
ユウキ
@sonidori777
ゆっくり読んでいる📚
フェミニズムと植民地主義に関心があります。
- 2026年6月10日
- 2026年6月10日
朝鮮短篇小説選(上)三枝壽勝,大村益夫,長璋吉読み終わった買った朝鮮の近代文学10選。 当時の苦しい極貧の農村暮らしや権力から受ける圧力の中での暮らしが描かれている。 解説曰くこの時代からさらにくだると「親日」文学に移り変わってしまうらしいのだが、滲み出る当時の暮らしの苦しさをひしひしと伝える作品が多いのだなあと思う。 - 2026年6月10日
何が私をこうさせたか金子文子読み終わった買った獄中死した金子文子の手記。 幼い頃から大人に翻弄され続け居場所を奪われ、思春期においては虐待や性被害などを経験したふみ子の切々とした記録は痛ましいながらも、読む手が止められなかった。 社会主義に出会って目覚めたというより、 自分が見出した思考の裏付けができたと考えるふみ子の、自分を居場所と探し続けた人生を思う。 権力体制のもとでは居場所が奪われ続けるしかなく、没後100年経った今でもふみ子にとっての世界は変わっていないだろうなと思う。 - 2026年6月9日
国際法で世界がわかる 新版北村朋史,森肇志,田中佐代子,若狭彰室,藤澤巌借りてきた読み終わった最近の国際情勢を国際法に照らし合わせて読み解いていく。どうしてこれが裁かれないの?と疑問に思うところが実はもっと大きな被害を防ぐための工夫だったり、逆にもっと議論を重ねなければ、機能不全におちいるのでは…と思うところもあったり、読んでいて面白かった。 - 2026年6月6日
- 2026年6月6日
巨人たちの星【新版】ジェイムズ・P・ホーガン,池央耿借りてきた読み終わったこちらも前作に引き続き面白かった…。 ただ、やはりこの本の中の地球人はかなり希望に満ち溢れ、理性的で、平和を望むが私たち実際ジェヴレン人に近いのでは…と思ってしまう。 作中で宗教や伝説的なものがジェヴレン人による発展の妨げとして扱われていたが、(それ自体も様々な戦争の禍根になりつつ)、その中の倫理的なものが作中の地球人の理性につながる分かれ目だったら面白いかも、と思った。 - 2026年6月6日
ガニメデの優しい巨人【新版】ジェイムズ・P・ホーガン,池央耿借りてきた読み終わった前作も面白かったが今回も面白い。 地球人の起源の謎解き、ガニメアンの絶望と希望、ワクワクしながら読んだが、 この本の中の地球人はすごく理性的でいいなあ…。 - 2026年6月6日
ここに生きる古庄ゆき子借りてきた読み終わった大分県の働く女性の聞き取り史。 馴染みの方言のためリアリティをもって読むことができたが、当時の人の息づかいやどうやって暮らしてきたか、社会運動に身を投じたときの状況等々、個人の人生が歴史の中にしっかりあるのだなあと感じる。 - 2026年5月24日
「差別」のしくみ木村草太借りてきた読み終わった差別の定義をさまざまな角度から探りつつ、「区別」と「差別」を巡る憲法と法律の判例、アメリカの奴隷解放や大日本帝国と日本国憲法の歴史、相続や婚姻に関する不平等などから差別のしくみを検証していく。 差別がどう生まれて定着してしまうのか、あらためて明文化されると気付いていなかった視点が出てきて興味深い。差別をしない、差別をされない権利が行使できる社会に貢献したい。 - 2026年5月20日
遺骨と祈り安田菜津紀借りてきた読み終わった福島、沖縄、ガザをつなぐキーワードこそが「私たちが踏んでいる側」という冷や水を浴びせられるような社会構造の仕組みなのだなあと思う。 一人一人が大事にされない社会は豊かになっても必ず負担を背負う人々が生まれるし、豊かさはその犠牲を覆い隠してしまう。 植民地主義は決して消えてはいないし個人に内包されて続いてしまっている。 踏んでいる側の私がどう変わるべきか、日々自問自答しながら考えようと思う。 今回は図書館で借りてきたけど手元に置いておきたいな。 - 2026年5月20日
憲法に緊急事態条項は必要か永井幸寿借りてきた読み終わったタイトルそのままの内容。今の日本で緊急事態条項が設置されたらどうなるか/他国との比較/現時点で充分対応できるということを丁寧に解説している。 というか2016年に発行されたブックレットだけど、この10年なんとか市民と野党が頑張って押さえ込んできた事実を知らなくて反省。 10年前の本だけど「今」と状況は同じなので、色々な人に読んで欲しい。 - 2026年5月17日
現代思想(2022 11(vol.50-)上野千鶴子,佐藤泉,斎藤真理子,斎藤美奈子,森崎和江,花崎皋平,藤原辰史,酒井隆史読み終わった買ったたまたま手に入れた森崎和江特集、かなり良かったので本当に手に入って良かった。 まだ『慶州は母の呼び声』しか読んだことないけど、ほかの作品に寄せた寄稿文たちがフェミニズム、植民地主義、エコロジー等々読み応えがあった。 森崎和江作品はかなり難解らしいのでここに寄せられた寄稿をヒントにしながら他の作品を読みたい。 - 2026年5月14日
星を継ぐもの【新版】ジェイムズ・P・ホーガン,池央耿読み終わった買った最初は読みづらいかも…と思ったのにのめり込んで読んでしまった。月の裏側に眠る5万前の遺体の謎、 SFとしてもロマンがあり、ミステリーとしても面白すぎる。 - 2026年5月10日
一九八四年(新訳版)ジョージ・オーウェル,高橋和久読み終わった監視社会というよりは全体主義がいかに忍び寄ってくるか、という方に恐怖を覚えるディストピア小説。 ニュースピークという極限まで情報が削ぎ落とされた言語による思考の制限、過去は変え得ると現実に合わせて改変され続ける過去の記録、矛盾したことでも正しいと思い込むべきだとする二重思考、自国民を貧しくさせ愛国心を育むためだけに続く戦争といった、権力者が権力を維持するためだけに国民を縛り付けている社会の仕組みは、現実でもリンクするものが多々ありゾッとする。(今の日本!!!) 主人公が信じた「希望があるとするなら、それはプロールたちの中にある」という言葉(だからみんなで街に出てデモに参加したり、政治の話をしようと思った)、附録と最後の解説で少しだけ希望が見えたが、この希望を頭の隅に置いて現実を生きていきたい。 - 2026年4月26日
読み終わった在日コリアンである著者による2025年の戒厳令から紐解いていく南北分断の歴史と、それが韓国の民主主義に与える影響を分析する。 解放から現代に至るまでの戒厳令の歴史と、それに抗ってきた歴史は民主主義を勝ち取るだけの困難さと傷の大きさを窺わせる。 また、「反共」という韓国社会にある、大きな対立構造の軸の根本としてある南北分断の解決について、すでに国際社会の秩序にその分断が組み込まれていることがその困難さを際立たせていることを知った。また、「反共」という「仮想敵」がいることは戦争の口実になるのは古今東西そうだな…と思う。 ろうそくデモや2025年の戒厳令阻止を見て、韓国に根付いた民主主義が羨ましい!と心の底から思ってしまうが、それは日本の占領、朝鮮戦争、麗順事件や光州などの戒厳令へ抵抗を経た今までの痛みや傷、人々の死を持って勝ち取ってきた民主主義であることを忘れないでいたい。 - 2026年4月4日
- 2026年4月4日
プロジェクト・ヘイル・メアリー 上アンディ・ウィアー,小野田和子読み終わった買った最高!最高!最高! グレースとロッキーの絆も最高ながら、ストラットを中心に各国が協力して地球の危機に立ち向かう様、見て見たすぎる世界だ。 - 2026年4月4日
夜と霧ヴィクトル・エミール・フランクル,霜山徳爾読み終わった買ったフォロワーさんの勧めで、新版ではなく旧版を購入。長い解説はアウシュビッツ以外の収容所における虐殺やどのような人物が加担したのかを仔細に記載しており、夜と霧の内容の客観的な補強には充分すぎるというより、これで一冊つくるべきというくらい充実している。 本編は心理学者の著者が極限状態でどんな心理的体験をしたかを分析して詳細に記載しており、主観的にどのような残酷な場所であったかが窺い知れる。 最後の写真特集も残酷ながら同じ人間が歩んできた歴史だと皆が知らなければいけない内容だと思った。 - 2026年4月4日
憲法読本杉原泰雄読み終わった買った改憲反対ながら憲法のことをよく知らないな…と思って読んだ本。 日本国憲法の歴史から、どう解釈されてきたか等々、おもに平和憲法について記載があった。 今読まれるべきで、正しく反平和への怒りを持つきっかけになる本だと思う。 - 2026年2月1日
暇と退屈の倫理学國分功一郎読み終わった買ったあまり暇とか退屈だとか考えたことがなかったので、ピンとこないかも…と思いながら手に取ったが、現代の消費社会、労働環境において「退屈」であることから逃げるために奴隷になっていないか、消費と浪費の違い等々、実は身に覚えのあることばかりで大変心に沁みた。哲学書でありながら読みやすいのも嬉しい。
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