ミケランジェロの暗号

ミケランジェロの暗号
ミケランジェロの暗号
ロイ・ドリナー
ベンジャミン・ブレック
早川書房
2008年12月1日
2件の記録
  • あまね
    あまね
    @sennadasilva
    2025年6月21日
    お値段が良くて、電書化とセールを待ったけど、おそらくこれは電書にならないと諦めて図書館で借りた後、やっぱ欲しいと古本購入。とても持ち歩けんし、寝ながら読むのも重くて無理。図版もたっぷりだけど、行きつ戻りつがしんどい。装丁も紙の醍醐味満載で、表紙カバーは(外して)開くと(天井画の)ポスターになります。早川さんは頑張ったよ。でもね、両端のゼカリヤとヨナはいない。 原題:The Sistine Secrets: Michelangelo's Forbidden Messages in the Heart of the Vatican ダヴィンチコードとはまったく違うし、完全なるノンフィクション。著者ベンジャミンブレックはラビでありタルムードの教授なので、ユダヤ教がキーワード。礼拝堂絵画をユダヤ教という観点から観る。これがミケランジェロの真実であると私にはちょっと信じきれないし、おそらくユダヤ教キリスト教について通り一遍の素養しかないからだと思う。 ミケランジェロがなぜ筋肉と裸体、言うなれば肉体美?に惹かれたのかは、前半に書かれたミケランジェロの生い立ちから推察すると、古代ギリシャやローマの芸術が彼の示範であり、憧れだったんじゃないだろうかと思える。 そして、私がミケランジェロに惹かれる原因が、ごちゃごちゃとうるさいほど大人数の絵だからということに気づいた😊ノアの洪水で多すぎたから減らしたなんていけずー。ラファエロのアテネの学堂も好きだし、晩餐も少なめだけど好き😊一枚にごってり描かれてるのがいいらしいw
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