植民地「公娼制」に帝国の性政治をみる

植民地「公娼制」に帝国の性政治をみる
植民地「公娼制」に帝国の性政治をみる
宋連玉
有志舎
2023年11月6日
1件の記録
  • ユウキ
    ユウキ
    @sonidori777
    2025年8月11日
    公娼制と「慰安婦」制度がどうやって広がり、繋がってきたのか。帝国日本が植民地支配の下で、性管理構造を整えていく過程や実情を描いていく。 「性」に関わるものであり、また、法の抜け道を探る中で生まれた彼女たちを指す名称が複数あること、公娼と「慰安婦」の呼称が人によって理解や認識が異なること(性奴隷か売春婦か等)、それらは現在に至るまでの根深い差別や分断を現しているのだと思うし、本質を見えなくさせることにも繋がっているのだと思う。 「慰安婦」バッシングは今も続く問題だが、軍と国が協力して、朝鮮人女性(または、日本人であっても底辺にいる女性)に対する性搾取の仕組みを作ってきた事実は歴史認識として持っておくべきだと感じる。
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