ヒロインたちの聖書ものがたり

ヒロインたちの聖書ものがたり
ヒロインたちの聖書ものがたり
福嶋裕子
ヘウレーカ
2020年10月6日
1件の記録
  • りなっこ
    りなっこ
    @rinakko
    2025年6月20日
    再読。エデンの園を追われるエバから、復活のイエスに会ったマグラダのマリアまで、女性を軸に聖書全体を俯瞰する試みがとても面白い。古代の男性中心文化における「他者」の視点で、様々な難儀が降りかかったヒロインの姿が浮き彫りになる。 王国の実権を握るアタルヤ、救いのない物語の名もない少女、イスラエルの神に運命を賭ける自由なラハブ、大国の指揮官を殺めるユディト。忌み嫌われた王妃はそんなに邪悪だったのか…。 “マグダラのマリアが娼婦だったというのはファンタジーにすぎない” が、何故そのような誤読が中世において定着したのか。
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