森
@mori16
- 2025年8月9日一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集澤村伊智読み終わったホラーな慣習や現象を受け入れた共同体の異様さを感じる話楽しかった。「君島くん」「保護者各位」「血」「かみさまとにんげん」 あと「無題」も絶望的でよかった。
- 2025年8月9日平行植物新装版レオ・レオニ,宮本淳読みたい存在しない植物の研究書らしい。架空の本の書評とか、モキュメンタリーホラーとか好きだから、面白いかも。 Google検索バーの下のおすすめ情報に出てきた記事で知る。 https://www.lifehacker.jp/article/2508-recommended-book-for-summer-vacation/
- 2025年8月3日
- 2025年7月22日一寸先の闇 澤村伊智怪談掌編集澤村伊智読みたい学校からのプリントのお知らせ形式や、日記形式、手紙のような形式もあって面白い。 昨日図書館で、ホラー小説特集の棚が作られてて見つけた。いったん棚に本戻して、休憩しに外ぶらぶらしてまた読もうと思ったら、他の人に借りられてしまった。先に借りとけばよかった。
- 2025年7月21日
- 2025年7月16日歩くという哲学フレデリック・グロ,谷口亜沙子読み終わった心に残る一節「外」の章、歩くことで風景に住む感覚を得ていく話と、「遅さ」の章の時間の奥行きと歩くことの話が好きだった。 歩いている人にとっては、もっと自然そのものが立ち現れてくる。歩くことによって、近づくのではなく、世界そのものが、自分のなかで、重みと厚みを増すのだ。 味わいや、色や、匂いがぎっしりと詰まったその風景を、わたしたちは、自分の身体で煎じてゆく。 P17
- 2025年7月10日
- 2025年7月10日
- 2025年6月13日
- 2025年5月25日無職、川、ブックオフマンスーン読み終わったずるずると読んでしまうリズム。繰り返す名詞のテンポがいい。慢性的な無気力感と罪悪感がずっと続くけど、読んでしまった。ずっと向き合えない、ずっと出口が見えない。と思ってたけど、ぬるっと抜け出せた。よかった。
- 2025年5月24日
- 2025年5月23日
- 2025年5月21日時間は存在しないカルロ・ロヴェッリ,冨永星読み終わった心に残る一節難しくて分からないけど面白い。 自分のまわりで経過する時間の速度は、自分がどこにいるのか、どのような速さで動いているのかによって変わってくる。時間は、質量に近いほうが(第一章)、そして速く動いたほうが(第三章)遅くなる。二つの出来事をつなぐ時間は一つでなく、さまざまであり得る。 P190 時間の流れは山では速く、低地では遅い。低地の方が時計の針の動く回数が少なく、植物の成長も歳のとり方も遅い。 宇宙全体に共通な「今」は存在しない(第三章)。すべての出来事が過去、現在、未来と順序づけられているわけではなく、「部分的に」順序づけられているにすぎない。わたしたちの近くには「今」があるが、遠くの銀河に「今」は存在しない。「今」は大域的な現象ではなく、局所的なものなのだ。 P190 地球上でしか時間の概念は使えない。4光年離れた惑星にいる人に今何をしてるかと望遠鏡でのぞこうとも、地球で見えたその姿は4年前してたこと。 一つの対象がある場所に現れてからすぐに別の場所に現れると、この二つは個別に脳に向かうばらばらな信号ではなく、何か動いているものを見ているという事実によって結びつけられた一つの信号になる。いいかえると、わたしたちが知覚しているのは現在ではなく(有限時間の規模で機能する装置にとって、現在は意味をなさない)、時間のなかで生じ、伸びていくものなのだ。時間のなかでの進展が脳の内部で凝縮され、継続として認識される。 P176 記憶と想定で成り立つ意識。常に見ているのは現在の一瞬だけ、過去と未来は存在しない。人間の神経構造上、過去の痕跡とつなげ時間の経過を認識する。
- 2025年5月11日笑う森荻原浩読み終わったはじめ真相は藪の中という感じ。芥川の『藪の中』と違って、不可解な死ではなく、不可解に人が助かる、という話。最後はバラバラのピースがきちんとはまる人間ドラマ。 始まりが不可解で不気味でホラーかなと最初思ったけど全然ちがった。 未知な樹海が怖くて魅力的だった。合体樹見たい。
- 2025年5月9日
- 2025年5月7日海辺の石川端清司,石の人読み終わったこの石にこの風景を見出す、著者の世界観が素敵だ。石を並べて、盆栽のように自分だけの小さな浜や宇宙をつくる遊びも。 読んでると心が洗われるようで、じわじわと石いいなーとなってくる。静かで、無欲な存在。意図的に何かを訴えかけてこない。何億年もの時間を凝縮した地球の欠片。 波音を聞きながら無数に転がる惑星のような石を拾う。穏やかで豊かな営みだなと思った。 印刷された文字の色が灰色がかった青緑色なのも好き。
- 2025年5月7日雪のうた左右社編集部読み終わった心に残る一節鳥の絵のくすり箱からとりだして雪の匂ひの目ぐすりをさす P5 匂いっていうと、目薬のあのひんやりする予感を思い出す。 東京の人は知らないだろうけれど雪はときどきひかるよ、青く P33 見たことないのに、瞬間的に情景が浮かんですごく幻想的で綺麗だった。このセリフが登場する物語読みたい。 うちに来る?いいよティッシュというティッシュすべて雪になってもいいなら P62 絶対楽しいやつ。長らく忘れていた遊び。
- 2025年4月26日一汁一菜でよいという提案土井善晴読み終わった読むと穏やかな気持ちになる、落ち着く文章。 話の森羅万象感がすごい。暮らしの在り方や、文化、自然、教育とか。料理から軽やかに広がる。日々の食事は美味しすぎなくていい、味噌汁とご飯だけでいいの理由が、盤石すぎる。 『自分のために料理をつくる』で知った本。
- 2025年4月26日
- 2025年4月20日かつて読んだデザインの課題らしいけど、日常を楽しむアイディアとしていい。目次の課題一覧を見るだけでわくわくする。学生たちの作品課題も素敵。 特に面白いと思った課題 ・詩を朗読・録音し、自分の呼吸や感情を大切にし、イメージに合わせた組版、デザインをすること。 ・携帯電話に入っている写真を見返して、「分からない」と思った写真を5枚選び、自分なりの「分からなさ」を説明すること。 ・近所で自然物をひとつ拾い、隅々まで観察し特徴を言葉にしなさい。拾ったものをコピー・拡大しA0ポスターをつくること。 ・【伝統工芸】を「伝統」も「工芸」も使わずに100文字以内であなたなりに書いてください。 ・物理的に一番遠い友人と、心理的に遠くなってしまった友人にメッセージをし、ふたりの近況からひとりの人物を設定し、400字の小説のプロットを書きなさい。単行本にした際のカバーデザインも提案すること。
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