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高山碧瑶
高山碧瑶
高山碧瑶
@uya_20250906
ベンゲット帰りの写真屋。 写真、科学、哲学多めです。
  • 2025年11月24日
    菅原克己全詩集
    読み終わった。 まるで菅原克己の人生を追体験するような一冊であった。いつか自分が死んだとき誰かが自分の作った作品を見返して自分の人生のドラマが見えてきたらそれは人生の成功だと言っても過言ではないと思った。 こんな全詩集が世界に存在するなんて私は菅原克己が羨ましい。
  • 2025年11月24日
    女靴の跡
    宮本百合子は生活から政治や社会への視線を向ける姿勢が好きだ。いかなる理想主義も生活から離れてしまえば空念仏だ。 彼女は福島県安積郡の開拓に貢献した一族に生まれたいわば名士の出身であるがその立場を軽やかに踏み越えて普遍的なものを目指しているような気がする。 その点に自己の階級と抑圧者の闘争の世界観から抜け出しきれない凡庸なプロレタリア文学を越える彼女の作品の魅力があるのではないか。
  • 2025年11月24日
    気分はビートルズ
  • 2025年11月24日
    浅田家
    浅田家
    家族仲の良さが観ていて幸せ ラーメン屋やってる写真が好き。
  • 2025年11月24日
    骨の髄
    骨の髄
    世界各地の祭りに参加する群衆を撮影した写真集。 棒を持ったり興奮した男たちの姿に一瞬何かのデモや抗争を連想させられるのが面白い。
  • 2025年11月12日
    楢山節考
    楢山節考
    『楢山節考』を読むために借りて読んだ。 正宗白鳥が「私は、この作者は、この一作だけで足れりとしていいとさえ思っている。」と発表年に評していたそうだ。 この小説は姥捨という風習を受け入れる主人公と仕組みの一部として回っている山村の社会をどこまでも冷静に描写している。ところがこの一見近現代のヒューマニズムとは対極にあるようなストーリーになぜか私は人間らしさを感じた。 舞台となる山村は食料に乏しく、米は白萩様と呼ばれ祭りのときや重病人が出たときにしか口にできない。冬になれば食料の心配をしなくてはならない厳しい生活のなかで村人たちは労働し、子を産み、なかには盗みを働くものもそれに制裁を加えるものもいて、祭りを執り行い、姥捨をする。この営みの力強い描写に作者の人間讃歌が隠されている。
  • 2025年11月11日
    我が家
    我が家
    被写体が濃厚。 重さとともにユーモアもあって飽きさせない一作。
  • 2025年11月11日
    Blue Persimmons 青い柿
    福島原発事故の避難区域となった地区と廃棄されていく柿を重ねた表現は事故の悲惨さが表現されていた。しかしデジタル加工をきつくかけて悲惨さを強調する傾向はあまり好みではなかった、、、
  • 2025年11月10日
    鈴木理策 熊野、雪、桜
    鈴木理策 熊野、雪、桜
    写真を撮っていると白トビ(露出が多くて白の情報だけになってしまう部分が生じること)を避けるように適性露出で撮影するように大抵のカメラマンは心がける。白トビした場所は像が出なくなってしまうから。 しかし鈴木理策の写真では白トビした箇所にこそ強烈な表現が現れてくる。この写真はまるで白昼夢のように現実であって現実ではない世界に鑑賞者をつれていくようだ。
  • 2025年11月10日
    夢中さ、きみに。
    登場人物の思春期特有の自意識とそれをちょっと引いて見ていて生まれる間がじわじわきた。
  • 2025年11月4日
    女靴の跡
  • 2025年11月4日
    楢山節考
    楢山節考
  • 2025年11月3日
    生物進化を考える
    分子進化と自然淘汰の関係など興味深い内容だった。 しかし最終章の木村氏の優生と人類の進化に関する部分には疑問を禁じ得ない 「しかし、生物としてのヒトが、あらゆる人間存在の根底であり、これが受精卵核中に存在する遺伝的命令文の翻訳された形である事を考えると、この命令文の退化を許すことは、究極的には人類の退化を引き起こすことにあるだろう。」(P273) 「種々な面を総合的に考えると、マラーの生殖質選抜の方法は、人類の積極的優生の手段として、一般的知能とか健康、社会的協調性といった形質の遺伝的改善を行う上で科学的にはおそらくもっとも安全·確実で、長期的にも有効な手法と言えるかもしれない。」(P276) 確かに理論上は作物の品種改良のように人類の進化の方向を誘導できるかもしれない。 しかし、生物を取り巻く自然環境·人類の社会的環境は変化し続け一時的な損益では有用有害を判断しがたいものであること。 医学の進化で有害遺伝子の除去が弱まる事を危惧しているが、医療水準の向上(あるいは後退)もまた人類を取り巻く環境変化の一部だと考えるならばその変化に合った自然淘汰が発生するのであって、人類の遺伝子プールの多様性が保たれている場合木村氏の危惧する劣化は起こらないのではないだろうか? むしろ人類による恣意的な選抜によって将来の環境にとって有用な遺伝子が除去されてしまうことの方が危険だと思う。
  • 2025年11月3日
    嗤う伊右衛門
    嗤う伊右衛門
  • 2025年11月1日
    アンゴルモア 元寇合戦記 博多編 (11) 弘安の戦い その一
    文永の役を生き残った迅三郎と輝日子どもも生まれて平和に対馬で暮らしているのも束の間、弘安の役が始まる。 前回は突然の元·高麗による攻撃に翻弄された日本だが、、、今回はいかに 元軍は旧南宋将兵も加えて前回の4倍の15万。
  • 2025年11月1日
    緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」
    緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」
    高市政権が発足したので、もう一度安倍政権下での政治状況について復習。 当時衆議院史上最長とされた枝野氏の不信任決議案の演説では以下のような点が批判されていた。 ①平成30年7月豪雨大坂北部地震の発生にも関わらずカジノ法案と高度プロフェッショナル制度を通すために国会を延長した恣意的な国会運営 ②高度プロフェッショナル制度、モリカケ問題の審議に対して提出された真実に基づかない情報と情報隠蔽 ③批判ばかりという野党への印象操作 安倍元首相の痛ましい死によって忘れかけていたが安倍氏の成果は成果として受け継ぎつつ、安倍政権が民主主義を弱体化させてしまった側面は反省し対話による民主主義を国民から政治家に至るまで一緒になって育てて行かなくてはいけない。
  • 2025年10月31日
    菅原克己全詩集
    1970年代頃の作品を読んでいる。 治安維持法下を生き延びた作者が全共闘世代の若者たちにむけるまなざしが印象的だ。 人は情熱を燃やしたあとも生き続ける。それが悲しくもいとおしい。
  • 2025年10月19日
  • 2025年10月13日
    春秋左氏伝 上
  • 2025年10月11日
    形似神異 中日伝統政治文化の比較
    形似神異 中日伝統政治文化の比較
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