二度のお別れ

1件の記録
のぼりおり@noboriori2026年10月26日読み終わった黒川博行のデビュー作であり、大阪府警(黒マメ)シリーズの第一作目。同僚に薦められて、初めて黒川博行作品を読んだ。 今の時代に読むと、「銀行強盗犯が400万円強奪とともに客を誘拐、身代金として1億円を要求する」という設定からしてタネがバレ気味ではあるのだが、しかしラストでもう一展開もってくるのは面白い。電話や指紋のくだりなど、シンプルながらきちんと仕込まれたトリックがしっかりと効いてくる。 会話のユーモアがくどいわりに登場人物の魅力がイマイチ伝わってこなかったりと、いかにも初期作品といった感じではあるのだが、引き続きこのシリーズを読んでみようと思わせるだけの面白さは十分にあった。
