そんなはずない
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えび@robi_xiaoEB2025年8月8日読み終わった「そんなはずない」朝倉かすみ著 婚約者の逃亡、勤務先の破綻、わりかし堅実に手堅く生きてきた主人公の鳩子に”そんなはずない”できごとがひょいひょいやってくる。重たそうな話だけど、鳩子は新しい恋も昔の男も淡々と平らげていく。痛快で気持ちのいい作品だった!ちなみに札幌が舞台の話です。 『そこではじめようとしたのだが、センターテーブルが邪魔だった。(中略)目が合って、笑った。笑いながら立ちあがり、そしたら鳩子の足もとがあらついたので、また、笑った。協力して押し入れからふとんをおろす。あたりとも、感心な働き者のように動いている。でも、ずっと笑っていた。』272pより セックスの準備をしているのに、布団を敷く手際だけは妙にてきぱき。湿った前置きなんて一切なく、準備の所作だけがやけに真面目で、思わず笑ってしまう。こんな生活感まる出しの始まり方が、作中に何度か出てくるのよね。これが青春みのあるさやわかなやつなので読み疲れも何もない。楽しかったのでおすすめ!



えび@robi_xiaoEB2025年8月3日読んでる@ 六花文庫六花文庫にて(150pまで)、主人公がゆるく破滅的でとても好み。婚約者の逃亡と勤務先の破綻、昔の男を召喚してみたり、昔の男をメールでおちょくったりしててとにかく陽気でいい。


彼らは読みつづけた@findareading2021年6月29日かつて読んだ電子書籍*読書で見つけた「読書(する人)」* 《ふだんはそんなことはしないが、また、するひまもないのだが、鳩子はふと『二十億光年の孤独』の表紙をひらいてみた。 ああ、そうだったと思う。この詩集はこうだった。目次に題名がならんでいて、そして、三好達治の序文代わりの詩が載っている。名残惜しかったが、本を閉じて、棚にさした。》 — 朝倉かすみ著『そんなはずない』(令和元年9月Kindle版、角川文庫)



