菅原克己全詩集

4件の記録
高山碧瑶@uya_202509062025年11月24日読み終わった読み終わった。 まるで菅原克己の人生を追体験するような一冊であった。いつか自分が死んだとき誰かが自分の作った作品を見返して自分の人生のドラマが見えてきたらそれは人生の成功だと言っても過言ではないと思った。 こんな全詩集が世界に存在するなんて私は菅原克己が羨ましい。
高山碧瑶@uya_202509062025年10月31日買ったまだ読んでる@ スローバブックス1970年代頃の作品を読んでいる。 治安維持法下を生き延びた作者が全共闘世代の若者たちにむけるまなざしが印象的だ。 人は情熱を燃やしたあとも生き続ける。それが悲しくもいとおしい。
高山碧瑶@uya_202509062025年10月2日買ったまた読んでる@ スローバブックス"虫の声をきいていると 夜のもひとつ向うに 静かな世界があって、 そこのかれらが なかよく暮らしているようだ。 ぼくも、暗い夜を通って あかるいところに行こう。"『夜のもひとつ向うに』 庭でたばこを吸いながら読んでいると蟋蟀の声が聞こえる