中立とは何か

中立とは何か
中立とは何か
野口雅弘
朝日新聞出版
2024年10月10日
3件の記録
  • ウェーバーの「価値自由」論についての説明?の本 ウェーバーの著作の読んだことあるぅな部分が出てくるとうれしい!解説書から読むのもいいけど、原著さらっておくとわかりみが格段に違うかもしれん ・価値自由においては事実と価値の区別が必要:判断における事実の取捨選択を避け、自信の党派性(神)を認識すること ・秩序批判:学問の過程において法則性を見つけたとて、法則を規範と考えて再現しようとするのは違う。学問の領分ではない規範論にはみ出すことは、規範=秩序への依存を強め、学問の価値自由を損ねる可能性がある。 ・価値自由と中道は異なるどころかむしろ逆の概念かもしれない。中道というのはもっぱら政治的な概念であり、さまざまな意見や状況を勘案して総合的な判断を下すことを指している。しかし中道はどっちつかずの思考をもたらしキレのない議論になってしまう懸念がある。学問の価値自由とは異なる価値観が存在することを真正面から受け止めること(それでおしまい)?←価値相対主義との違いは???これでおしまいでええんか?? ・神々の闘技場としての「価値討論」:対立する意見の相違点と価値の最も大事な部分を突き詰める試みであり、議論と反省を経て自分自身の立場を明確にしていくプロセス←これを価値相対主義のアンサーにできるのか?熟議民主主義や闘技民主主義ともまた違う、どうせ平行線だけど話し合って差異ははっきりさせようやというニュアンスらしいけど… ・p.64「ポジションの変化のない読書は、自分のポジションの正しさを確認するにすぎず、安心する手段にすぎない」だっけ、至言 ・4章以降あんまわかんなかった、丸山眞男、大塚久雄、安藤忠雄について知識を増やさないとうまみがわからないかも〜😵‍💫
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