

神木紗由
@kamiki_sayu
しがない本読み。
嘘です、重度の活字中毒者で物語至上主義。
最近は持病の関係で昔ほどのペースでは読めない。
ここは読んだ小説だけ。蔵書管理はブクログです。
XのIDは@sayu_kamiki。ほぼ常駐しています。
- 2025年8月7日科学でわかるパンの「なぜ?」木村万紀子,梶原慶春読み終わった図書館
- 2025年8月7日
- 2025年7月31日
- 2025年7月23日BOOK WALKER読み終わった読み放題プランいよいよ最終巻だと思うと感慨深いですね。続編はあるけど。 ①「賢者の懐中時計」。主従回、花穎君と衣更月さんは随分「いい感じ」になったなあとしみじみしますね。可愛らしい。大人の思惑も垣間見えて良いですね。 ②「ロバの耳」。大学回、石漱君と呪いの絵の話。嗣浪先生がいい味出しているとともに、その役をお願いする花穎君の文句が素敵。そして鳳さんがすごすぎてすごい。 ③「野良犬と雀」。沢鷹兄妹回、アントルメ・アカメ近くの個人ケーキ店からクレームが入った話。沢鷹兄妹が赤目君に雇ってもらった経緯などを絡めつつ。沢鷹兄妹と赤目君が探偵をする回は手際が良いね。 ④「眠れる森の」。オールスター回、連続通り魔(?)事件。執事同士で情報共有してるの良いなあ。夏目君は災難だったとしか。犯人はまさかのあの人でびっくり。花穎君の立ち回りが堂に入ってきましたねえ。にこにこしちゃう。 ⑤「エピローグ」。大人の思惑再び。これはシリーズ全体のエピローグということでいいのかな。いやあ最初に比べて2人ともだいぶ打ち解けたなあ。まだまだ成長過程にあるこのコンビ、次シリーズも楽しみ。
- 2025年7月23日美食学者 朝倉の崇高なる推論サマミヤ・アカザ,真楠ヨウ読み終わった図書館①「隠し味のミステリー」。朝倉優樹准教授と編集者佐々木四葉、出会いの巻。マドレーヌを20個平らげて胃袋の頑健さを見せつける四葉さんと、イイ話でオチそうなのに落とさない朝倉先生。導入としてバッチリ。隠し味はまあ、愛情なのだなあ。 ②「血色の呪い」。まさに料理で科学だなあと思わせる一編。タネを知っているとどうということもないけど、登場人物がクセ強なので面白い。 ③「ポトフと対立、それから」。四葉さん、繁忙期にヤラレるの巻。3時間睡眠は労基に駆け込んだ方は良くないですかね。初めての諍いと、前情報と違ってちょっぴり胡乱な不破さん。そして朝倉先生の原点、水が合わない話。四葉さんはみんなに心配してもらえてて人柄の良さが伺える。 全体的にライトな語り口でサクッと読める。現代語口語体と言うべきかかなりラフな文体なので、人を選ぶかも。ブログっぽいと言うかなんと言うか。 プロセスチーズで1種類カウントは解釈違いだなあとか、新卒経理3年目でさすがにそうはならんやろとか言いたいことはあるけど、そこ突っ込むのも野暮かなあというタイプの作品。 面白かった。
- 2025年7月21日ハンティングエリア 〜船上の追跡者〜羽良ゆき,蔀シャロン読み終わった図書館極限閉鎖環境下からのサバイバルものなんだけど、不思議と重くない不思議作品。文体がなんかアドベンチャーゲームっぽい。『infinity』シリーズっぽさを感じた(話の内容は違うけど) 世界観と舞台、両方の描写が必要なため、(主人公視点からの)説明が多くなってしまうのも1つの要因かもしれん。 話がサクサク進むのでちょっと食い足りないとこもあるかなー、主人公だけじゃなく他の登場人物の内面描写も読みたかったな。共通言語を持たない相手との意思疎通に関しては良かった。特にラストバトル。
- 2025年7月19日
- 2025年7月16日嘘と隣人芦沢央読み終わった直木賞候補2025年上半期(第173回)直木賞候補作。 定年退職した刑事が主人公の短編集。 ①「かくれんぼ」 ②「アイランドキッチン」 ③「祭り」 ④「最善」 ⑤「嘘と隣人」
- 2025年7月16日
- 2025年7月15日ブレイクショットの軌跡逢坂冬馬読み終わった直木賞候補2025年上半期(第173回)直木賞候補作。 章ごとに語り手を交代してそれぞれの物語が進み、最終的に大きな流れが収束するザッピング方式の作品。文章表現が丁寧で読みやすいが、エピソードの魅せ方がもう少し食い足りない。「同志少女〜」の重厚さと比べてしまうのが良くないとわかってるんだけどね。このパターンの話づくりだと、最後に世間の狭さが浮き上がってしまうのもご都合っぽくてマイナスに見えてしまう。 と言うところが直木賞候補として読んだ感想。フラットな気持ちで読めば、とても面白い一冊。
- 2025年7月14日
- 2025年7月12日すばらしき新式食 SFごはんアンソロジーカシワイ,人間六度,新井素子,椹野道流,深緑野分,竹岡葉月,辻村七子,青木祐子,須賀しのぶ読み終わった図書館①深緑野分「石のスープ」 ②竹岡葉月「E・ルイスがいた頃」 ③青木裕子「最後の日には肉を食べたい」 ③辻村七子「妖精人はピクニックの夢を見る」 ④椹野道流「美味しい囚人飯「時をかける眼鏡」番外編」 ⑤須賀しのぶ「しあわせのパン」 ⑥人間六度「敗北の味」 ⑦新井素子「切り株のあちらに」
- 2025年7月12日うちの執事が言うことには 7高里椎奈BOOK WALKER読み終わった読み放題プラン①「小人の住む館」。花穎君が憶測でモヤモヤして妙な結論に達する話。大変可愛らしい。 ②「開かずの赤ずきん」。衣更月の執事学校時代の友人、ヴァズがやってくる話。主従コンビの連携が光る。 ③「仔犬と骨」。私は猫派だけど守衛はかわいい。衣更月に脅かされた人はかわいそうね。 ④「幸福な王子と不動の執事」。花穎君が新入生オリエンテーションで大変な目に遭う話。高里さんらしい外連味が光る。 1番良かったのは④かな。花穎の課題(主に対人関係)にフォーカスしつつ、苦い失敗と仄かな希望を描いて、次の展開が楽しみになった。彼が日本の大学でどんなふうに過ごしていくのか、にこにこしながら見守ってしまいそう。この歳になると気分はいつだって雪倉(母)なのだ。
- 2025年7月8日フレーバー・マトリックス 風味の組み合わせから特別なひと皿を作る技法と科学ブルック・パーカースト,ジェイムズ・ブリシオーネ読み終わった図書館@ 図書館前々から興味があったものを、ちょいと物書きしようと思った資料も兼ねて借りた。思ったより重くて大きくて大ボリューム。 どこぞで料理研究家必携の一冊みたいな煽りを見たがまさにその通り。料理に関心がある人は読んで損しない。チャートがわかりやすいし、自分が感じているフレーバーが言語化されているのはアハ体験をもたらす。気がする。
- 2025年7月6日
- 2025年7月6日うちの執事が言うことには 6高里椎奈BOOK WALKER読み終わった読み放題プラン花穎君受難の巻。割といつもか。 ①「シンデレラと身元鑑定人」。衣更月が可愛かった。花穎がいない場面で彼が不測の事態に煩わされる話は味わいがあって好き。 ②「蔵のネズミと鉄の鍵」。 ③「迷子の仔猫さん」 ④「夢見る執事と白鳥の子」 御当主さんはだいぶ貫禄がついてきた気がするんだけど、どうでしょうかねえ。
- 2025年6月25日片付かないふたり村崎なつ生,眩しい読み終わった
- 2025年6月24日
- 2025年6月22日
- 2025年6月17日
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