ヒトラーを支持したドイツ国民

ヒトラーを支持したドイツ国民
ヒトラーを支持したドイツ国民
ロバート・ジェラテリー
根岸隆夫
みすず書房
2008年2月19日
1件の記録
  • あんちゃん
    @an_choco
    2025年7月16日
    ・ダニエル・ゴールドハーゲン「ユダヤ人憎悪が宿す殺害可能性が1933年以前にすでにあった」 (p.4 16行目) →ヒトラーが台頭して初めてユダヤ人迫害が始まったわけではない。 =ドイツのユダヤ人迫害は主として「ドイツ人のあいだに人種差別と抹殺指向の悪魔的反ユダヤ主義がすでに存在していて、ヒトラーがそれを解き放った」 ・「ユダヤ人迫害はかならずしも人種差別によるとは限らなかった。」(p.6 1行目) ・「時として強い憎悪感と利益追求に結びつく利己的な理由を動機とした。」(同ページ 4行目) ・ユダヤ人迫害が勢いを増した(p.145〜) ・加速する差別(p.148〜) ・ユダヤ人の金品がドイツ国家とナチ党員、ドイツ市民に行き届いた(p.156 15行目) ・ユダヤ人の労働先と労働人数(p.157 9行目) ・黄色い星に対するカトリックの反応 →「カトリック中産階級の居住地では憐憫(あわれみ)の声が聞かれ、『中世のやり方』だという人もいた」(p.157 17行目) ↔︎「ドイツの地方によっては、プロテスタント教会信者は多くの(改宗の)ユダヤ人が教会に行くのを見て不快感を隠さず、牧師にむかってユダヤ人のそばで自分たちに聖餐式をしないでほしいし、ユダヤ人を礼拝にこさせないように求めた。」 =ここでは、カトリックとプロテスタントどちらの方が反ユダヤ的であったかは判断できない。 ・「カトリック・ユダヤ人は分けて礼拝式をやるよう提案をした」カトリック教徒もいた。 ・ユダヤ人の定義(p.147 6行目) ・ニュルンベルク法に対するドイツ人の反応 (p.147 19行目) ・ドイツ人大学生によるユダヤ人迫害(p.35 6行目) →「4月25日に政府は「人数制限条項」を、大学に入学できるユダヤ人学生の割合を制限すべく導入した。」 =「ドイツ人の大学生・教授の入学率・就職率の上昇につながり、学者の失業が高かった折から好評を博した。」 ・「1933年3月と4月に、すでに差別の対象となっていなかったユダヤ人で専門職についていた人々に更なる圧力が加えられた」(p.35 19行目) ・「4月の上旬にヒトラーは「ドイツから外国人知識層の影響と異人種による神道を排除する」と確約した。」(p.35 1行目)
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