

noko
@nokonoko
- 2026年3月16日
- 2026年3月1日
対談集 あなたが子どもだったころ河合隼雄借りてきた読み終わった心に残る一節【鶴見俊輔】精密さなんていうものはだとつくり物だと。インチキだと。 “Exactness is a fake”名言ですよ。(ホワイトヘッドの最終講義) 負けるときは負ける側にいたいということで(日本に帰って来た)。 【武満徹】 一度母のところへ泊まりにいったら、ちょうど空襲になっちゃった。焼夷弾が落ち始めて…。ぼくは、外へ逃げなきゃなんない。で、何を持って出よう…。ちっちゃな家に住んでたんですね。そしたら、父の位牌があったもんですから、ぼくはとても大切なものだと思って、仏壇からそれを取って出ようとした。すると、母が、「そんなものを持って出ても今さらしょうがないでしょう」って、ぼくの取ったその位牌をボーンと外にほうったのをよく覚えている。 ピアノなんてなかったから、欲しくて欲しくてね。ま、ないからしようがない。そこで、今から考えるとほんとに不思議なんですけど、外を歩いていて、ピアノの音が聴こえれば、必ず「ごめんください」って行きましたね。 「申し訳ないんですけれど、五分でいいか、ピアノに触らせていただけないでしょうか」って頼んだんです。それも十軒や二十軒てもんじゃなかった。 場所もかなり広範囲にわたって。でも、オーバーにいってるんじゃなくて、一度も断られたことがないんです。 【安藤忠雄】 子どものときにしか叱られて修正できないことって結構あると思うんです。それをしないできていますからね。また、今の子どもは、生活の知恵を働かす下地をつくる時期に、ひたすら詰め込みで教えられているでしょう。(だから、悪知恵を働かさんでもいけるようになっておるんですね) 実際、悪知恵を働かさんと生きていかれへんのにね。 大事なことは、楽しいところからやればいい、それに尽きるようにも思うんです。 - 2026年3月1日
- 2026年2月21日
ユーモアの鎖国 新版石垣りん借りてきた読み終わった心に残る一節私たちの前にあるものは 鍋とお釜と、燃える火と それらなつかしい器物の前で お芋や、肉を料理するように 深い思いをこめて 政治や経済や文学も勉強しよう、 それはおごりや栄達のためでなく 全部が 人間のために供せられるように 全部が愛情ほ対象あって励むように。 (「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」より) キイテオクレ五円ノカナシミ ワタシハ五円、イツモ五円 あれはひとりの少女が自分の労働をお金にかえてお国に預けておいたものだったのに。お国は年々その価値を減らして行った。そうしてへらし取った価値の分量を、誰が、何へ投機し、何をショウバイしたのか。私が問い直したいのはそのところなのです。 (「五円が鳴いた」より) - 2026年2月18日
- 2026年2月16日
むかえびと藤岡陽子気になる読みたい - 2026年2月13日
死ぬ気まんまん佐野洋子,関川夏央借りてきた読み終わった心に残る一節患者の言葉の向こう側の言葉でないものは、その時が来ないとわからない。理性や言葉は圧倒的な現実の前に、そんなに強くないのだ。 私はその時頭のうしろからすっと何かが入ってきたようにわかった。 「わかった、あなた、もう救われていたんだよ。仏様が救ったのは、体じゃなかったんだよ。魂が救われていたんだよ。だから、あなたは、苦しんだり不安じゃなかったんだよ。普通にしていられたんだよ」 神も仏も信じていない私が言っていた。 … 「あーそうか」 彼女が言った。 「やー今、すごく嬉しかった。そーだね、そーだったんだ。ありがとう。言ってくれなかったら私わかんなかった」 光の余韻の残った卵形のほほを涙が流れていった。 - 2026年2月12日
なんらかの事情岸本佐知子借りてきた読み終わったひらがなの「やぼう」の回と、夜中に急に「お玉」が口に入るかどうか確かめたくなって、口の両端が切れたHらを紹介した「おめでとう、元気で」の回が笑った。 「ひみつのしつもん」の方が面白かったかな。 - 2026年2月6日
地球、この複雑なる惑星に暮らすことヤマザキマリ,養老孟司借りてきた心に残る一節手塚治虫先生が赤塚不二夫から一流の漫画を描きたいけど何をやったらいいか、と聞かれて答えた答えが、「いい映画観ていい音楽聴いて、いい小説を読むこと。漫画から漫画を学ぶな」とおっしゃったという話を思い出しました(127) 「お母さんはもうたっぷり生きてきたし、あんたたちとも出会えたし、世界のいろんなところへ旅もできた、満遍なくいろんな経験をして素晴らしい人生だった。だからもうそろそろ行っていいよね?こちらはなんの未練もないので、あんまり大騒ぎしないように」(141) いつかまた全部読もう(とりあえず返却) - 2026年2月6日
母の最終講義最相葉月借りてきた読み終わった心に残る一節お母さんの介護が「最終講義」というのは、そうだなぁと思う。老いと死は、最後の教育。 介護の話題に限らないコラム集。 ウソ日記(新出漢字を使って10分でウソ日記を書く授業)楽しそう。古語とかでもやってみたい。 「見ることで育つ感性があるなら、見ないことで育つ感性があってもいいだろう」という森村泰昌さんの言葉を引きながらの「あえて、見ない、知らない、やらない」。 「心のもちよう、という前に」に引用された「神よ、変えることのできないものを受け入れる心の静けさと、変えられるものを変える勇気と、そして、変えられないものと変えるべきものを見分ける知恵を与えてください」というアメリカの神学者、ラインホルト・ニーバーの言葉が心に残った。 - 2026年2月5日
シンクロと自由村瀬孝生借りてきた読み終わった心に残る一節(徘徊したカズエさんやお爺さんを必死になって探したエピソード。「心配したんですよ、良かったー」と抱擁しそうになった瞬間「好かん!」「知ったことか」と言ったカズエさん。「先を急ぎます」と「ぼく」の身をかわしたおじいさん。以下引用) 「知ったことか」 「先を急ぎます」 カズエさんも、お爺さんも、ぼくたちを置き去りにする。実は、赦しも責めもしないのだ。つまり、「好きにしろ」とおっしゃっている。では、どう好きにしたらよいのだろうか。事故を徹底して排除する管理は支配と変わらない。自由放任はネグレクトへと堕ちる。 きっと管理の問題ではなく「態度」が問われている。管理支配も自由放任も共通しているのは、当事者に「関心のないこと」だと思えた。(159p) これは、教育も全く同じ。 - 2026年2月5日
- 2026年1月31日
遺骨と祈り安田菜津紀読み終わった買った心に残る一節ジャーナリストの魂… 福島、沖縄、パレスチナ…知らないということ自体が悪なのだと思わずにはいられない。 ↓↓書き抜き (娘の遺骨の)捜索はまだ続けたい、見つかった場所は慰霊のための場所にしたい、けれども、自分の娘のためにそうした思いを抱くのは、"わがまま"なことなのだろうか。 「これは人間の尊厳の問題で、人数が一人だから、二人だからという問題じゃないですよ。たとえたった一人であったとしても、あなたには声をあげる権利があるんです。"一人の利益のために全体の利益を損なうな“という人がいますけれど、そんなの関係ない。一人の人間を大切にできないのに、社会を大切にできるはずがないんですよ」 日本で掲げられる「平和が良い」という言葉を思う。一般論として、その理念自体は重要なものかもしれない。ただ、「憎しみでは、何も生まれない、無力に走ってはならない」という呼びかけは、加害者がある程度、公正に裁かれる社会があってこそ機能するものではないだろうか。 安全圏から突然やってきた私が、弟を殺され、青ざめる少年に、「憎しみでは、何も生まれない」などと講釈を垂れるのは、あまりにグロテスクな構図ではないか。 「武力に走るな」という言葉は、力を振りかざしている側にこそ言うべきなのだ。 - 2026年1月31日
家族村井理子借りてきた読み終わった映画「兄の終い」が気になってたけど観なかったので、読んでみた。 家族の犠牲から身を守ろうとする筆者の賢さと、でもどうしても家族を見捨てきれない優しさに切なくなる。 不条理がいとおしい… - 2026年1月27日
笹の舟で海をわたる角田光代借りてきた読み終わった左織目線の語りだから、風美子にぞっとするんだけど、真実はわからない… 私は角田光代の描く主人公の不如意に共感するタイプなんだけど、それは少数派だと思ってたけど、実は多くの人がそうなのか…? うっすらそれに気づいた時はもう誰もいない。 八日目の蝉とかとは違った怖さ… - 2026年1月18日
自分のために料理を作る山口祐加,星野概念読み終わった買った心に残る一節自炊は確かにセルフケア。春から一人暮らしの予定の息子にあげようと思った。 ↓↓ 子どもは文字の書き方、時計の読み方、泳ぎ方、体験すること全てが初めてであり、「何かができないこと」に慣れてますよね。絵が上手くなりたい私のように、すぐに上手になろうとしません。小学生の子どもたちに料理を教えていて感じるのは、少しずつ料理が上手くなることに対する胆力の有り様です。牛歩の成長を飛び跳ねるように喜ぶ様子はとても眩しくて、同時にちょっとうらやましいと感じてしまいます。 ↑これね。だいじ。 - 2026年1月16日
- 2026年1月15日
隆明だものハルノ宵子読み終わった買った心に残る一節「何か善いことをしているときは、ちょっと悪いことをしている、と思うくらいがちょうどいいんだぜ」と言うのは、父の言葉だったと思う また、これは絶対社会正義だからと、同調圧力を振りかざす世間の空気からも"ひとり"であらねばならない 父は、自分たちこそが"絶対善"、それ以外の考えは、絶対に"悪"と言う理念から徒党を組み、活動することを最も嫌った - 2026年1月15日
感じるオープンダイアローグ森川すいめい借りてきた読み終わった心に残る一節7つの原則の意味は、固定されたものではない。時代やその場にいる人たちによって、柔軟に変化する。不確実な状況の中にとどまるとは、どういう意味なのか、どうしたらそうなるのか、責務とは何か、対話主義とは何か、そうした話し合いをスタッフ全員で対話的に行うのだという。 子供が生まれた時、私はヤーコ・セイックラ氏に、 「子どもが生まれたんだ。どんなふうにしていったらいいか、何かアドバイスをくれないか?」 と聞いてみた。セイックラ氏は驚いた表情で答えた。 「何を言ってるんだ。君の大切なプロセスを、僕が奪うことなんてできないよ」 それは、私にとって最高の言葉だった。 「同じ意見のスタッフだったら、そこにいなくてもいいのです」 と話すのを聞いてわかった気になっていたが、この時初めて腑に落ちた。 それまでの、医師の私が中心になって行う対話は、対話なのか、単に輪になっただけなのかわからないものだったが、スタッフと対等の立場で話すようになったら、明瞭に対話が広がった。今では、他のスタッフが入ることで、対話がこれまでと全然違う、豊かなものになることを実感している。私一人の考えではどうにもならないことがしばしばあるし、他のスタッフが話しているのを聞くことで刺激も受けられる。また、話さない時間があることで、考える間が生まれ、私自身の中にも新しい考えが浮かびやすくなる。台湾の場にいるそれぞれの思いが重なって、新しい考えやこれまで話されていなかったことが話されるようになっていく。 - 2026年1月9日
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