barna-etsu
@barba-etsu
- 2026年1月3日
イン・ザ・メガチャーチ朝井リョウ推し活にのめり込む人々の心情、ファンの熱気を利用してマネタイズする人々、現代において人とのつながりを渇望する様子がめくるめくストーリーの中で紡がれている 小説の中では何者にもなれなかった人が自分の時間とリソースを賭している姿が痛々しかった、と共にもしこの登場人物かオタ活以外に自身を肯定する場所があれば、こんなにのめり込むこともなかったのかなと思う。 登場人物の身を削るほどの消費活動は、結局アイドルと自分の境目が薄いことに起因するかなと。推しにのめり込む自分を客観的に見れない、自分にできないことはできない、とバウンダリを敷くことで一定程度の健全な消費活動を保つことができたのかなとおもう。そのためには自分にとって心地の良いサードプレースを持っていることが重要かなとも思う この話は自身の確立やコミュニティリソースが貧しい人にとっての推し活の最悪ケースということなのかもしれない。また、こういった方が社会の仕組みに疑問を呈して陰謀論にハマっていく様子も痛々しかった 一方で、ストーリーを作り、自分と推しとの境目を無くすマーケティング戦略を打つことである一定の層は身を切ってオタ活をしており、その不健全な消費行動を許容どころか扇動しているエンタメの在り方も、どうにかならないのかな。。健全な消費活動が消費者の能力に依るところが多いというのも疑問に思った - 2025年12月31日
ガウディの伝言外尾悦郎読み終わった外尾さんがサグラダファミリアの、仕事に向き合う中で描き出されるガウディ。 教会を設計するということは、その他の建築物と異なり、その建物そのものがもつ目的かキリスト教に合致したものでなければならず、ガウディが強い使命感を持って建築デザインに自身を賭すだねでなく、自らの生き方も倫理観に溢れて崇高である点が伺い知れた点に深く感銘した。どこまでも民衆のwell beingの為に、との思いで全てをとしている点に人はガウディの作品から感動を受けるんじゃないかな、と思う また、自分が生きている間に完成しないものを設計するスケール感、また自分の死後も建築が進むことを見据えて指導すること、また彫刻家がモチベーションをもって仕事に臨むことができるように仕事を設計すること等、リーダーシップ、組織マネジメントの観点でも学びが多かった - 2025年12月31日
介護未満の父に起きたことジェーン・スー読み終わった介護が必要な段階の前から普通の生活を送るために必要な支援がある、ということをわかりやすく書いてくれている。親孝行という綺麗な言葉で片付けることはできない、感情の葛藤もウィット溢れるスーさんの言葉で描かれており、同じような状況にいる方はきっと肯定される気持ちになるんだろうな、と思った。 と同時に、私の両親はまだまだ元気だけど、5年後、10年後に自分がどう動くべきなのか、スーさんがお父様にされたことをそのまま適用できるわけではないけれど、自分ができること、すべきこと、アウトソースすべきことに係る考え方は実用的て大変参考になった - 2025年12月29日
ねえ、ろうそく多すぎて誕生日ケーキ燃えてるんだけどジェーン・スー読み終わったスーさんのポジティブな文章に救われます。メディアやSNSで単純化されているものことや気持ちの整理の仕方について、「とはいえね。。。」という感じで、本音と建前があることをこうていしてくれて、それでも自分が幸せになるために自分を大切にすることを、一緒にコーヒーを飲むテンションで語りかけてくれています。フランクなんだけど丁寧で、距離感が抜群なスーさんの文章が素晴らしかった - 2025年12月21日
- 2025年12月14日
読み終わった世間一般的な問いに対して解を示している本書。その解を説明するプロセスにはこころをありのままに曝け出し、人が社会的に形成された思い込み、家族等近い関係の中で常に演じてきた役割りの中で健全な対応ができなかった箇所を表に出して第三者視点で観る点を含んでいる。 作者がカウンセラーの視点でクライアントの心を見ている記述を読む時、それは自分自身の心を第三者視点で観ることでもあり、多かれ少なかれたくさんな人が関係する部分があると思った。だからこの本を読む作業自体がある種自分の心を癒し、苦しい状況を第三者的視点で観る方法も伝授してくれる気がする(もちろんプロのサポートが必要な時は必要) 人間関係が機能していない時、複雑な要素が絡み合いつつ、整理しする中で今までほどの密度で関係を持たない、という選択をすることもある。喪失感もあるけど、そういった寂しさや痛みは心が前に進んでいる、と見守っているセラピストの視点に救われる。 - 2025年11月24日
あなたはなぜ雑談が苦手なのか桜林直子読み終わった人とのコミュニケーションを通して自己を振り返る、無意識の思考の癖を「癖だよ」と、フラットにコメントしてくれるツールの一つが雑談であることを説明してくれている本。 頑張り屋さんで我慢することを反射的にやってしまう自分に「それって本当に欲しいことなの?やりたいことなの?」って問いかけてもらって、救われる人は多いんじゃないかな。とはいえ、作者は雑談を通して相手を救うことはせず、自分自身で道を選んで進んでいく術を教えてくれるのみ。あとは、自分で立って前に進むしかない(進まないというオプションもある、でもそれもある) 一見すると人の話聞いてあげますよ、的な押し付けがましい内容かな、とも勘違いされかねないけど、作者のトーンがただただフラットで、人を救うとかではなくて、作者自身の積み上げてきた思考というツールを皆に教えている雰囲気がまた良い - 2025年11月23日
渇愛宇都宮直子歌舞伎町のエコシステムの闇。 社会規範に馴染むことが難しく、情緒や愛着等の観点で苦しむ女性のニーズを利用しているのホストクラブであり、利益最大化のみが追及されている。そこには社会通念や人権等、通常のビジネスを行う上での良識やプロトコルは存在しない為、常に人間の極限を試す世界が生まれてしまったのかなと思った。 寂しい人の感情に漬け込んで金銭を授受することの感覚が浮世離れしていて、家庭環境や学校環境が違っていたらまたこうはならないのかなとも思った - 2025年11月23日
- 2025年11月23日
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーブレイディみかこまだ読んでる - 2025年11月23日
正欲朝井リョウまだ読んでる - 2025年11月23日
BUTTER柚木麻子まだ読んでる - 2025年11月23日
パリのすてきなおじさん広岡裕児,金井真紀買った - 2025年11月23日
生殖記朝井リョウ読み始めた - 2025年11月23日
生殖記朝井リョウ買った - 2025年11月23日
パリのすてきなおじさん広岡裕児,金井真紀まだ読んでる - 2025年11月8日
パリのすてきなおじさん広岡裕児,金井真紀読み終わった金井真紀さんの、フラットで、相手を尊重して人のお話を聞いてる姿勢が文面からも読み取れる。普通の人の人生を聞いてるだけなんだけど、パリっていう移民が多い街の性質も相まってか、おじさんの人生の多様なストーリーに惹かれる。必ずしもほっこりしたストーリーだけではなく、テロであったり、移民であったり、難民であったり、その影には政治的な出来事や戦争などもあり、いかに普段ニュースで接してるイベントが個人の人生に、影響を与えているのか考えさせられる。 他人の人生なんて、自分には推しはかることができない。どんな経験をして、どんな思いをして今ここに立っているのか、理解の範疇を越えうることもありうる。パリの方の人生は全然馴染みがなくて、大変勉強になりました - 2025年11月4日
生殖記朝井リョウ - 2025年11月3日
正欲朝井リョウ読み終わった浅井リョウの問題提起のうまさよ。 普通って何?まともって何?という、みんなが収まりたいと思っていてても実態としては存在せず でもやっぱりみんなが欲しているものについて、そんなものはない、みんなそれぞれに多かれ少なかれ異常性はある中で、(みんなが勝手に作り上げたけど実態のない)メインストリームにハマれない悲しさや辛さをうまく表現している話でした。 最後、マイノリティ同士が結びつきを築いていく様子に心が救われていたのですが、なんともいえない最後というのがまた味わい深い。 会社で長年一緒に働いてたって、家族だって、ずっと一緒にいる友人だって私はきっと異常性があることに気づけてないし、気付けることもないかもしれないよね。人間は社会性がある動物だけど、社会性を機能させるために排除した少数的な考えを保持することについては個々の中で処理するしかないし、それはすごくプライベートで、誰のことも分かり切った気になるのは難しいんだろうな、と思わされました - 2025年11月2日
BUTTER柚木麻子読み終わったサスペンスにお腹の減る要素が満載になったトーンの不思議な小説。自分としては、主人公が入れ込んでいく被疑者のサイコパス的な部分にどんどん引き込まれていきたいなとおもうのだけれど、ご飯に関する記述が丁寧すぎて、そこまでサスペンス感が無く、なんかどこを心の拠り所にすれば良いのかわからなかった小説だった。 でも、主人公が被疑者と対峙する中で美味しい食べ物に触れ、世界を広げていく様は私自身が最近ワイン教室に通い始めた経験と重なるところがあり、仕事一辺倒だったワークスタイルから一つ自分をケアするための処世術を身につけられたところに最後は安心感を得られたということも救いになっています
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