女子サッカー選手です。そして、彼女がいます

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- noko@nokonoko2025年8月16日読み終わった借りてきた心に残る一節「いやだ」と言う声を「わがまま言わないの!」「女の子なんだから」と否定するのではなく、「いやだと思うこともあるよね」「どうしたらその気持ちが軽くなるかな」と肯定される社会だったら、もっと生きやすいのに。そう思いながら、私自身の経験をここに書き残しています。 たしかにドイツのチームメイトたちは、自分の容姿をわるくいったり、ネタとしてあつかったりしないなと思いました。いつも、自分とだれかの見た目をくらべたり、人の見た目を否定したりすることはなく、どこか自分の容姿に誇らしさを感じているように見えました。おたがいの容姿や服装など、自己表現にまつわるものごとを心から肯定する言葉も、いつもポンポンとびかっています。 いきなり「自分の身体や心を大切にしましょう」なんていわれても、「どうしたらいいんだ!」「むずかしい!」と思うかもしれません。 どうしたらいいか。この質問には、わたしなりのこたえがあります。それは、いたってシンプル。「目のまえのだれか(あごかれているだれかでもいいかも)のすてきだな、カッコいいなと思うところを、言葉にして伝えることからはじめてみてね」ということです。容姿や服装など、目に見えるものでも、性格や発言など、目に見えないものでもなんでも良いです。 そうしていると、ふしぎとまわりまわって自分のすてきなところやカッコいいところをだれかが肯定してくれたり、自分自身でそれに気がついたりするものです。私はこれを、肯定の連鎖とよんでいます。 目のまえのだれかの心と身体を大切にできる人がふえることは、自分の心と身体を大切にできる人がふえていくことにつながります。肯定の連鎖を、どんどんひろげていけたらいいなと思います。 I am proud of you!