チーズの科学 ミルクの力、発酵・熟成の神秘

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- あるふ@alf08202025年6月28日途中まで読んだ8章以降本格的に科学で難しくて途中で断念。 チーズは簡単に作れるものだと思っていたけど、完成までかなりの工程がある科学の結晶のような複雑な食べ物なのだと知った。これからは多少値が張っても我慢出来るかも…。 様々な種類のチーズがどのように作られているのか説明されていて、入れる菌の種類や熟成期間の長さを変えるだけで全く異なる性質のチーズが作られることに驚いた。穴あきチーズのエメンタールチーズは炭酸ガスを発生させる菌を入れているから穴がポコポコあいているらしい。他にも洞窟で熟成させるチーズがあったりと、本当に個性豊かでこれらの食べ物を「チーズ」という一括りにするのはもったいない気がしてきた。 乳を固めて固体にするのは人間がチーズを作る時だけではなく、子牛の胃の中でも行われていて子牛の第4胃では乳を固めて小腸を通過する時間を長くすることで消化吸収を高めているとのこと。チーズは動物に生来備わっているしくみを利用して作られた食べ物って思うと神聖さを感じてくる。 筋トレについて調べているとよくみかけるホエイはチーズを作る際の副産物だと知った。牛乳って偉大だ。