Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
りなっこ
りなっこ
りなっこ
@rinakko
寒がり変温動物。にょろにょろしている。本を読む。 アイコンは、以前お迎えした “わたくしは誰でもない。あなたは誰?” のエミリー。
  • 2026年8月25日
    旅から生まれた名画
  • 2026年8月24日
    夜果つるところ
    堪能した。『鈍色幻視行』を読んだ際に作中作の小説がとても面白そうで、何より私の好きそうな雰囲気が伝わってきて、この話も一冊の本として読めるのか…と嬉しくて想像も膨らんだ。 瑕のある作品ではあるけれど、その瑕をも含めて一部の人たちから偏愛されてきたという設定にも納得がいったし、あとがきにあるように、飯合梓という虚構の作家が書いたという態だから耽美に振り切った作風もありだったのか…と得心した。どこか上の空のような墜月荘の日々と、そこで流れた夥しい血と滅びゆく間際の凄絶な美しさのことを思って、夜の余韻に浸る。
  • 2026年8月21日
    サタンタンゴ
    サタンタンゴ
    素晴らしかった。暗鬱で息が詰まりそうな解きにくい文章に、絡め捕られていく(其処彼処に蜘蛛!)読み心地。ぐねぐねした重たい文体そのものがとても好みだった。 希望を失い不遇をかこちつつ、「自分たちの手の内で崩壊していくものを阻止して」くれる(であろう)イリミアーシュを待ち望む人々は愚かしく、そこにつけ込まれる。一瞬、それならそれでもよかったのでは…と思いきや、円環は閉じて救いはないらしい(え、そういうことなの…と愕然としながら幾らでも反芻できる)。あまりにも周到な罠が、あった。 “悪魔は完全な勝利をおさめていた”
  • 2026年8月19日
    緑のカプセルの謎
    緑のカプセルの謎
    再読。10年ぶりで面白かった。冒頭の、登場人物たちが旅先で訪れたポンペイでの一幕が不穏な導入で、廃墟の雰囲気も相俟って印象的で好きだった(と、思い出した)。 毒入りチョコレート・ボンボン事件、人の観察力のあてにならなさを実証するための実験と称する寸劇、その最中に実行された大胆過ぎる殺人。そしてフェル博士による毒殺者についての講釈…と、カーを読む楽しさを満喫した。
  • 2026年8月17日
    なにも見ていない
    なにも見ていない
    面白かった。イタリア・ルネサンスを専門とする美術史家による絵画論。なのだが、書簡だったり対話の形式だったりして、軽妙な語り口が意外で読みやすかった。とりわけ印象深い章は、「カタツムのまなざし 《受胎告知》」、「マグダラのマリアのヘアー」と「巨匠の目 《ラス・メニーナス》」。
  • 2026年8月14日
    遠近法
    遠近法
    流石のローラン・ビネ、頗る面白かった! どこか憂鬱で歪なマニエリスムの絵画に惹かれていることもあり、ポントルモ殺人事件をヴァザーリが調査をしてその相談相手にはミケランジェロ…なんて、それだけで読みたいが過ぎる。 書簡体小説を読む醍醐味がぎゅっと詰まった内容で、スキャンダラスな絵画をめぐる幾人もの思惑と陰謀が渦巻きながら流れ着く先(文字通り?)へ引き込まれた。とりわけマリアの遠縁のおばさまカトリーヌ・ド・メディシスが、期待を裏切らない悪っぷりでよかったw ポントルモの苦悩については、今の世も変わらないのだろうな…と思ってしまう。 あと、ポントルモの日記も楽しみにしていたので個人的にツボでした。
  • 2026年8月8日
    天幕のジャードゥーガル 6
    “そもそも前に進むことが 本当に救いなんだろうか…”
  • 2026年8月7日
    ジンタルス RED AMBER
    素晴らしい読み応え。19世紀ロシア、農奴という虐げられる者の側に生まれた主人公ミーシャと、13世紀バルトで北方十字軍の不条理な殺戮によって家族を失った少年ジンタルス。ふたりの物語は交錯し、「在る」ことそのものの悲運にあらがう彼らの旅の軌跡が記される。 太古の地層から流れ出して海の旅をした琥珀が、海の青に染まることはない。そんな琥珀の中でも、とりわけ紅くあろうとする〈紅い琥珀〉にミーシャは惹かれた。心から自然に溢れてくる言葉を綴り、ただ己の感じたままを表現しようとしたミーシャの魂の在り方も〈紅い琥珀〉だった。
  • 2026年7月31日
    ささやく真実
    ささやく真実
    再読。淡い青緑色の瞳に誰もが魅了されてしまう美貌の女が、盗みだした強力な自白剤を使って、自宅でのパーティーを滅茶苦茶にする(そんなパーティーは嫌だw)。謎解きは流石の鮮やかさ。 “ちがいは表情にあった。ベイジルはそれを言い表わす言葉を探した。たぶん〝希望〟だろう。その絵が描かれたとき、彼女にとって人生はまだ新しく、将来の展望が開け、楽しみなことがずっと先まで続いていると信じていたにちがいない。”
  • 2026年7月29日
    鈍色幻視行 下
    頗る面白かった。久しぶしに読んだ恩田作品、心ゆくまで堪能して満足だ。 過去に幾度か映像化されかけたが、その度に死者が出るような事態が起きて頓挫してきたことから、呪われた小説とされてしまった『夜果つるところ』をめぐり、関係者たちが集う豪華客船の旅。主人公である小説家の梢は、彼らの話を聴いてこのテーマで本を書きたいと思っていた。 そも呪いとは何ぞや、真実とは…という問い、インタビュイー其々の話の深みと凄みに引き込まれた。女優の桂子が評した言葉にとても魅かれたので、『夜果つるところ』を読むのも楽しみだ。 (恩田さんの作品も、結構映像化されてるよね。小説が映像化されることへの作者の心情に触れている箇所を読んで、なるほど…と。)
  • 2026年7月28日
    鈍色幻視行 上
  • 2026年7月25日
  • 2026年7月24日
    シビラの書
    シビラの書
    面白く読んだ。何となく期待した作風ではなかったけれど、歴史小説としては関心のある時代背景でもあり引き込まれた。グーテンベルクが最初に印刷した書籍は聖書ではなかった。とすれば、そこにはどんな秘密の物語が隠されていたのか…。 彼の発明がただ喜ばしいだけのものとしては描かれていないことが、その恩恵を受ける未来にいながら胸に辛く残ってしまった。
  • 2026年7月23日
  • 2026年7月13日
    ドラゴン・ヴォランの部屋 (レ・ファニュ傑作選)
    再読。堪能した。渓谷の断崖に建つ古城や、アイルランドの森や湖の眺め、『ジェイン・エア』を連想する「ティローン州のある名家の物語」。ゴシック小説の流れを思わせる短篇、妖精譚、ジャコバイトに端を発しつつ可憐な娘の変貌に戦慄する話。そして表題作では、犯罪に巻き込まれているのに気付かない主人公が、美貌の夫人に焦がれて深入りしていく。
  • 2026年7月9日
    うたう百物語 Strange Short Songs
    再読。少し前に文庫化しているけれど、単行本の装幀がお気に入りだった。百の掌篇と短歌百首。生者と死者とあやかしと。怖かったり悍ましかったり、ざわりひりりと逆剥ける読み心地。
  • 2026年6月18日
    曲がった蝶番
    曲がった蝶番
    再読。面白かった! 犯人を覚えているつもりだったのに記憶違いで驚きもありw 既読のカー(と、カーター・ディクスン)の長篇の中でもかなり好きな作品。タイタニック号の沈没事故に端を発する疑惑、不気味な自動人形、魔女集会…といった雰囲気も堪能したし、“曲がった蝶番” が何だったのかがやっとわかる件はぞくっとした。
  • 2026年6月14日
    百人一首 うたものがたり
  • 2026年6月10日
    カーデュラ探偵社 (河出文庫)
    カーデュラ探偵社 (河出文庫)
    再読。
  • 2026年6月4日
    第二の銃声 (創元推理)
    第二の銃声 (創元推理)
    再読。面白かった…。満足。
読み込み中...