うちの執事が言うことには 7

うちの執事が言うことには 7
うちの執事が言うことには 7
高里椎奈
KADOKAWA
2016年3月25日
1件の記録
  • 神木紗由
    神木紗由
    @kamiki_sayu
    2025年7月12日
    ①「小人の住む館」。花穎君が憶測でモヤモヤして妙な結論に達する話。大変可愛らしい。 ②「開かずの赤ずきん」。衣更月の執事学校時代の友人、ヴァズがやってくる話。主従コンビの連携が光る。 ③「仔犬と骨」。私は猫派だけど守衛はかわいい。衣更月に脅かされた人はかわいそうね。 ④「幸福な王子と不動の執事」。花穎君が新入生オリエンテーションで大変な目に遭う話。高里さんらしい外連味が光る。 1番良かったのは④かな。花穎の課題(主に対人関係)にフォーカスしつつ、苦い失敗と仄かな希望を描いて、次の展開が楽しみになった。彼が日本の大学でどんなふうに過ごしていくのか、にこにこしながら見守ってしまいそう。この歳になると気分はいつだって雪倉(母)なのだ。
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