ストーカーとの七〇〇日戦争

ストーカーとの七〇〇日戦争
ストーカーとの七〇〇日戦争
内澤旬子
文藝春秋
2022年3月8日
3件の記録
  • ナナミン
    @nanana9244
    2025年11月20日
  • よう
    @yk_itoguruma
    2025年7月15日
    途中まで読んで、1年以上寝かしてたけど、ようやく再開
  • 橘海月
    橘海月
    @amaretto319
    2023年1月29日
    読んでみたかった本だけに、手にとってから一気に読み終えた。ちょっと問題ありの彼氏と突如別れたら、あれよあれよという間にストーカー化し、予期せぬ被害者となった著者。冒頭からまさかの連続で、え?え?と驚く間に相手がみるみる豹変する様が恐い。 読み進めながら、私に限らずストーカー被害はどこか遠い世界の出来事のように認識している人が多いんだろうなと思った。著者も例外ではなく、だからこそ不測の事態に必死に対応したにも関わらず、願いとは逆方向へ状況が進んでしまい悔しい思いをすることもあるのだろうなと。そこがひたすら歯痒く辛い。 ストーカーはひっきりなしに電話や脅迫メッセージをバンバン送ってくるのに、被害者は耐えきれず返信しただけでその行為を責められ、文面すら文句をつけられる。相手は非常識極まりなく犯罪ですらあるのに、こちらは冷静に常識を求められる非対称性。ここが一番どうしようもなくやり切れない。 仕方ない面があるとわかっていても、警察や弁護士とのやりとりで著者が被害者がどんどん辛く孤独となってゆくのが本当にやり切れず、またリアルだった。わかるよ、向こうは仕事だし淡々とこなすしかないのは。でも、たった一言でも被害者に寄り添う言葉をかけたり、見通しを告げる事はできたのでは? 一度は示談したのに、行動をエスカレートさせるストーカーに対し著者は最終的に名誉毀損の刑事事件としたのだけど、それまでの過程でとにかく「被害者がなんでこんなに金銭的負担や精神的労力を払い続けないとならないのか?」と苦痛でたまらなかった。とにかく割に合わない、本当にやり切れない。 スマイリー菊池さんが、ネットの誹謗中傷に対し立ち向かった著書『突然、僕は殺人犯にされた』を読んだ時と同じ。加害者は軽い気持ちで、その場の勢いで、メッセージを送りネットに書き込むことができる。でも被害者はそうではない。内容に衝撃を受け心身が疲弊し、攻撃されたのみでなくその対象となったことにダメージを受けるのだ。
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