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ユウキ
ユウキ
@sonidori777
ゆっくり読んでいる📚 フェミニズムと植民地主義に関心があります。
  • 2026年2月1日
    暇と退屈の倫理学
    あまり暇とか退屈だとか考えたことがなかったので、ピンとこないかも…と思いながら手に取ったが、現代の消費社会、労働環境において「退屈」であることから逃げるために奴隷になっていないか、消費と浪費の違い等々、実は身に覚えのあることばかりで大変心に沁みた。哲学書でありながら読みやすいのも嬉しい。
  • 2026年1月30日
    どろんころんど
    どろんころんど
    ヒトがいなくなりどろんこだらけの世界でセルロイド人形、子守りロボットのレプリカメ、泥人形のヒトデナシがやるべき仕事を求めて旅をするSF。 奇妙なニセモノ、模倣品ばかりの世界でホンモノとの区別を曖昧にしていき、なんならホンモノが持ついびつさが、奇妙な世界の中からも浮かび上がってくる。 カメリ、かめくんも好きな作品だけど、どろんころんども大好きになった!
  • 2026年1月27日
    世界の呪術と民間信仰(326)
    世界の呪術と民間信仰(326)
    大好きなみんぱくの呪術、民間信仰コレクションを紹介する一冊。まったくおどろおどろしいものではなく、世界中の生活や文化に即した信仰とまじないの在り方がたくさん読めて面白かった。
  • 2026年1月26日
    朝鮮植民者
    朝鮮植民者
    植民者一世代目の祖父の語りを主に、三代目の孫の目線も絡めて朝鮮植民者の生活、人生を描き出す。ひとりの植民者の人生を辿りながら、植民地主義を何かを考える。すごく興味深いし、面白い本だった。
  • 2026年1月21日
    私の戦後80年,そしてこれからのために
    様々な職業、様々な年齢、様々な生き方の45名が「私の戦後」について寄せた一冊。多様な目線からの平和の祈り、不安、これからの日本と世界についてのメッセージは読み応えがあった。世界がめちゃくちゃになっていく中、不安でいっぱいだったけど、今一度戦後の歩みとこれからの世界を考える機会になって良かった。
  • 2026年1月21日
    星の古記録
    星の古記録
    古今東西の天文記録を読み解いていく。政と結びついていた日本、中国、韓国は特に詳細な記録が残されていて、歴史の積み重ねと遥かな宇宙の記録が現代で結びつくのが面白かった。
  • 2025年12月31日
    カラマーゾフの兄弟 2
    カラマーゾフの兄弟 2
  • 2025年12月23日
    帝国と観光 「満洲」ツーリズムの近代
    日露戦争後〜現代にいたるまでの「満州」ツーリズムを通して、「観光を生み出す政治」「観光が生み出す政治」の相互作用、帝国アイデンティティの構築、歴史の再生産等さまざまなまなざしを描き出す。 「観光」を通して、帝国民としての意識を培う手法がかなり綿密で面白かったのだけど、娯楽は商品で何かしらのプロパガンダはかならず含まれているのだなあと実感させられる。 ゲストの日本人旅行客と代理ホストの現地に住む日本人という構図の旅行ながら、当時の満州やハルビン、そこに住む人たちに向けられたまなざしが垣間見えるのも興味深かった。 満鉄の影響力といった歴史的なものも含め、かなり面白く、読み応えのある一冊だった。
  • 2025年12月20日
    パズルと天気
    パズルと天気
    懐かしい短編から読んだことのないものまで伊坂幸太郎節が楽しめてよかった。突拍子もない設定からストーリーがしっかり着地する気持ちよさがあって好きだなあ。特にイヌゲンソーゴ、透明ポーラーベアが好き。
  • 2025年12月20日
    植民地時代の古本屋たち: 樺太・朝鮮・台湾・満洲・中華民国-空白の庶民史
    植民地で日本人によって経営されていた古本屋の資料をまとめた一冊。 古本屋事情には明るくないものの、調べ込まれた古本屋の資料には圧倒されるし、当時の古本屋と世界情勢の関連も興味深い。 日本の植民地といえど、樺太、朝鮮、満州、中華民国、台湾までの広いネットワークには驚くし、そこにはもちろん読者がいたというところまで想像力が広がっていき、面白かった。
  • 2025年12月17日
    先住民から見た世界史 コロンブスの「新大陸発見」
    「コロンブスの交換」という言葉に疑問を持った著者による、南米アンデスの先住民がヨーロッパや世界にもたらしたものの多大な恩恵、逆にコロンブスをはじめとする侵略者が先住民にもたらした「疫病」等を描き出す。 トウモロコシやジャガイモ、トウガラシなど身近なものの普及から、砂糖精製による労働搾取等の歴史が興味深くとても面白かった。そこに住み続けていた先住民を勝手に発見して勝手に侵略して「交換」という平等めいた言葉が生まれるのは確かに疑問が起きるよなあと思いつつ、日本に生きている私も恩恵を受けているものが多々あるのに長い歴史を思ったりする。
  • 2025年12月12日
    クマにあったらどうするか―アイヌ民族最後の狩人 姉崎 等
    アイヌ民族最後のクマ撃ち、姉崎等さんへのインタビューによるクマ撃ちやそのほかの猟、アイヌの伝統や姉崎さんが自分自身で歩いた山や動物の知識、師匠とするヒグマと実際に対峙して、解体したりして得た習性や知識等々、読み応えのある一冊だった。 ゴールデンカムイもかなりこの本を参考にしたんだろうなというエピソードが豊富で、読んでいてイメージしやすくて面白かった。 クマは臆病で、人を好んで襲う生き物ではないことが終始一貫していたことが印象的だった。 クマも人と同じく低地でひらけた場所を好むので元々接触しやすいながらも、クマが人を避けていたことで合わなかったのが、今は状況が変わっているというのも納得。 クマは心地よい生きていける生活圏があれば、そこから出ないと言うルールは守るけど、人間はその規則を守らないという話には、人間の傲慢さを感じて悲しくなる。共存ができる世界になってほしいな。
  • 2025年12月11日
    人種主義の歴史 (岩波新書)
    「人種」と言う概念を大航海時代から現代まで、その概念が構成されていく過程や社会を丁寧に紐解いていく。 他宗教や聖書、奴隷制、植民地等々「他者」への眼差しとナショナリズムが複雑に絡み合って人種主義が形成されていくのは、今日であっても理解のできる過程である。人種主義が現在でも新たに生まれたり、再生産されている差別の下地であるとあらためて思うのと同時に、数百年かけて培われた「他者」とアイデンティティにひもづく、ナショナリズムにおける差異や、優劣(をつける社会構造)が人種主義につながることの解消のむずかしさも感じる。 肌の色に限らず、貧困や文化的な差異等でも差別は生まれて、そしてそれが本来は存在しないはずの「人種」に収束していくのは、本書でも度々指摘されているように日本だと部落差別にも繋がっていくというのもなるほどと思った。 ただ、あとがきにもあったように、差別がなくなればいいなあと思う祈りだけではこの構造は打ち崩せなくて、こういった他者への目線と人種主義の構成要素を認識して、対抗できるように考え続けていきたい。
  • 2025年12月7日
    境界なきフェミニズム
    境界なきフェミニズム
    インドで生まれアフリカに暮らし、そしてアメリカでフェミニズムを研究し教えている著者による、「西洋白人」フェミニズムに潜む植民地主義から脱して「第三世界」フェミニズムを通して新しい連帯を思想していく一冊。 「女性」を普遍化せず、歴史や抑圧、地域という文脈に沿ったそれぞれの「差異」を認めた上で、抵抗の歴史に共通性を見出し、西洋も第三世界も連帯できる可能性を見出していく。 脱植民地主義、反人種主義、反資本主義、反グローバリゼーションを掲げながら、自分の変わりゆく立ち位置を常に確かめながら連帯の道を探っていく著者の思索には目が開かれる思いがする。 インターセクショナリティについて書かれた本はいくつか読んだが、その差異を認め、共通項を見出し連帯していく思考と実践は今の時代にこそより必要なものだと本当に思う。
  • 2025年12月1日
    台湾の少年(4)
    台湾の少年(4)
    日本統治下の台湾に生まれ、白色テロに巻き込まれ(昔読書会に参加しただけの罪で)政治犯として10年服役した経験を持つ蔡焜霖少年の生涯。 2〜3巻あたりの、緑島での服役経験は身体的にも辛いものがありながら、ささいな罪で銃殺されていく仲間の描写が重い。 10年遅れたと必死に働きながらも、同じ経験をした仲間や苦難の中にいる人に手を差し伸べる優しさを持つ焜霖は、警察の監視下で戒厳令下を生き延びる。そういった経験をした人たちの先に今の民主化された台湾があるのは、本当に血と涙で勝ち取った結果なんだと実感する。 台湾語、北京語、日本語の訳が巧みに使い分けられた本書からも、その支配の歴史の複雑さが伝わってくる。 4巻の解説にあった「親日台湾」の項は胸に刻んでおこうと思う。
  • 2025年11月30日
    台湾の少年(3)
    台湾の少年(3)
  • 2025年11月30日
    台湾の少年(2)
    台湾の少年(2)
  • 2025年11月30日
    台湾の少年(1)
    台湾の少年(1)
  • 2025年11月30日
    陳澄波を探して 消された台湾画家の謎
    絵画修復をきっかけに、時代から消されていた画家、陳澄波の生涯を追う歴史小説。中国の文化を色濃く残す台湾の家庭に生まれ、日本統治時代を経験しながら台湾の嘉義、東京、上海で絵を描き続けた澄波はその絵描きとしてのアイデンティティやルーツをそれぞれに持ちながら、その立場が戦局によって揺らがざるを得ず、時代に翻弄されて最後には白色テロで命を落とす。 植民地支配を行っていた日本への感情の複雑さ、祖先の祖国である中国への帰属意識と白色テロでの裏切り、台湾やそこで生きる人への愛情が、そのプロレタリア精神に即して絵を描いてきた人生からうかがえる。澄波の無実と人生を信じ、絵を残してきた妻の捷もすごかった。 台湾での2・28事件から始まる白色テロ、戒厳令下における恐怖政治、時代と大国にアイデンティティを分断されてきた台湾の人々たちのことを思いながら、民主主義の火が台湾から(世界からも)消えないことを本当に祈りたい。
  • 2025年11月28日
    AはアセクシュアルのA 「恋愛」から遠く離れて
    アロマンティック/アセクシュアルの著者が身も心も削りながら綴ったエッセイ。 ロマンチックラブイデオロギーの持つ暴力性、恋愛をしないというだけで排除される社会のあり方について、(私もどちらかというとそちら側にいる人間のため)、怒りとつらさを今一度痛感する一冊だった。 番外編のゲ謎、ジョジョ・ラビットに対する映画評もかなり興味深い。たまたま両方見ていたので同意の連続と、恋愛から掘り下げていく「人間」というものへの視点、面白かった。 恋愛をしないというだけで排除されうるだけでなく、恋愛至上主義の人たちから見たら得体の知れないモンスターになってしまうのか?と色々考えた。恋愛ってなんなんでしょうね…。
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