夢十夜

夢十夜
夢十夜
夏目漱石
金井田英津子
エフ企画
1999年3月1日
1件の記録
  • はる
    はる
    @haru_reads
    2025年8月8日
    [第一夜] 百合の姿を静かに描写しているだけのはずなのに どうして女のことを思わせる表現になるんだろう。 どうして生々しいほどの描写ができるんだろう。 どうしてこんなにも短い文章なのに、こんなにも考えさせられるんだろう。 どうして私は涙が出るんだろう。 今も昔も、私はまだ他の夜を読むことができずにいる。 {追記} 行きつけのカフェでせっかく借りた本だったので、思い切って全部読んでみました。 どういう意味だ…という部分は始めの方はインターネットで調べていましたが、この本はそもそも夢の話をしていて、 私自身、自分の夢をここまで細かく調べるほど知ろうとしたことがないので “漱石さんが見た夢を本にして、私がそれを読んでいる”という感覚で読めばいいのではないかと思い試してみた所、とても楽しみながら読めました。 一つの本でも色々な楽しみ方や読み方がある事をこの本で学びました。 次に読む時は、この作品についてもう少し深く探究できればいいなと思っています。
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