DJカルチャ-: ポップカルチャ-の思想史

DJカルチャ-: ポップカルチャ-の思想史
DJカルチャ-: ポップカルチャ-の思想史
ウルフ・ポーシャルト
三元社
2004年4月1日
4件の記録
  • 斜視
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    @moreshi
    2025年7月21日
    「貧困と同性愛と人種差別と宗教差別にあふれたゲットー...そんなゲットー出身の芸術家たちには、絶望してるヒマなんかなかったんだ。闘争の目的など立てる余裕なんかなかったんだ。彼らの闘争自体が絶望そのものだったからだ。」p179 「でもだからといって、連中の闘争が決して苦々しく冷酷なものだったわけじゃないってことが分かる。連中は自分の作るものを愛してたんだ。ゲットーという厳しい現実を、なんとか生きる場所にしたい。できたら、ちょっとでも楽しめるものにしたい。そのために、連中は作り続けたんだ。政治っていう視点を、つねに視野に入れながらね。」p179 選挙が終わったばかりのせいか?やけに沁みるな〜
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    @moreshi
    2025年7月21日
    DJカルチャーというものを学ぶ タイトルに思想史とつくのに偽りなく、哲学者の引用が多量にあって理解するのは難しい。フーコーが重要みたいで本当に何回も出てくる 訳者あとがきによれば本国ドイツでは音楽情報本ではなく現代思想書として扱われてるらしい 哲学、思想系の下地がない人からすると晦渋なんだという事なんでしょね
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    @moreshi
    2025年7月20日
    でかい本屋は楽しいけど疲れる
    DJカルチャ-: ポップカルチャ-の思想史
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    @moreshi
    2025年7月20日
    「ロックンロールやソウルやファンクでは、音楽というのは、反社会的な自由空間だった。ところがディスコカルチャーには、本来的暴動を起こすという性質がない。その点が違うんだ。カッコ良く見せること、クールに踊ること、楽しむこと。ディスコカルチャーにとって大事なのは、これしかない。決して、外の世界とあからさまに敵対することはしない。ただ無視するだけなのだ。自分たちの世界を作ることだけが大事なのだ。これこそ後に続くダンスフロアー・サブカルチャーの全てに共通する基本的態度なんだ。」p 22~23
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