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チャモピーピーチャマ
@chu_berry
  • 2025年8月20日
    人権 (一語の辞典)
    樋口御大が書いてるとあって流し読みできない緊張感を勝手に感じている。この夏知りたいことがちょいちょい書いてあって、しかし真意を掴めないでいるのでもどかしい状態 ・人権が直面している問題として文化相対主義やフェミニズムなどの現代思想との衝突 ・平等は弱い側の理想、しかし弱い人間が強くあろうとするところに人権は作用する←もうちょっとわかりたい、きっと大事なところ ・人権思想には自分で思考し選択する能力を持つ強い個人の存在が期待されているが、人権思想の流布が全ての人の強い個人たることを求めているのでは理想的状況の実現可能性は低い ・イギリス的権利とドイツ的権利(この本の情報かすら忘れた)
  • 2025年8月18日
    コード理論大全
    ウウウウウウウウ〜〜〜〜😭😭😭
  • 2025年8月17日
    ルバイヤート
    ルバイヤート
    あまりにもネガティブというか諸行無常というか、、酒を飲んで時間の経過を待つタイプの詩が多い印象 これがペシミズムってやつすか
  • 2025年8月17日
    性 (一語の辞典)
    Twitterを見る代わりに「一語の辞典」シリーズを開いたり開かなかったりしている。表題の語について江戸時代以前の用法と舶来語の訳語としての用法をもっていることから語義の分析が始まっている。
  • 2025年8月17日
    読書について
    読書について
    新しいだけで質の低い焼き増しみたいな本を読まずに、第一人者の原著をなんども読みなさいというお言葉はまあわかった。ただショペの言ってることを真に受けるにはキリスト教的な至上の価値である真善美に馴染みがない。彼はなにか「良書」という概念をもとに論を展開しているみたいだけど 相対主義を受け入れた私には良書も人それぞれと思えてくる一方、私にとっての良書は“私がそう思うから”良書であるという説明もおかしい気がする、、最近の人が書いた入門書を引きつつ原著にもあたっていけるようにがんばりたいですね
  • 2025年8月17日
    大衆の反逆
    大衆の反逆
    内容あんま覚えてないけど宇野重規の解説がおれたち現代人の価値観に寄り添ってくれて助かった
  • 2025年8月9日
    教養主義の没落
    米津がおもしろいと言ってバズった本、田舎から上京して東大に入った身からすると終始ボコボコ殴られてウケた p.36旧制高校の閉じたコミュニティにおける歪んだ教養主義に対して、新制高校では自己・実践・学問を三位一体とする自己形成の粘り強い努力をするべきである、という教養主義の継承(←「マルクス主義」的という指摘があるがマルクス主義ってそういう感じなの?p.55教養主義を観念的でありブルジョワ的でプロレタリア革命の敵対的分子である、と説明)が行われている p.54和辻哲郎の言葉 大きい創作を残すためには自己を大きく育てなくてはならない。君が能動的と名づけた小さい誇りを捨てたまえ ←食らった オーバーキルです、漫画とかアドリブとかって膨大な勉強の上にやっとオリジナリティが追求されるもので、勉強量が足りないのにむやみに我流で創作をするのは無意味だといってる とはいえ自分で手足を動かさないと成長のチャンスを逃してしまうことは確かで、インプットとアウトプットの比率をインプット多めにしなさいねというくらいで受け取ることにした p.192〜教養主義とブルジョワ文化 知識本位の教養主義と、生活習慣に現れる教養としてのブルジョワ文化の懸隔  教養主義者はスノビズム、洗練に憧れているに過ぎない(ドイツ的教養主義も身分と教養が連動していないせいで、教養主義者は平民的という評価を下される)、学歴上昇移動をしてしまったが故の悲劇 ←刺さりすぎるのでやめてください 東大に入ってしまったから難しい本を読まなきゃいけないのでは?といまだに気にしている節がある(読んではない)し結局就職やら私生活やらでモテるのは首都圏で生まれ育った早慶の学生だって痛いほどわかっているので……読んでも読んでも田舎っぺから脱却できないこと、東大生が世慣れしてない(したくなさそう)なのは教養主義からの説明が可能かも?
  • 2025年8月5日
    人権の政治思想
    慶應の法学部の先生が学部2年生くらい向けに書いた人権理論概説。今年の夏休みは人権週間ということにしているので、一旦目に入った本書をぱらぱらしてみている。 【Ⅱ章こんなこと書いてあった】人権、尊厳は何によって正当化されるのか? ・ウェバー: ・ニーチェ:近代啓蒙思想によって人間の理性が優位になっていく過程でキリスト教の超越的規範性が損なわれた。個人の理性によって人が生きるようになってからは自分自身が「小さな神」となり自分の意味を自分が規定するように→神の死 ・カント:当為?自分が「する」ことによって人間社会と関係をもち、自己を規定する ヨーロッパにおいてギリシア哲学・ローマ法学・キリスト教規範によって形成された人権理論がグローバル化の過程で価値相対主義における対立に直面している。基本的人権や人間の尊厳といったものが普遍的概念たるには、ヨーロッパの思想をそのまま適用しキリスト教ネイティブの国に流布するのでは不十分で、その国本来の思想文化に照らして独自に尊厳の普遍性を説明していくことが必要なのでは?(福沢諭吉、内村鑑三、丸山眞男あたりがいいこと言ってるらしい??) (気になったワード)神々の闘争(ウェバーを読めばわかる??)価値のニヒリズム、存在のニヒリズム(ニーチェの神は死んだってそういう感じの意味だったんですね)
  • 2025年8月5日
    出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと
    出会い系サイトからの出会いという、既存のコミュニティからの接続がない状況からどんどん人が繋がって筆者の生活が豊かになっていく様がおもしろかった!コミュ力は経験値が大事を地で行っていた、お前も頑張ろうね 夫婦の閉鎖的な環境から、さまざまな人との出会いを経て「恋愛も結婚もいらない、お金も安定もいらない」となるの羨ましいな 持続性が保証されているわけではないコミュニティに対する不安を押し除けてどんどん自由になっていく姿が素敵だった
  • 2025年8月2日
    ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち
    (要加筆)(何をメモに残せばいいのかまとまらなくてずっと反芻してる、そのくらい有難い本です) 世界を理解可能なものにして仕事がより捗るようになり目上の人と共通の話題で盛り上がることができて、そうやって自分の生活をより“豊か”にしてくれるものとしてのファスト教養について、それをとりまく環境と対処法について記述されている。 ホリエモン、中田敦彦、本田圭佑など時代の寵児と評される人々に対する筆者の態度は一概に厳しすぎるものでもなく、ファスト教養とそれを求める人への眼差しは、かつて「2004年に入社した自分」、可能な限り早く武器を得てもっと成長したいと切望した自分への優しい眼差しに基づいている。忙しくて追い詰められていて岩波文庫だなんだと読む暇はない人がファスト教養に活路を見出すことを否定しない。 ファスト教養を覗き込むとき、同時にファスト教養はこちらを見ているというのは大いに共感するところで、私が今までファスト教養的な本(教養のための、明日から役に立つ、誰も知らない、人生逆転といった眉唾な言葉で埋め尽くされた本)を敬遠していたのは、本が醸し出す不安に取り込まれてしまうのが怖いからだった。私はまだ読めなさそうだけど、勇気を出して研究した筆者をめちゃ尊敬している。 ファスト教養と古典的な教養の違いは、既製品を買うか手作りにこだわるかの違いに似ている気もする。どういうプロセスでできているのか、作るときに何を考えているのか、他のものとの共通点や相違点は何だろうか、もっとよくわかるためには次は何を作ればいいだろうか…というように、ひとつの対象に対して自分がどのくらい感性鋭く関わることができるのかというのが手触りのある作業によって引き出されているように、教養を得る過程そのものがその人の感性を訓練するものであるといいなと思っている。その点でファスト教養というのはできるだけわかりやすく美味しいものを、できた状態のまま食べたら舌が肥えますよというようなもので私とは相容れない。本文で「すぐ使えるようになるものはすぐ使えなくなってしまう」という言葉が引用されていたように、教養は一朝一夕で出来上がるものではないし時間をかけてじっくり育ててこそであるのに。 しかしそういった自己の内面の涵養のために学ぶことの現代社会においてなんと難しいことか。この本の次に読んだ『承認をめぐる病』において、現代を生きる人は以前にも増して他者との関係性、他者からの承認をアイデンティティとして生きているという指摘があった。この議論はファスト教養が流行する理由と繋がっていて、
  • 2025年8月1日
    承認をめぐる病
    社会学的な話かと思ったら精神科医のゴリゴリ精神病理の話だった。あと論文集で承認の話は前半しかなかった。後半はラカンとかの小難しい話をしてて読み飛ばしてしまった 日頃文章を読んでいて、「綾波はASD」とか“発達顔”とかの簡易的な精神病理診断を見るとウッとなるが、著者が精神科医なので病気の診断がポンポン出てもまあそうなんか〜納得してしまう不思議な読み口だった。 ぼっち・ざ・ろっく!で後藤ひとりが承認欲求モンスターになってしまうという描写があったり、承認は人にとっておよそ普遍的な欲求かと思っていたが(マズローの段階説とか)、どうも現代の承認欲求はコミュ力偏重主義とキャラ(記号)としての承認に特徴があるらしい?「自分は〇〇だから〜」という言動が自分の行動を縛り、逸脱がキャラを損なうことになり、他者にこう見て欲しいというパッケージを提示するだけでなく自分にもキャラ「らしく」振る舞うことを強要して、結果として自分の本来の欲求が見えないからっぽの状態になってしまう、という趣旨だった気がする エヴァ見たことないけど、本文中のエヴァ解説がおもろすぎてちょと見たくなった
  • 2025年6月24日
    空飛ぶスパゲッティ・モンスター教ガイドブック
    経典教義戒律なしの空飛ぶスパゲッティ・モンスター教についての概説書。 某教のとる世界解釈(創造主たる空飛ぶスパゲッティモンスター、人類の起源は海賊など)は、創造主やインテリジェントデザイン論における科学的な反証可能性のなさを盾に滅茶苦茶、むしろ無理筋であることが意義みたいなとこまでありそう。逆張りの風を感じる 公式の教会もなく、礼拝もなく、戒律もない宗教に意味はあるのだろうか? 一般に宗教の存在意義としてはアニミズムなどの原始的な自然崇拝、災害疫病や現世の苦痛からの救済、まつり(政、祭)をとりもちコミュニティの一体感を醸成するツール、人間を支配管理するツールなどの見方ができる。しかしスパモン教は既存の役割に当てはまらないのではないか?と思った 人間は完全な自由を持て余しがちで(社会契約から自由からの逃走まで読んでもうちょっと考えたい)、人生の穴埋めをして行動指針を決めてくれる存在として宗教に頼っている部分があると私は思っているので、そういった縛りがない共同体はどのような意義があって20年も存続できたのだろうか?スパモン教にはただのミーム宗教を超えた魅力があるんじゃないか? 人類の社会性の獲得に応じて宗教に期待されていることが変容するのかどっかの本に書いてないかしら
  • 2025年6月9日
    ジャズとビートの黙示録
    ジャズとビートの黙示録
    ヤク中とクリフォードブラウンしか出てこん 薬キメるとこんな感じなんですね〜ジャズ史よりもマリファナとヘロインをキメることで良くも悪くも常人離れな感性を得ていく過程が気になってしまった ビリーホリデイとレスターヤングの、セックスとかはしないけどいちばん通じ合ってるみたいなの憧れ レスターになりたい
  • 2025年6月9日
    ジャズ・スタンダード・バイブル(2)改訂版
    こんな本も登録できるの!?!?
  • 2025年6月5日
    ノブレス・オブリージュ イギリスの上流階級
    ホンモノになりたい!がホンモノであり続けるって大変なんですね…… 長男に生まれ複雑な相続を生き残ることでアッパークラスとなり、次男以下は階級が落ちても上流階級仕草は温存ないし分派し…と複雑なイギリスのアッパークラスの姿が描かれている。 面白かったのが、アッパークラスの「アマチュア志向」。学があること、何らかの分野に専門性を持っていることをダサいと忌避する傾向があったということ。オックスフォードにもアッパークラスの学生が流入したが男社会‼️って感じのフィジカル強めどんちゃん騒ぎがデフォで芸術嗜好者やナードっぽい真面目学生は池に投げ込まれていたという……アッパークラスの屋敷にレンブラントが飾ってあっても「価値はわかりませんけど」という顔をしているのが良いという。金があるから学は必要ないという態度は読む前に想定していたノブレスオブリージュとは正反対に思われた。 日本では皇族が魚や虫の研究に精を出しているが皇室の評価にさほど影響があるようには見えない(のか?あんま見たことないけど)のでイギリスほどアマチュアへのこだわりはなさそう。 イギリスのボリス・ジョンソン氏がボサボサの頭で紅茶を勧める画像と「イギリスの上流階級は庶民の反感を買わないためにわざとボサボサしている」という解説が流れてくる。あれは一部合っていて、しかし、敢えてみすぼらしい格好をしたり(大衆のように見た目には頓着しませんよアピール)、固定資産の維持で本当に困窮している場合もあったりという解説もあり、日本人には想像し難いイギリスのアッパークラスに特有の生態があるんだろうなと思った。
  • 2025年5月4日
    精神論ぬきの保守主義
    🌸🇯🇵って感じじゃなくて気軽に読めた。仲正昌樹Twitter下手くそだけど哲学入門書はいっぱい書いてくれてありがと シュミット以外の違いがわからん!どれも伝統や慣習に沿って秩序が生まれてきたし、その枠組みや市民の合理的判断を利用しつつ漸進的に社会を改善していこうと言ってるように見えてしまった 精読再読が必要〜ですね
  • 2025年5月2日
    冷戦史(上) 第二次世界大戦終結からキューバ危機まで (中公新書)
    国際政治史講義の参考書 20世紀の歴史わからんし🙄 イギリスがフランス敗北であまり仲良くなかったアメリカに接近してみたり、連合はファシズムの砦として独ソ戦のソ連の軍事力に依存してみたり、ひるがえって戦後には疲弊したヨーロッパの共産化をおそれて封じ込めしてみたり、その場その場での必要な戦術を取りつつも日和見的な外交だという印象を受けた。自由民主主義優勢の現代社会はある程度こういったその場しのぎの重なりで維持されてきたのだろうか。
  • 2025年4月17日
    読んでいない本について堂々と語る方法
    読んでいない本について堂々と語る方法
    〈流〉 ◯ 〈共有図書館〉に本をどんどん入れて自分の教養マップを作り、〈内なる書〉(だっけ)との対照性をつかむことでアウトプットしていくという間テクスト性に全振りした読み方を提案している。素読超えて無読は草 著者が提示する書籍のうち、一部は物語上の架空のもので誰も読んだことがないのに脚注で◯とか×とか評価がなされていたので、その本が実在してるのかと勘違いしてしまった。読書論を書く人は本を読んでいるという先入観(権威意識かも)を私もバリバリ持っているんだなあと反省した。終始へんな本だし言ってることは全く鵜呑みにはできないが、「有名な本を最初から最後まで読まなきゃいけない」みたいな読書権威主義の重荷からは解放してくれる。 文豪ストレイドッグスの原作者は作中に技名として登場するテキストを読んだことがないらしく(出典忘れた)、おそらく題名のニュアンスと文豪同士の関係性くらいに情報を絞って物語を構成しているのだろう。それで私含めた読者もそっくり騙されて熱狂しているわけなので、案外ピエールバイヤールの提案した読み方のように、読んだこともない本をもとに自分の世界を構築するという営みはあちこちで行われているのかもしれないなあと思います
  • 2025年4月14日
    船長論
    船長論
    筆者の回想も心地よく、外航船員の置かれている状況がちょっとわかった 船長って誇り高くてかっこいい
  • 2025年4月14日
    星の王子さま
    星の王子さま
    たまに思い出して食らってるよ
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