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いっちー
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@icchii317
本の読める店fuzkueのファンです。シェアハウス歴10年。さいきん1人で住み始めてから家でも本が読めるようになってきました。
  • 2025年11月25日
    思考の整理学
    思考の整理学
    Xで思考の整理の方法について書いてあったものを読んで、思い当たる本がこれだったので、ワイド新版を図書館で予約してたのだけど、前にたくさん本をもらってきた時に一緒にもらってきてあった。のでちらっと読んでみた。 たぶん、東大生にいちばん詠まれるというのは冒頭のグライダー人間についての章が刺さりまくるからなんだろうな。かくいう私も、東大卒ではないけど笑、刺さりまくった。卒論、めっちゃ苦労した。そもそも理系なので先生からテーマをもらったけど、それでも超大変だった。自分のエンジンつけたい…。私が今も何かを教わる稽古を受けているのは、グライダー人間の証左なのではないかと思って辛くなってきた。 でも稽古事は、次?の章にも書いてあるように、全てを教われるわけではない。まずは見学して、じりじりと欲を掻き立てられている。聞けば結構丁寧に教えてもらえるけれど、所作ふるまいひとつに、その人らしさが出てしまうし、先生のとおりにやるにはまだまだ天と地ほどの開きがあると感じる。時間をかけるということ自体が現代において馬鹿げたこと、無駄なこと(3年も同じことをやるよりももっとスマートな方法があると信じられている)だと捉えられているけれど、そういうことをやりたいのだ、私は。 借りる前に一旦満足してしまった。また開きたくなったときに開きたくなる本。
  • 2025年11月25日
    東洋的な見方
    東洋的な見方
    友人の読書会にて、この本の中の「現代世界と禅の精神」という章について、取り上げられていたので読んだ。 なんというか、自分の中にこの周辺の知識がなすぎて、彼が大事な言葉をたくさん話しているのに、メモしようとしてもどんどんとりこぼれていってしまうもどかしさがあった。 こういう時は、ガンガンこの周辺の言葉を浴びるしかない。 ちなみに読書会を聴きながら、最寄り駅に着いて、駐輪場から自転車を出して点滅している横断歩道を急いで渡ろうとしたら、トートバッグを前輪に引っ掛けて盛大にこけた。危ない行為はいけませんね。
  • 2025年11月23日
    差別感情の哲学
    図書館で、たまたま目に入った本。読書会で『部落フェミニズム』を読んだあとだったから、ごくごく飲むように自分の中に入ってきた。 飛ばし読み…、「自分に対する肯定的な感情」という章が目次にあるのがまず、嫌な予感というか。章立ては「誇り」、「自尊心」、「帰属意識」、「向上心」。 案の定、パワーワードだらけ。 「われわれの抱く自分自身に対する肯定的感情も、同じように、いやそれ以上に差別の動因を形成する。(中略)われわれ人間が「よいこと」を目指す限り、差別はなくならないであろう。」p114 読書会で、差別についてピンときていなかった友人がいて、多分その人は、今の(著者によると欧米型)近代社会にとって良しとされている家族、仕事、帰属団体、そして健全な意識、を持っていて、差別の構造の中にいることが、社会によって巧妙に隠されてしまっているのだろうと思った。
  • 2025年11月22日
    センス・オブ・ワンダー
    センス・オブ・ワンダー
  • 2025年11月22日
    部落フェミニズム
    部落フェミニズム
    第一章が難しく感じて飛ばしてしまったけど、最初に読むべき章だったなと改めて思う。でも、そのように読んだからこそ、具体例をいくつも読んだあとに浮かぶ差別とは何か?という根本的な問いについて、一章でズバッと書かれていることに感動する。 あとは最終章の「差別は相対的なものである」という話にもハッとした。キツい話だけど、差別される側も、変わっていかないといけない。 読書会で3時間くらい話し合うことができて有意義だった。何人かは感動していて、いずれもフェミニズムに明るい人たちだった。知識量によって、ピンとくるかどうかや、読書体験が影響される。少しずつ知識をつけていきたいと思った。
  • 2025年11月21日
    口笛のはなし
    口笛のはなし
    インスタでたまに流れてくるチェリストがあまりに歌うように弾くものだから、あーやっぱり音楽っていいなぁーーと思い、私が唯一続いている音楽である口笛をいつかもっと深めて、人前で披露するなんて未来があったら素敵だなと思って調べていたら見つかった。ミシマ社が出してるのポイント高い。
  • 2025年11月20日
    ブッダの夢: 河合隼雄と中沢新一の対話
    古本で安かったので。
  • 2025年11月18日
    〈寝た子〉なんているの?
    後半の子育ては感動、目から鱗の連続だった。幼稚園生でも、都合よく管理しようとする先生への違和感に気づけるように育つものなんだ、とか。そしてより心地よい、楽しい選択を自分で選べるんだ、とか。 『部落フェミニズム』を読んだあとに改めてこの本を読んだ。部落フェミニズムの本は理論や過去の文献をもとにした章が多かったのに対し、上川さんはとても実践的な方で、部落の問題を超えて子育てや、他のマイノリティの問題に対する向き合い方など含めて、生き方を見せてもらって、とてもとても良かった。勇気づけられた。
  • 2025年11月11日
    今日がもっと楽しくなる行動最適化大全 ベストタイムにベストルーティンで常に「最高の1日」を作り出す
    なんで気になったか忘れてしまったけど、こういう本を借りたのは大学生ぶりかも。 「遺伝子による朝型、夜型の影響は、たったの25分の差でしかない」 これこれ、昔電気が普及してなかった時のことを考えたら、夜型の遺伝子による影響といってもたいがいだと思ってたけど、予想を超えてたった25分しか違わないなんて。マジで環境と生活習慣でしかない。 ただし体内時計が平均で24時間10分で、この前後10分以上の個人差があるということなので、この10分はでかい。24時間に近い人の方が朝に順応しやすい。 まじでこの本の最初のイラスト解説の100ページの中に5回くらい「朝散歩」が入ってるけど、その重要さが改めて分かる。
  • 2025年11月10日
    出現する未来
    出現する未来
    U理論について最初期に書かれている本らしい。科学と仏教が結びついたような不思議な自己実現法について書かれている。そのためにはまずどれだけ深く見ることができるかが大切になってくる。執着を手放すことにより、達成する未来が見えてくる。 参考: https://youtu.be/drX_Ko0-UGo?si=F6flcnfiAU8thPou
  • 2025年11月5日
    医者も知らないホルモン・バランス最新改訂増補版
    医者も知らないホルモン・バランス最新改訂増補版
    面白そうすぎる。 1番のカルチャーショックは、牛は肥やすためにエストロゲンが注射されているので、その牛肉を食べた人間はエストロゲン過剰になるという話。 あとエストロゲンは食物繊維と一緒になることで排泄されるが、食物繊維がなければ、腸から再吸収され、リサイクルされる。(こういうエストロゲンをまとめて環境エストロゲンと呼ぶらしい) この話はPMSについての章に載っていて、PMSは実は黄体期にもエストロゲンの方が多いことによる症状だというのがこの本の主張(もちろんそれだけではかいが)で、なるほどと思った。野菜不足やエストロゲン過剰肉によってPMSになっている人たちが多そうだ。。 あとはホルモン抵抗性って言葉も気になった。「慢性的なストレスが原因で、長期間にわたって、コルチゾール値が高いままだと(その前に副腎の消耗が起こっていることが多い)、ホルモン抵抗性(耐性)になる可能性がある。こうなると、甲状腺、インスリン、メラトニンだけでなく、すべてのホルモンが影響を受ける。ホルモン抵抗性になったら、その埋め合わせをするのにホルモンだけではもう足りない。」 →これな気がする。。。辛い
  • 2025年11月2日
    〈寝た子〉なんているの?
    君が代にまつわる解釈は知らなかった。 「部落知名総鑑」なるものがあり、企業などがそれを購入していた時代があった。 「将来自分が望んでも就職や結婚ができないかもしれないと言うことよりも、身近にいる人たちに、自分が今いちばん不安に思っている話が通じないと言うことの方が、私は何よりつらかった。部落民である自分と周りがいかに違う世界に住んでいるのかを突きつけられるようでもあったし、あなたが抱えている部落問題なんて、この学校で社会で取り扱ってわざわざ考えるほどの価値はありませんと、自分の属性や存在が否定されているようにも感じていた。」
  • 2025年11月1日
    アンダイング
    アンダイング
    「お告げと診断」の章を読み進めているけど、これはがん事者でなくても読むのが辛くなる部類の読み物だ。 ただ、その中でも詩的な表現が多分に含まれていて、独特の読み心地になる。ただがん治療のことを一方的におぞましく思うのではなくて、著者と一緒に「がんになった世界」に放り込まれた気分になる。実際の数十分の一だろうけれど、それでも十分な孤独感を味わうことになる。 私はこれを、西洋医学とは異なるアプローチを将来的に試みる立場として手に取った。 けれどその立場の違いは究極的には些末なものだと読みながら悟った。 それでも、今のがん患者を取り巻く物語があまりにも冷酷なので、他の物語を提供できるような人になれたら良いなと思う。
  • 2025年10月30日
    性格は変えられる
    「現実の人間社会は地球という生命体に発生した癌なんです」 「我々は3秒間で地球を破壊することができるところもできてしまったんです。そのスイッチを握っている人々は恐怖心で行動している古いタイプの人間なんです。」 「けれども、核兵器反対のデモをかけてみても、仕方がないと私は思うんです。」 アドラー心理学の立場は、「西洋的な価値観である自由・平等・平和とかには全面的にイエスを言いながら、西洋的な雰囲気である。政治にはノーを言う」。 染み入ります。2020年に野田さんは亡くなっておられるのか。 この本、最後まで全く飛ばし読みできない密度だった。
  • 2025年10月30日
    性格は変えられる
    夫婦や親子トラブルで片方だけがくる場合は、個人のライフスタイルをチェックする。推測は不可能。 「子どもの性格について母親が言うことからは、母親のライフスタイルが診断できるだけです。たとえば、「うちの子はわがままで反抗的です」と母親が言ったとしたら、その母親が強圧的で支配的であるにとがわかるだけです。」 うーん痛快。でもマジでそうだと思う。
  • 2025年10月30日
    性格は変えられる
    ・「甘えと思いやりはコインの裏表」厳しいね。 ・「アドラーは、社会のルールを変革するためには、社会革命はナンセンスだと考えていました。政治でもって政治は改革できない。暴力革命からはより暴力的な社会しか生まれない。そうではなくて、心理療法を含む教育でもって個人個人を変革していけば、いつかは社会全体がもう少し住みやすい場所になっていくだろうと考えた。」 いやぁ、痺れる。これ、ほんと意識高い系が政治的に社会に働きかけていても、それは意識高い系の趣味であって、それを文化資本的にもアイデンティティ的にも、やろうとは思わないのよな〜と残念な私は思ってしまうのであるが、アドラーがこのような考え方をしておりそんな自分のことを肯定してあげれるな〜となった。まあ、こういう見方は、世界の見方の俯瞰度がかなり高く、理想主義的すぎて、現実を見れていないと批判されるのかもしれないが。 夫婦療法の話が面白すぎる。両者の行動上の不満(「テレビを見ながら鼻毛を抜くのをやめてほしい」とか笑)を言ってもらう。精神的な不満(「私に冷たいんです」とか)は禁止。そうすると意外と5個ぐらいしかでてこない。それをもとに契約書を作り、破ったら金銭的ペナルティを課す。そんな風にビジネスライクな理由は愛を冒涜しているわけではなく、本当はビジネスに過ぎないものを間違って愛だと思い込んでいるから。 「「テレビを見ながら鼻毛を抜く」のは愛情がないからではなくて、ビジネス上のマナー違反に過ぎないと思うんです。それを「愛情がない」と意味づけるから、扱えなくなってしまう。」 まじそうだな〜。てかなんでそんなみんな伝わるって信じてるんやろ。と言いつつ家族にはもうオートマで負の感情とか出てきちゃうけど。
  • 2025年10月30日
    性格は変えられる
    「アドラー心理学は、いわゆる「深層心理学」ではなくて、「文脈心理学」」なのかー。もっとちゃんとした出会い方してたら、この道に進むということも大いに考えられたなぁ。心理学一つとっても全然違うんだなぁ。 殺人の権利を個人が持っていると全員の生存の権利が危ぶまれるので、その権利は放棄して国に預ける。国民の権利を最大限に擁護するために国民の権利の一部を制限する。 だけど、例えばベルトの幅が2センチ以内とかいう校則は、全生徒の権利を最大限に保証することと関係がない。「あれは民主主義法ではなくてファシズム方です。」という過激さ笑 「人間は恐怖心から行動している限り臆病だし、臆病である限り本当には幸福になれない。」 グッときますね。
  • 2025年10月28日
    性格は変えられる
    「今の自分以外に実現すべき自己なんかない」 いろんな名言?があって面白い。 ケースがいちいち、刺さりまくる。。。
    性格は変えられる
  • 2025年10月28日
    性格は変えられる
    p94「人生目標なんていうのは本当は嘘だと私は思っています。」 いいねぇ。 「存在するのは、今ここにいるこの私だけなんです。私がこの私を好きになってやらなかったら、誰も私を好きになってくれない。(中略)そのためには、自己理想とか人生目標とか言った考えは邪魔になる。」 「もし、本当に深く根づいた倫理感があるなら、それは自然に行動に現れて、不道徳な行為がそもそも起こらないはずだ。そのときには、何も矛盾は感じられないはずだ。こうして、人間の内側には、いかなる矛盾も対立もないんです。」 なんか、なんとなく分かる気がする。
  • 2025年10月26日
    だまされ屋さん
    『時給はいつも最低賃金〜』のブックリストにて。 「「家族になっちゃいましょうよ」閉塞感の先の新しい家族、社会の在り方を見せる小説。星野さんは、いつも小説で一歩先の世界を見せる。この世界も現実になればいい。」 小説としてではなく、星野さんの見せてくれる世界が気になる。
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