働きマン(1)

2件の記録
- barna-etsu@barba-etsu2025年7月13日読み終わった良かった!高ストレスの職場で実直に、ストイックに、不器用に仕事に取り組む女性を軸として様々な信念を持って仕事に取り組む人の働き方を上手に描いている。 働き方って、時短とか、リモートワークとか、時間とか場所の概念だけではなくて、コミットメントのあり方も色々なんだと気付かされた。 私は割と倫理観強めの家庭に育ち、どんな時も人には礼儀正しく、丁寧に、自分の機嫌によって相手に嫌な思いをさせることのないように、という育ちをした一方、社会人になって高ストレスの環境に入れられて、そんな聖人みたいなメンタル保つのがだいぶん難しい環境に置いていた。その中で、仕事上機嫌が悪い人もいて、理不尽なこともある、全員が大人で完璧な会社なんてない、その中で働くんだ、という言葉にガツンときた。そういうものとして受け入れて会社で働かないと身が持たない。 あと、「自分に正直に」と言われることが多い中、サラリーマンとして組織や上司の意向人間そう必要があったり、日々感情も揺らぐ中で「自分を誤魔化して仕事する」という描写があり、必ずしも肯定するものではないものの、みんなそうなんだな、と共感というか、それでやっていく部分もあるのかと、客観視できた部分もあると思う あそこまでサラリーマンの機微を上手にストーリー化できているのもすごいなと思いました