ミロのことば 私は園丁のように働く

ミロのことば 私は園丁のように働く
ミロのことば 私は園丁のように働く
ジュアン・ミロ
イヴォン・タイヤンディエ
阿部雅世
平凡社
2025年5月8日
1件の記録
  • しまりす
    しまりす
    @alice_soror
    2025年5月31日
    ミロは究極の抽象を絵で表現する。 私にはわからない。ミロにとって理想の芸術は生硬で匿名性を帯びた作品だと言う手前、ミロの作品を観ればミロらしさがあるし、そもそも名が売れて肥大すること自体が理想の邪魔ではなかったのか。ただ、商業的に扱われることに抵抗があった故の発言なのだろう。そこはグラフィティーのアーティストたちの意図と通底する。 また、特段自分のメッセージを明確に伝えることにはこだわっていなかったと想像する。それぞれの感性で受け取る印象に委ねられる。私はというと、彼の絵を目の前にすると脳内が燃えるようで苦痛で目を背けたくなる。それは難解さ故でなく、見たくない部分まで凝縮した生の結晶だからかもしれない。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved