100万回生きたきみ

2件の記録
- ほせ@coffee_dog2025年9月14日読み終わったさらりと読みたいと家の本棚から一冊。多分私が買った本ではないので未読だった。タイトルのきみが誰を指すのかは最後まで読んでからのお楽しみという本だった。説明的でないのに、結構時系列が入り乱れている部分がありながらも分かりやすく読めた。現代でない描写がファンタジー小説ぽくて作者の古代ファンタジー的な舞台の本があったら読んでみたいと思えた。「きみ」の正体は、明確に言われるまで分からなかった。ミアンかと思ったのになぁ…結ばれるだけではなく、幸せを見守ることもまた愛なのかもしれない。作者さんの「ケーキ王子の名推理」や「僕は明日…」(映画)が好きなので世界観や言い回しにすんなりと入れた。完全なるハッピーエンドではないのかもしれないけど、清々しい読後感で良かった!