イリアス・オデュッセイア (まんがで読破) (まんがで読破 94)

イリアス・オデュッセイア (まんがで読破) (まんがで読破 94)
イリアス・オデュッセイア (まんがで読破) (まんがで読破 94)
ホメロス
イースト・プレス
2011年10月31日
1件の記録
  • Ayako
    Ayako
    @aya_rb
    2025年7月1日
    子どもの頃に少年少女向けの『オデュッセウス』を読んだのが、遠い記憶の彼方。 マーガレット・アトウッド『ペネロピアド』を読んだところなので、改めて……と思ったら、図書館で漫画を発見! 人間と神が入り乱れる古代の世界観では、命なんてあってなきようなものに思える瞬間もあって、現代の感覚で読むと痛かったりつらかったり憤ったりしてしまう。ゼウスのありようは、現代のナニカ、に通じてしまう気がして、これまた少しぞっとする。 物語の面白さがあるのも確かだけれど。 そして漫画だと、諸々が洗浄されて良い話めいてしまう感じもある。ペネロピアドを読んだあとだから(語られなかった側の物語のを読んだあとだから)思うのかもしれない。十二人の女中たちへの言及もなく、やっぱりこれは改めて文字で読みたい。
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