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barna-etsu
@barba-etsu
  • 2025年8月16日
    偽情報と独裁者 SNS時代の危機に立ち向かう
    たまにニュースでドゥテルテ政権の話は耳にしていても、つい最近までこんな政治体制だったとは全く把握しておらず、自分の社会情勢への関心のなさにびっくりすると共に反省した。 そしてこれらの政治体制がSNSのプラットフォームを利用して国民を操作した結果である、という著者の主張については、昨今の日本の選挙活動におけるSNSマーケティングの在り方を思い起こしたし、SNSマーケティングの戦略にはまらせない教育の在り方、法規制の在り方に取り組む必要性を痛く実感した。 この本ではSNSのプラットフォームが主なトピックだったけど、いまだと何のAIを利用するか、という点においても同じ課題があるのでは?とも思いつつ。自分が日々接する情報リソースの公平性、正確性、政治的背景を常に意識して、その情報の妥当性を判断するリテラシーを日々改善することが個人に求められているのかなと感じた本だった
  • 2025年8月12日
    夏目アラタの結婚(1)
    全12巻読み切った。。。面白かった。。。けどミステリーのからくりをちゃんと消化しながら読み進めないと、なぜ主人公がそこまで真珠ちゃんに入れ込んでいけるのか感情移入し辛く、もう一回読んだ方が良いのかな。。。と思います。 エンターテイメント性としては抜群、一方でメッセージ性という観点ではもうちょっとちゃんと読まねば難しいな。。。という印象
  • 2025年8月12日
    還暦不行届
    還暦不行届
    庵野監督の日常のエピソードを奥様の安野モヨコの視点で面白おかしくまとめた本。全体的に軽いタッチだけど、監督の作品に対するコミットメントというか、いかに作品を中心に監督の生活が動いているかを垣間見ることができる本。 あと、監督が余りにも一般的な日常生活を送ることに無頓着であることが面白いのではあるけれど、奥様としては相当気兼ねもし、健康に、長くクリエイターとしての生活が維持できるように努力されていることが読み取れます。その甲斐あってか監督の生活のあり方も長い結婚生活を経て変わっていく様は、夫婦って面白いなと思いますし、一方で私なんかが到底計り知れないお二人の間の葛藤もあったんだろうなと思います。 一瞬、この作品は監督のキャラありきで成り立つように見えつつも、これをエンターテイメントと消化しうるコンテンツに落とすことができる安野モヨコの力にも改めて感嘆です。
  • 2025年7月28日
    イスラエル 人類史上最もやっかいな問題
    イスラエル 人類史上最もやっかいな問題
    大分ボリュームがあり、読み切るのに時間がかかった。色々と専門用語がおり、紙で巻末の用語集を繰り返し読みながら見る形のほうが理解が進むかも。 イスラエル問題、日本にいると遠いようにも思える一方、毎日ニュースで流れることだから概ね把握しておかないとと思って読み始めたものの、あまりの問題の複雑さに閉口。この問題が解決される日が来るのか。。政治的に右に走っている世の中ではあるものの、またいつか和平が訪れるかもしれないも思いつつ、一方で政治という生物により一挙に社会の方向が変わることを考慮すると、和平が始まってもまた簡単に歪み合いも始まってしまうのかなとも思ってしまう。 現代においてもまだまだ民族間の紛争は無くなっておらず、世界を理解するためにはまず重要な一冊だったなと思います
  • 2025年7月28日
    4 Unique Girls
    4 Unique Girls
  • 2025年7月28日
    婚活マエストロ
  • 2025年7月20日
    婚活マエストロ
    主人公の中年ウェブライターが徐々に恋愛に誠実に向き合っていく様子が読んでいて気持ち良い。主人公が40歳で収入も低く、自虐的なところもあるのだけれど、基本的に、人が良く、縁をきっかけに人生を前に進めている様子がストレスなく読めて良かった。
  • 2025年7月13日
    4 Unique Girls
    4 Unique Girls
    竹を割り続けているのを見ているかのような、サクっと、軽快な文章で読みやすい。一方で内容としては普段少し心に引っかかるけど見落としがちなことについてなんで変なのか、何かあるべきなのか、作者の描写を通して違和感を知ることができる点において良い本だなと思います。 ・一晩寝たら嫌なことは忘れちゃう、という人種 →ほんまかいな、というのが面白い。ポジティブでいろと言われる中で、そこまで割り切らない自分がいることを肯定してくれる癒しよ。 ・服と同じように言葉にもTPOがある 相手との関係性や場面によって変えられることがマナーであり教養 等々、ハイライトした箇所は結構あるよき本
  • 2025年7月13日
    働きマン(1)
    働きマン(1)
    良かった!高ストレスの職場で実直に、ストイックに、不器用に仕事に取り組む女性を軸として様々な信念を持って仕事に取り組む人の働き方を上手に描いている。 働き方って、時短とか、リモートワークとか、時間とか場所の概念だけではなくて、コミットメントのあり方も色々なんだと気付かされた。 私は割と倫理観強めの家庭に育ち、どんな時も人には礼儀正しく、丁寧に、自分の機嫌によって相手に嫌な思いをさせることのないように、という育ちをした一方、社会人になって高ストレスの環境に入れられて、そんな聖人みたいなメンタル保つのがだいぶん難しい環境に置いていた。その中で、仕事上機嫌が悪い人もいて、理不尽なこともある、全員が大人で完璧な会社なんてない、その中で働くんだ、という言葉にガツンときた。そういうものとして受け入れて会社で働かないと身が持たない。 あと、「自分に正直に」と言われることが多い中、サラリーマンとして組織や上司の意向人間そう必要があったり、日々感情も揺らぐ中で「自分を誤魔化して仕事する」という描写があり、必ずしも肯定するものではないものの、みんなそうなんだな、と共感というか、それでやっていく部分もあるのかと、客観視できた部分もあると思う あそこまでサラリーマンの機微を上手にストーリー化できているのもすごいなと思いました
  • 2025年7月7日
    ハッピー・マニア(1)
    自分の幸せをどこまでも恋愛と結婚に求める、という多かれ少なかれ人間ー特に女性にありがちな思想を主人公に乗っけている。 「恋愛したら幸せになる」教に入信して思考がストップしているため、自分の違和感を押し殺して無理やり関係性を継続させようとしたり、はたまた恋愛対象ではない人に対して乱暴な扱いをしたりと、結構誰でも多かれ少なかれ共感できる要素が主人公にはある 私は恋愛体質ではないのと最近恋愛してないので共感はあまりなかったものの、友人の恋愛話を漫画にしている感じ
  • 2025年7月6日
    結婚願望
    結婚願望
    最初は女友達とダラダラ話している感じで、この本読んで意味あるのかな。。。。と思っていたけど、後半、結婚しないと覚悟を決めた人に向けてのtipsはかなり心に刺さった。これは、結婚してても結婚してなくても刺さるんじゃないかな。 心を強く保つために、充実した仕事を持つこと、そして心を癒してくれる友人、知人を持つこと。友人、知人は別に少なくてもよい。ただ、自分が独立して、面白い人間であれば、独立して面白い友人が集まる。良き交友関係を築くには自分自身が良き人間となるように努力する必要がある。 上記2段落目の文章を読んだ時、改めて自分の仕事と交友関係を振り返った。私は友人が多い方ではないけど、わたしは友人を尊敬してやまないし、いつも優しくしてもらっている、そして、学生時代からの濃い時間を過ごした友人もいれば、会社で息が合って、たまにご飯を食べる関係性だけど、一社に食べる日には良い対話ができる知人もいる。自分の交友関係に改めて充実度を感じると共に、これをキープするには自分自身の努力するが必要なんだなと少し身が引き締まった
  • 2025年7月5日
    決定版 感じない男 (ちくま文庫)
    筆者の論理の展開についてはついていけないところも多くあったものの、自分自身のセクシュアリティについて丁寧に掘り下げて、一般的なマスメディアが取り扱う女性あるいは少女のビジュアルについて問題提起を行なっていることについては非常に好感が持てた。 自分が不感であるが故に同様の痛みを持つものに優しく寄り添うこと、自分の痛みをないものとして見つめないことは他者に同様の痛みを負わせるリスクもありうること、等のコンセプトは非常に共感を持った。 不感症は得てして自身の足りない部分として認知されるようなものかもしれない。一方で、そのような自分の課題にどのように向き合うべきかについて本書は指し示している。あるものは未成年に対して危害を加えうる一方、あるものは目の前の恋人や家族との関係性に従事する。結局はどれだけ誠実に自分の痛みと向き合うのか、その痛みを社会に活かすという文脈に活かす人生は美しいと思う
  • 2025年6月30日
  • 2025年6月30日
    35歳の哲学者、遺伝性がんを生きる それでも子どもを望むということ
    妊娠を考えている女性が遺伝性のガンとなることで直面した、日本におけるリプロダクティブヘルスに関する意識、認知度の低さを論点にあげている。 特に遺伝性のガンを持つ方が子供を欲しいと考える際に子供にガンを遺伝させずに妊娠するための着床前診断に関して、日本はかなりの制限があることについて言及。なぜそのような制限があるかの倫理的背景を踏まえつつ、そのような倫理的背景が果たして当事者に寄り添ったあるべき倫理の在り方なのかについて哲学的思考をもとに整理して説明がなされており、納得感はあった。一方で、着床前診断については多面的に議論が必要そうで、とてもじゃないがここで私がコメントでこることではない 作者が着床前診断のオプションにありつけたのは色々な要素があるものの、一番大きいのは研究者として英文の論文にアクセスがあり、日本だけでなく世界における当該論点の議論のあり方について知るスキルがあったことに思う。そこからご自身で経験をエッセイとしてまとめ上げ、同じような苦しみを持つ方へのサポートを行なっていることは、作者の大きな使命感を感じる。作者は、自身の人生の年数が限られているかもしれず、自分の人生をどう使うか、そしてガンの経験を通して変更したキャリアパスにも言及していた。自分の人生をどう使うのか、また倫理の素養を通して権力者や社会は不便を強いられている人に対してどう向き合うべきなのか、随所に学ぶべきコメントがあり、有意義な本でした
  • 2025年6月21日
    テヘランのすてきな女
  • 2025年6月21日
    ルポ歌舞伎町
    ルポ歌舞伎町
  • 2025年6月21日
    ルポ歌舞伎町
    ルポ歌舞伎町
  • 2025年6月15日
    ルポ歌舞伎町
    ルポ歌舞伎町
    ヒリヒリしながら読んだ。闇金ウシジマ君から歌舞伎町の雰囲気に興味を持ち、手に取ってみた。闇金ウシジマ君の世界観がそこにはあり、こんな世界をあるのかと感慨深くなった。あの辺をたまたま歩くことはあり、なんとなくの雰囲気を感じることはあったが、この本を読んでそう言うことだったのか、とあの街に対する解像度が上がった。今後も自分自身があのコミュニティ深く関わることはないような気がするけど、こんな世界もある、と言うことを理解することは社会の仕組みを理解する上でも有用だと思う
  • 2025年3月16日
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