武術的立場 身体を通して時代を読む (文春文庫 う 19-8)

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- いっちー@icchii3172025年8月13日図書館で借りた甲野シリーズ4冊目。内田樹さんがいると途端に行間が狭い(笑)これはもう少し借りておこう。 「平和のコスト」というネーミングは面白い。 p101「僕がだらけた若者をあまり叱らないようにしているのは、いちど叱ってしまうと、自分の叱責の正当性を証明するために、彼らが本当に生き述べられないようなひどい目に遭って泣いて後悔するような事態の到来を無意識に望んでしまうからです。」→厳しい叱責は、叱った本人だけでなく若者自身も自己の崩壊を内面化させてしまうと思う。