無意識という物語

3件の記録
- ✟@x_toyanya_x2025年7月13日まだ読んでる借りてきた近代では「心」を内面と精神分析、心理学の観点から捉えられていたことがわかり面白かった。また「催眠術」についても、単なるオカルトではなく科学として考えられていた点が興味深い。千里眼事件について調べようと触発された。 「夢」の章では万葉集に見られる夢観も提示されている。
- ✟@x_toyanya_x2025年7月13日読み終わった借りてきた近代化の自己同一化によって混乱した「自己」と神経病という問題について、科学が用意した最後の砦としての心理学・精神分析と「D坂の殺人事件」をはじめとした探偵の推理方法が似通っているのも道理であるという点に感嘆させられた。 やっぱり日本近代文学の問題は「自己」に収斂するんだな〜と思わされたし、フロイトの精神分析についてよく理解できていないのマズイよな……と危機感を持たされた。