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いっちー
いっちー
@icchii317
本の読める店fuzkueのファンです。シェアハウス歴10年。さいきん1人で住み始めてから家でも本が読めるようになってきました。
  • 2026年2月3日
    グループと瞑想
    グループセラピーについて。下火になってしまったけど、野田先生は好きでやっている。現実との落差が極端すぎると、実社会で通用しない。あくまでよきコモンセンスに則ってデザインしなければならない。 共同体感覚を育むためのグループセラピー 気分と感情は異なる。気分に対して感情的になる。「抑うつの感情さえ消えれば、抑うつ気分のほうはそう耐えがたいものではないようです」p89 不安は未来に対して、抑うつは過去に対しての感情。怒りは今。怒りは悲しみ。 変わった時に人は洞察する。 感情は、対人関係の中で使われる道具であり、しかも陰性の感情は使わなくても生きていけるので、別のレパートリーを使えるようにしてあげる。 瞑想とは目覚めていること。状況をちゃんと認知でき、目的追求をストップさせ(欲は捨てれないが目的は捨てられる。人生目標とは理想の自分のこと。劣等感は理想の自分とのギャップ。瞑想的になるとただの幻想だとわかる。)、他人や世界全体に対する態度が根本的に変わる。ライフスタイルも自分で選べるようになる。
  • 2026年2月3日
    グループと瞑想
    瞑想的に生きる。 シリーズ1があまりに良くて続きを読了。1ほどの衝撃はなかったけど、私が野田節に慣れただけ説。むしろそれは良いこと。 とはいえ、やっぱりケースとかは衝撃で、友達に勧めたい本だった。 アドラー心理学と宗教の違い p162、164 「宗教というものは、どんな宗教であれ、宇宙の絶対の真理の存在を信じている。神と言うかたちで人格化されている場合もあるし、仏教の方(ダルマ)のように人格的な場合もあるけれど。 一方、心理学は絶対の真理の存在を前提にしていないか、あるいは暗黙の前提にはしていても、それは科学的な方法によっては知りえないと考えているか、あるいは知りうると考えていても、心理学の扱う対象ではないと考えているかのいずれかで、要するに絶対の真理とは関わらない。」 「宗教は、宇宙の真理は超越的なものであって、通常の方法では知りえないから、それを知るためには、何か超越的な神秘的な方法を使わなければならないと考える。(中略)心理学のほうは、少なくともアドラー心理学に関する限りが、神秘的な方法に頼ろうとは思っていない。合理的な、理性で理解できる方法の範囲内で動こうと思っています。」 1個目について、アドラー心理学は、独特の自由についての考え方があるから、宗教も、まったく個人の問題として捉えていて、信じるも信じないも別に構わないという感じ。 2個目は、科学主義?的なんだなと思いつつ、私もそっち側に立っている。
  • 2026年2月2日
    いつでも調子がいいカラダになる! ホルモンをととのえる本
    いつでも調子がいいカラダになる! ホルモンをととのえる本
    「漠然とした不安からうつにいたるまで、メンタルヘルスの問題を最も多く抱えるのは35から50歳の女性です。」p231 →これはまじでそう。修行中の野口整体のお客さんもやっぱりその年代の女性が一番多そうだし、更年期によるホルモンバランスの乱れがいかに大変かということをすごい感じる。こうやって断言してくれて素晴らしい。 メモ ・ドーパミン値が低いと、モチベーションの欠如、集中力の低下、絶望感、かつて楽しんでいたことに関心を持てない ・ノルアドレナリン=脳内のアドレナリン ・オキシトシンは他者によってでないと分泌されない ・鬱病は炎症で起きる??(『「うつ」は炎症で起きる』草思社)慢性的な炎症があると、サイトカイン(免疫系の様々な炎症反応を調節しているペプチド)が多くなりすぎ、ノルアドレナリン、セロトニンドーパミンの分泌を妨げてしまう ・炎症の原因=植物油、乳化剤、精糖、ストレス、睡眠不足 →スパイス(しょうが、にんにく、ターメリック、カイエンペッパー、シナモン、コショウ、パセリ。気分が落ち込んでるときに増やすと良い)、脂肪酸(魚、チアシード、牡蠣、クルミ) ・気分を上げる方法①エプソムソルト(硫酸マグネシウム)のお風呂(マグネシウムはコルチゾールの調節&GABAの量を引き上げる)②光療法③音楽鑑賞④呼吸法⑤自然(ガーデニング、ウォーキングなど)⑥人間性パワー(挨拶など)⑦運動(週に60〜180分の有酸素運動でOK)
  • 2026年2月2日
    いつでも調子がいいカラダになる! ホルモンをととのえる本
    いつでも調子がいいカラダになる! ホルモンをととのえる本
    そもそもホルモンと神経伝達物質の違いとかも、読むまでごっちゃにしてた。セロトニン、アドレナリン、ドーパミンなんかは、ホルモンでもあり神経伝達物質でもある。神経伝達物質は、効果を感じるのに1000分の1秒しかかからない。ホルモンは血液によって送り出され、効果は数秒〜数日。 セロトニンは腸の動きも管理。便秘はセロトニンが少なく、下痢は多すぎる可能性あり! Xで知ったビタミンDのサプリにMK-7て書いてあるの何か知らずに飲んでたけど、吸収効率がよく、体内での持続時間、長い形のビタミンK2の名称らしい。しかもそれはトリプトファンがセロトニンに変換されるのを促すために必要な栄養素なので、合ってた、良かった。 さいきん読んでるアドラー心理学を語るシリーズで「気分と感情を分ける」という話が出てきて、抑うつの気分自体はそこまで苦ではないが、人はたいていそこに意味付けをして焦ったり悲しんだりし、その感情が人を苦しめるのだという話。ホルモンを用いて説明できそうな気がした。セロトニンが少ない人でも、日常生活(食事や睡眠)で分泌される分は多少はあるが、感情によってそれすら出なくなったりコルチゾールの方が多くなりすぎたりして、辛くなってる、みたいな。 依存症になる人は、イメージに反してドーパミン値が低い。(低いからこそ刺激を求める) メモ 空腹ホルモンを満足させる。栄養たっぷりの食べ物11選 卵、オリーブ、牡蠣、アボカド、魚、リブアイ(ステーキ)、牛のレバー、ギリシャヨーグルト、アーモンド、茹でた、じゃがいも、コラーゲンペプチド コルチゾール値が高い場合、アシュワガンダとイワベンケイ(ロディオラ)が役立つ&ホワイトノイズ、朝の光、海塩 いつも同じだとドーパミンの耐性がつく→ランダム(好奇心があっちこちにいくのは、ドーパミン耐性的には良いことかも) 不安に関係するGABAは運動と食事(発酵食品、お茶、グルタミン酸(バナナ、玄米、魚))
  • 2026年2月2日
    いつでも調子がいいカラダになる! ホルモンをととのえる本
    いつでも調子がいいカラダになる! ホルモンをととのえる本
    あんまりこの手の本を読んでないから分からないけど、結構いい本だと思う。サウナで「整う」の原理を初めて理解したかも。(迷走神経が整う) あと、「完全菜食主義がこれだけ人気になった理由は、ヴィーガン食品のかなり多くが加工されたジャンクフードだから」はパンチ効いてた。ベジバーガーよりもマックのハンバーガーのほうがまだマシらしい笑 カフェインは肯定派だった。確かに3児の母はカフェイン必要よな。そこは全母の味方。 メモ ブルーライトカットめがね 口閉じテープ 植物油、乳化剤(大豆レシチン、カラギナン、モノグリセリド、ジグリセリド)控える(もちろん糖質も) 間食△(間食しすぎても血糖値はむしろ乱高下)
  • 2026年2月2日
    睡眠文化論
    睡眠文化論
    東畑開人さんのInstagram。こんなふうに積読を増やしちゃ人生がいくらあっても足りないけど、面白そうなのでつい https://www.instagram.com/p/DTbumfik7hR/?igsh=ZzJ4OWhuaThuNGw4
  • 2026年2月1日
    精霊に捕まって倒れる
    精霊に捕まって倒れる
    それこそ、去年の6月に、もうあれはお祭りだった、文化人類学会でおすすめしてもらった本で、その時は勢いかなにかでKindleで買って、以来本を忘れて出かけてしまったときなんかにちょこちょこ読んでいる。 さっきヤンキーと地元を読み始めても思ったけど、そもそも、相手に失礼のないように信頼関係を築いたり、リスペクトをするには、相手の文化を知る必要があるということが、まだ20%だけど、18〜21%くらいのところで嫌というほど事例が出てくる。モン族の文化に振り回される医者がまじで大変そう。
  • 2026年2月1日
    ヤンキーと地元
    最初にヤンキーと出会ったときの衝撃を忘れずに、真摯に向き合い始める頃を、日記を覗くような気持ちで追体験させてもらえるという。 とり急ぎ、冒頭と、あとがきを読んだけど、やっぱり参与観察って、とてもパワーのある手法だし、この本はとても面白い。 少し長くて申し訳ない気もするけれど、この箇所が、誠実で、そして参与観察にたどり着いた経緯を知れて、泣きそうになった。 「 私は一〇代の頃、教師になりたかった。大学へ進学したのも、そのためだった。大学校内の夜の駐車場で、不良少年達と朝まで飲み明かしたとき、初めて知ったことがある。それは、大学の高校も、彼らにとっては、一部の人間のためにつくられた場所で、しらけた出来レースが展開される場所でしかない、ということだった。そんなふうに学校を見たことがなかった私は、自分の無知を嫌というほど思い知らされた。私の両親は公務員で、私は何不自由なく生活できる環境に守られていた。だから私は、二十歳になるまで、学校がそのような場であることを知らないままだった。そのことが恥ずかしくてたまらなかった。  その後、私は大学院に進学した、学べば学ぶほど、何かを話したり書いたりすることが怖くなっていった。特に沖縄について議論をするとき、私の恐れは強まった。内地の恵まれた家庭に育った私が、自分の限られた経験や知識をもとに沖縄を語ったとき、なにか間違ったことを言ってしまったらどうしようと恐れた。「ないちゃー[本土の人]に、ボンボンになにがわかるのか」と自問自答し、ますます行き詰まっていった。  そうした時間が数年続くうち、わからないなら、わかる人に話を聞かなければなにも始まらない、と思うようになった。話を聞かせてもらうには、相手に失礼のないよう信頼関係を築かなくてはならない。そのための方法が、私にとっては参与観察だった。」
  • 2026年1月30日
    シン・自殺論
    東畑さんのXより。 https://x.com/ktowhata/status/2016731809468600596?s=46&t=pJldM2CASAMBJLeo4bR5sg "図にあるように、戦争が究極の自殺対策になってしまうことを考えていく後半は心理学者としては極限のところだと思った。人が自分を「役立たず」だと思うことが、いかに人間にとって深刻な事態であるか。" 役に立てると思えることを見つけるのが、これほどまでに難しい時代なのか。 こんな図を見せられてしまうと、人間には死への希求が元来備わっていると捉えられかねない。ほんとうに、極限のところだ。。。
    シン・自殺論
  • 2026年1月25日
    どうして男はそうなんだろうか会議
    冒頭のおにぎり事件の話が一番パンチがあってよかった。桃山商事の冴えないメンバーが運転しながら助手席にいる相談者の女性と長いこと、おにぎりの具について雑談していたという衝撃について。ホモソーシャル的な考えでは、面白いことを言わないといけない、会話の主導権を握らないといけない、みたいな強迫観念があるけど、実はそういうことはなくても良い。失恋したときに傷ついてもいい、笑いに変えなくてもいい。 あとは友人関係のあり方の区分けについても興味深かった。深い話ができるコンフィダントと、趣味とかでつながる軽めの関係性のコンパニオン。軽いストレスならむしろコンパニオンの方がいいというのが面白かった。ただ、本にも書いてあったけど、コンフィダントありきのコンパニオンだと思う。同じ人物でもどちらにもなりえる。 フェミニズムについて、男性という社会的な生き物について、知れる良書。読みやすい。
  • 2026年1月24日
    作家の黒歴史 デビュー前の日記たち
    「そもそもの話、ぼくは日記と称しつつ、実際は無意識のうちに小説を書いていたのかもしれない。正確には小説を志向しつつ、小説に至らなかった、小説未満の何がしかを。」p201 「さまざまな記憶のこと」の章を読んでても、自分は小説を書くタイプの人間ではないなと思った。 「本来の日記を、もっとたくさん書いておけばよかったと思う。ただそれをするには、ぼくはなんていうか人として過剰だった。」p106 たしかにそう思う。日記というと普通は「本来の日記」とあったとしても漫画の感想くらいかなと思う。 作者の日記のジャンル…「モノ申す系」「直感系(ひらめき開陳)」「漫画の感想」「詩」「夢日記」「ライフハック系」「本来の意味での日記」 日記の部分じゃないけど、「リテラシーくそくらえ」の冒頭の、三十歳くらいの頃の作者が暗鬱とした日々をすごしていたというのがめっちゃリアルだった。 全部は読めてないから、また借りようという気持ち
  • 2026年1月23日
    医者も知らないホルモン・バランス最新改訂増補版
    医者も知らないホルモン・バランス最新改訂増補版
    つまみ読み エストロゲン子宮内で細胞の増殖を促す働きが、プロゲステロンは細胞を成熟させ、次の段階の準備をする働きがある。プロゲステロンが、乳がんを予防する可能性を持つというのがこの本の主張。 無排卵月経は、プロゲステロンを生産しない 無排卵月経が長く続く場合は、エストロゲンの生成量も不規則になりがち。月経出血も多かったり少なかったりする。 プロゲステロンは性欲を正常に保つ。 なぜ先進国に住む更年期女性がプロゲステロン欠乏になりやすいのか。 「5000種類以上の植物はプロゲステロンに似た作用のある植物ステロールを含んでいるが、あまり環境エストロゲンに晒されていないような非先進国の人々は、こうした植物性食品を存分に食べているため、プロゲステロンが欠乏することは稀である。(中略)一方、先進国の食事は加工食品が多く、生鮮食品でも収穫後数日を経てからようやく人々の口に入る。これではビタミン類(とくにビタミンC)や、植物ステロールの摂取量が減ってしまう。」p151
  • 2026年1月18日
    モテないけど生きてます
    モテないけど生きてます
    Readsの記録が全然ないの意外。 「女神化」という概念を知れただけでも一読の価値あり。 ゆーれいさんの「女装」についての文章が、心に来るものがあった。
  • 2026年1月18日
    リサーチ・クエスチョンとは何か?
  • 2026年1月17日
    日刊イ・スラ 私たちのあいだの話
    日刊イ・スラ 私たちのあいだの話
    なぜか記録してない、びっくり。これもベストに入れていいくらいの本だし、実際去年図書館で2回借りた。正直言うとつまみ読みだけど、去年は岸田奈美さんとの対談noteもでて注目度が高まったと思うし、おすすめされてたエピソードを皮切りにまた読みたい。 個人的には最後の後書きだけでも本当に良いなと思う。あんまり良しとされてない(気がするだけか?)個人主義的な考え方について。個人主義というとあれかもだけど、自立することについて。
  • 2026年1月17日
    BUTTER
    BUTTER
    積んでたけど、世界99の前か後に勢いづいて読めた。前はたしか太っていく主人公への眼差しとかがおえってなってそれもあって途中でやめてた気がするけど、今回は最後まで読めて、成長を感じた。ラスト、それでも生き延びようとする主人公の姿勢がかっこいい。そして余白、居場所も大事ですよね。
  • 2026年1月17日
    目的への抵抗
    目的への抵抗
    (続き) ・アーレントは、人間がこの世界で生きている=複数の他者とともに生きている上での自由=政治における自由を考えようとしいる。 ・目的を超越したとき、つまり過程そのものが楽しみになるとき=「自由な行為」byアーレント ・手段と目的の連関を逃れる活動=遊び。(アーレントは遊びに通じる言葉として「パフォーマンス芸術」を用いる。完成はパフォーマンスそのものにある。) ・遊びと政治は強い親和性がある。(このことに違和感を覚えるのは、私たちが政治という言葉をほとんど行政管理の同義語として使っているため) ・ある意味自己目的化に近い。 ・「目的のために手段や犠牲を正当化するという論理から離れることができる限りで、人間は自由である。人間の自由は、必要を超え出たり、目的からはみ出たりすることを求める。その意味で、人間の自由は広い意味での贅沢と不可分だといっても良いかもしれません。」p195 ----- 第一部に戻る ・支配の条件について。自然状態では支配は成立しない。(ルソーの自然状態論)移動の自由は支配から逃れるための最低限の条件 ・行政とは、法律によって定められた業務を行う機関。現場に個別案件を一つ一つ処理していく行政には、実は大きな決定権がある。
  • 2026年1月15日
    「発達障害」と間違われる子どもたち
    アメリカの研究では、早生まれにあたる子のADHDと診断される率が34%も高い。 →早生まれは今となっては、むしろ若くいられるようなお得な気持ちだけど、特に小さい頃はそんなにも見られ方含めて違いがあったんだなと思う。 10歳以下の子供は、想像力などをつかさどる心の脳が育っていなくて当たり前なので、「人の気持ちが想像できない」「論理的に考えられない」と言う特徴をもとに「うちの子、発達障害かも」と思う事はむしろ危険。 脳を作り直すためには生活の改善が有効。 1体の脳の育て直しができ、脳のバランスが整う 2セロトニン神経を育てられる 3睡眠が安定する いやぁ、子供だけでなく大人でも有効というのは改めて心強い主張だし、結局基本が肝心だなと思った。 大人になると、それこそ「寝る間を惜しんで」努力することが美徳になったりするけれども、やっぱり何かおかしいよなと思う。 セロトニン神経が整うと、体の脳(姿勢、睡眠、呼吸、自律神経など)、お利口さん脳(記憶や認知)、心の脳(体の脳から発せられた不安や、恐怖などの情動をなだめ、安心感を生む)すべてにおいて働きが良くなる。
  • 2026年1月15日
    「発達障害」と間違われる子どもたち
    発達障害もどきの存在について。 「このような子供たちによく見られるのが、生活リズムの乱れとテレビやスマホ、タブレットなどの電子機器の多用です」p41 特に5歳までは、脳の発達において、「動物として生きていくためのスキルの獲得」が必要だが、生活リズムの乱れや電子機器の多様が、脳の発達を遅らせ脳機能のバランスが崩れるので、発達障害と同じような行動を見せるのではという仮説。
  • 2026年1月13日
    目的への抵抗
    目的への抵抗
    コロナ禍のさなかでの講話が二つ。前半最も興味深かったのは、移動の自由ということの重要さについて。移動の自由が奪われた場合に支配が可能になるということ。 後半は、「不要不急」について。目的をはみ出るものを許さない傾向はコロナ前からすでに進んでいたのではないか。 ・贅沢は何らかの限界を超えた支出。 ・贅沢は人間の生存にとっては必要がないもの。 →人間の生存にとっての必要という限界を超えた支出が行われるときに、贅沢を感じる。 ・浪費とは限界を超えて物を受け取るので、満足する。 ・消費は対象が物ではなく記号なので、終わりがない。(「その店に行ったことあるよ」と人に言うためにお店に行く) →消費のメカニズムを利用して大量消費が可能になる →消費社会が、贅沢をやめさせ、際限のない消費をうながす。 →むしろ贅沢を求め、浪費するほうが大事なのでは?浪費は満足できるし、止まる。贅沢を求めることによってこそ社会は変わる。 ・贅沢は目的からの逸脱がある。豊かさを感じて人間らしく生きるために必要 ⇄消費社会の論理を継続するために、目的をはみ出るものを許さない社会になりつつあるのでは 孫引き、アーレント『人間の条件』より 「目的として定められたある事柄を追求するためには、効果的でありさえすれば、すべての手段が許され、正当化される。こういう考え方を追求していけば、最後にはどんなに恐るべき結果が生まれるか、私たちは、おそらく、そのことに十分気がつき始めた最初の世代であろう。」 ・目的によって手段が正当化される。(手段の正当化こそが目的を定義するものに他ならない) ・「恐るべき結果」=全体主義。全体主義においては、“チェスのためにチェスをする”ことを認めない。 ・ベンヤミンが「目的なき手段」という逆説的な概念を唱えている。(極端に考えてみることの好例) ・キム少年の例。スパイとして国に利用されてしまうが、それでも彼自身はインド社会を知り尽くしており、どこでも如才なく振る舞う。彼はゲームのためにゲームを愛し、人生のための人生を愛する力を持っていた。アーレントは、「キムは自由である」と考えていた。 (続く〜) (感想) ・平易な文章が連なっているが、重要な概念のオンパレードなので、まとめてみようとすると結構長くなった。 ・コロナ禍に読みたかったな〜。もうすっかり過去のことだ、時間ってすごい。 ・消費と浪費の違いがいまいち分からん。そのくらい、消費に毒されているかもしれない。そりゃ贅沢して満足して止まるってのはなんとなく分かるけど、時間の概念も入れたら、いくら美味しいもの食べたってお腹が空くじゃないか。いや、美味しいものを食べるために食べるのは贅沢でいいのか。 ほかにも美術館にたくさん行くのは贅沢なのか、消費なのか?興味がある展示を観に行くのは贅沢で、話題だから行くのは消費なのかな。服で考えたら理解できるな。流行り廃れに従って、時代遅れにならないように買うのは消費、高価でも良質で好きなものを買うのが贅沢。確かに、気に入ったものを買ったらたとえばいい鞄なんか買った時、欲がなくなる。   ・暇と退屈の人類学の、要約や主張が散りばめられていて、改めて読むぞとなった。 ・消費社会が贅沢を退けようとするのは、支出を「もったいない」と思っているからではなくて、すべてを目的と手段の中に閉じ込める消費社会の論理を徹底するため(p157)→薄々思ってたけどやっぱそうか〜 ・キム少年のように、“どこに行っても如才なく振る舞う”ことができる人は確かに、自由な感じがする。でもその理由をもっとロジカルに説明されて納得。
    目的への抵抗
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