「よき教師とは、よく歌い、よく踊り、よく笑う人物、しかも特に自分についてよく笑うような人間である」、みたいなことが書いてあったと思う。 たしかに、学生時代の"心の教師"は嵐だったし、今は舞台役者さんや、アイドルの宮脇咲良さんに学ぶところが大きい。 彼らは全身全霊で歌って踊り、自分のことについてよく笑っては観ているものを楽しませていた。 そこまで突き抜けた人間に悪い人はいないとも言えるし、それだけ曝け出していればその人間の人となりは自ずとこちらに伝わってくるとも言える。 なんてことをいつまでも布団の中で考えているのは、昼間のコーヒーが効いて眠れないからである……！

私の中で長年霧がかっていた魔術分野のあれこれについて、体系的に、簡潔に、現代的に、そしてユーモアたっぷりにまとめられた一冊。まさに現代版グリモア。