモと周りの人々の平和な暮らしがあって、日常を脅かす灰色の男たち(時間どろぼう)が現れて、モモが立ち向かう話です。 子供の頃以来の再読でした。当時の記憶は「灰色の男が出てきてからが止まらない」ということだけ笑。ほんと「十二国記」の「ネズミが出るまで耐えろ」みたいなもんで、灰色の男たちが関わるまでの「ザ・児童文学」は今回もそんな面白いとは思えませんでした🤫 でもこのパートの登場人物とモモとの関係を踏まえないと、後半の面白みが減ってしまいます。耐えろ! 今回は灰色の男が出てきて「来た来たー!!」と思ったところからが怖くて寒気がしました。灰色の男が「削るべき時間」をプレゼンするシーンがあるのですが…いやいや全部必要で何一つ無駄な時間じゃないでしょ。聴きながら「だめ😱」「嫌ぁ😱」と独り言漏れました。時間を貯蓄し始めた殺伐とした大人はまさに我が身だと恐ろしくなりました。 異世界ファンタジーと思ってたらテレビやラジオや飛行機が出てきて、意外と現実と地続きだなと驚いた部分もあります。1970年代の本とのこと、当時の様子の暗喩でもあるのでしょうか。普遍的、現代的というかまるで予言書です🥶 モモが誰と出会いどう立ち向かったか、お話の刺激度としてはあまり強くないです。子供にとっては単なる面白い冒険譚なのかもしれません(私はその感情の記憶だけ残ってましたし)。 大人になった今、タイパや効率性や時短ばかりにとらわれている自分を顧みたり、「時間溶けたー」と思いながらやらかしてしまったダラダラも豊かな人生のために必要なのだと実感したり。「ただ児童書を読む」を超えて「自分ごととして思いを致しながら読む」という、深い読書体験になりました😊 大人にこそオススメです。 家族への推薦度★★★★☆ Audibleの感想を少し。 高山みなみさんの落ち着いた地の文の声はとても聴きやすかったです。会話になると途端に大きくなったり小さくなったりして音量調節に手を取られましたが、キャラクターの数だけ声色がありました。まぁコナンやキキやウルスラがチラつくんですけど、やっぱみんな別人でした。声優さんってすごいんだな。 - 2026年1月9日
借りてきた読み終わった感想「ああ、私こういう恋愛小説が一番好きなジャンルだった」と再確認できた気分。 -------------------- 知世と年上バツイチの椎名さんが少しずつ惹かれあう恋愛小説です。タイトルにある「薬」は椎名さんの持病を表しているのだと思います。病気は二人の関係において難しい問題ですが、少しずつ距離を縮めていきます。どことなく気だるげで投げやりで、でもとても丁寧な日常が描かれています。 憧れるような、我が身には起こってほしくないような、中身は情熱的で表面温度は心地よい温かさの、大人の恋愛。不器用な人たちの精一杯生きて関わって変わっていく恋愛。 こういうのいいなぁ☺️ やっぱり私こういうお話が好きなんだな。 …とはいえ、知世の家族の話だけはちょっと生々しくて私にとっては読んでて心が痛くなる箇所でもあり。すごく好みのテイストなんですが、再読しようと思えるのはうんと先のことだろうなと思います。 家族への推薦度★☆☆☆☆ (この系統はあまり好まないっぽいので推薦度は低め) - 2026年1月8日
これは経費で落ちません! 10 〜経理部の森若さん〜uki,青木祐子audible感想聴き終わったこの巻は全編を通して税務調査一色。長編ぽさがあって新鮮。 -------------------- 天天コーポレーション経理部森若さんが税務調査で先輩後輩と悪戦苦闘する話。 国税庁から過去の調査をされているので、ヒアリングで過去の話がたくさん出てきます。ちょっと懐かしい笑。 内心慌てたり半ギレしたりの沙名子は、本当に表に出ない🤣 淡々とポーカーフェイスでいつも通りの返答、できる人なんですよ森若さん。 (ちょっとネタバレかも?👇) 今回のお土産みたいな暗躍がたまにまじるのも面白いです。 そんな沙名子は恋にまで淡々とポーカーフェイスなんですが、ちゃんと太陽のこと大好きなのが分かる心の声にニマニマしちゃいました。そっかそっか☺️ 沙名子の個性や弱いところを分かって受け止めてる太陽がいてくれたことも本当に良かった。…しかしプロポーズが何であんなぐだぐだに拗れかけるかなぁ🤣 太陽サイドで結婚するらしいって噂が出たところで次巻へ続くなので、今後の展開は本当に期待です🫶🏻 家族への推薦度★★★★☆ (私がどハマりしてるんだから、夫も聴いてくれたらいいのになぁ🤔) - 2026年1月3日
これは経費で落ちません! 9 〜経理部の森若さん〜uki,青木祐子audible感想聴き終わった太陽へ。 尊い発言にテンション上がったけど、よくよく考えたら衝動過ぎるだろ?タイミングどうかと思うよ?😇 一読者より。 -------------------- 言わずと知れた、天天コーポレーション経理部の森若主任のお仕事小説です。9巻。 日常小説みがあるのに、繰り返しではなく新たな切り口の経理話は全く飽きません。 トナカイ化粧品からの新メンバーはだいぶ馴染んできた感じがあります。もう一つの合併先ブルースパは内情話が全然違って面白かったです。千晶ちゃんと鎌本は、悪人出てこないこのお話の中で「ちょっとイヤだなー」と思うキャラクターです。 いや、まじで鎌本🔪 沙名子が嫌な思いをした時に太陽がいて本当によかったです🥺 まぁ、太陽は太陽で「は?今?😇」って行動を起こすのですが。すてきなことなのですが。…は?? 望まざる大きな仕事のとっかかりエピソードで終わってるので、仕事も二人の恋も次巻期待です! 家族への推薦度★★★☆☆ お約束の真夕ちゃん語りのエピローグ、今回めちゃくちゃ良かったです🥹 まさかの、ここが一番のおすすめポイントかもしれない笑。 - 2025年12月31日
成瀬は都を駆け抜ける宮島未奈読み終わった買った感想2025年の読み納め本(23:55読了💦)。 無事に、25年中に成瀬全3作を初読した贅沢者になりました(*´艸`) -------------------- 京大生・成瀬あかりのゴーイングマイウェイな日常。成瀬以外の周りの人視点で描かれている小説第3弾にして最終巻(らしいです。信じたくないですが)。相変わらず成瀬本人が知らないうちに関わる人を元気づけてます。 まずは「ああ、表紙。なるほど」と思わされます笑。それから森見登美彦作品が気になって気になって仕方なくなります。北野天満宮に行きたくなったり。親の愛を感じて温かい気持ちになったり、淡い初恋に悶えたり。そして島崎との縁は、成瀬の人間関係が広がっていってもやっぱり特別なのだと再確認できます。 …ね、面白い本だって思うでしょ?😊 これで最後だなんて寂しいです。良い終わり方で潔いんだけども。 作中で出てきた「太陽の塔」が未読なので、近いうちに読まねば✊です。 家族への推薦度★★★★★ (夫は多分Audible待ちかな笑) 余談ですが、読んでる最中に紅白で三山ひろしさんのけん玉やってました。夫にも「これだよ、成瀬が出たやつ笑」(※2作目の話)と教えて、2人で妙な納得感を得ました🤣 - 2025年12月30日
借りてきた読み終わった感想知識欲満たされる面白さ…のはずなのに、ほぼ記憶に残らなかった。オヤジトークめ…😂 -------------------- 「僕には鳥の言葉がわかる」をAudible読了して、ふとこの本を思い出しました。刊行当時話題になりましたよね。癖のあるタイトルに惹かれやすい質なので記憶に残ってました。 著者の川上先生は、この本を読む限り生態系を調べる学者さんのようです。鳥がどこから来てすみついたか、隣の島と同じ由来か、出来立ての島でどうやって繁殖していくか。鳥の体についての専門的な話を交えつつ、小笠原諸島でのフィールドワーク(サバイバルエピソード満載)が語られています。 興味深い話がたくさん書いてあるんですけどね、1ページに1カ所以上ある〝くすぐり〟がインパクト強すぎて🤣 話が逸れるたびに主題の影が薄くなります笑。待ってよ、どこのオヤジが書いたのよ! えっと、プロフィールは…1973年生まれ、刊行は2017年。あー、44歳は人によっては(以下自主規制🤫)。 おじトーク平気な方でしたら、約10年前の世界観は古びるギリギリなので、少しでも早くお読みください。面白いですよ😊 (※古びるギリギリはアラフォの私の感性で、平成は古いと感じる人もいるかもしれませんが) 家族への推薦度★★☆☆☆ - 2025年12月27日
PRIZE-プライズー村山由佳audible感想聴き終わった建前を取っ払った自我や欲は、ともすれば悪役のよう。激しい感情に中てられた… -------------------- 直木賞が欲しい作家を主人公に、出版業界や文学賞の裏舞台を見せつつ、主人公=人気作家・天羽カインは直木賞を取れるかどうかの濃密な過程を描いています。 天羽先生、初登場で外面いい人すぎるなーと思った勘は大当たりで身内に厳しい! 一見悪役かってくらい厳しいですが、自分の気持ちに正直に「してほしいこと」を伝えてるだけなんですよね。(それでも性格は悪い方かと思いますが😅) いくつもの出版社に担当編集がいて、彼ら彼女らの個性もなかなかです。先生に仕えるような立場でありながら編集者なりの自我や欲が見え隠れして、それがやっぱり見方によっては悪役寄りに見えてしまったり。みんな本当は悪い人じゃないのに。ヒールになったとしても自分の信念に従っていたからで(意外な人が意外な考えで意外な一線の越え方をしたり🫢)。 この剥き出しの感情に晒され続けて、すっかり中てられてしまいました。すごい、怖い、疲れた😮💨 いや、でも怖くても気になって気になって止まらなくなるタイプの本なんですよコレ。 賞選考のスケジュールや方法が詳らかに書かれているのも大変興味深かったです。報道で受賞しか見かけないですけど、半年まるまるかかるような長期プロジェクトなのですね(今更な感想)。 さて、天羽カインは直木賞を取ったのでしょうか?🤭 家族への推薦度★★★☆☆ 村山由佳先生といえば、JUMPブックスのファンタジー冒険テイストやおいコー、天使シリーズや鴨川エッセーは拝読してまして。登場人物の恋愛模様がない本読んだのは初めてかも! テイスト違いすぎてびっくりしました。
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