怪談短歌入門 怖いお話、うたいましょう

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- 森@mori162025年8月27日読み終わった心に残る一節悪夢から目覚めてママに泣きつけばねんねんころりあたまがころり P8 子守唄の心地よさ、安心感。からいっきに落とされる。「ころり」の響きが、1回目と2回目で違いすぎる。 ずっと手をつないでいても踏切の途中でいつも体が消える P9 いつも消えるのが、切ない。一緒にいられない別の存在だという、どうしようもない事実を突きつけられるような。踏切というのも、自分と相手の間の境界線を感じる。 あやとりの指絡みあう押入れに誰にも言えぬ友だちはいて P9 押入れがリアルで、いい。何かを隠したり、秘密をつくる楽しさと。戸を一枚隔てて得体の知れないものと毎日暮らす危うさ。 図書館で見つけた本。また借りた。