首木の民
8件の記録
梔子@asago_4042026年7月15日読み終わった税金の話。 国民の生活は日々苦しくなっていくのに、過去最高税率を記録して政治家の給料は上がり続ける日本の現実。 自分が払っている税金が何なのか、何に使われているのか。そんなことすらはっきり分からないまま、知る機会を得ないまま、死ぬまで絞り取られるだけなんて笑い話にもならない。 専門用語も多いけれど、解説してくれるのは大学教授ということもあってかなり分かりやすい。 個性的なキャラクター達の掛け合いも魅力的だし、社会派だと嫌厭せずにたくさんの人に読んで欲しいと切実に思う。きっと考えるきっかけになるはずだから。 𓇠𓇠𓇠𓇠𓇠𓇠𓇠𓇠𓇠𓇠𓇠 P.176「────我々一般人には分からないような、と諦めてしまうのは、はっきりいって、あなたの悪い癖です。さきほど、マネタリーベースとマネーストックの話をし、日本にどれだけのお金があるのかを認識したら、一千二百兆円の借金が国家破綻の呼び水になるかどうかは、ご自身で判断できたじゃないですか。あの発想です。当たり前のことを、当たり前のように積み上げていけば、当たり前の答えにたどり着くんです。答えは出せるんです、誰にでも。それを、自分には分からない、分かるはずがない、分かりたくもないと、最初から諦めてしまうから、あんな陳腐な妄言に騙されるんです。誤魔化されるんです────」
伍エ捫@Goemon_VS2026年7月2日読み終わった表紙のびっくりしてる羊可愛い。読むまでは羊の可愛さを堪能する。 物語というよりは、学校の図書館に必ず置いてある『マンガでわかる』系統だった。財務省の税金と国債に対するスタンスを、容疑者が取調官に滔々と語っていた。 専門用語が多くてパンクしそうだったけど、例え話を交えてわかりやすく解説してくれたから、馬鹿でもわかった。有り難いです。 話(というかもはや講義)の合間に挟まる取調官の内心のツッコミが、いい具合にお堅い話を軟化させていた。 財務省の職員は選挙で選出するわけではないから、魂胆がわかったところで一般ピーポーには何もできないけど、何事も知って損ではない。為になったと思う。 取調官である佐久間の部下2名のやり取り好き。佐久間も言っていたけど、いいコンビだった。反発しながらも息が合っていた。当人達にとっては不本意だろうけど、そういう間柄こそ傍から見ていて楽しかったりする。 2人で参考人宅にお邪魔する際、片割れの女性警官が「汗だくのが一緒に入ってくることを奥さんに詫びたかったが、かといって『廊下に立たせておきますので』と言うのも変なので、あえて触れずにおいた」って内心思っているところで声出して笑った。 難しかったけど面白かった。誉田哲也さんは神。




