閑吟集を読む

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馬場あき子
彌生書房
1996年3月1日
1件の記録
  • shino
    shino
    @wanwan-01
    2025年9月3日
    岩波の『閑吟集』と併せて読んだが、こんなに妖しく艶な世界を初めて知った。情景が目の前に湧き立つよう。そんな世界にふと挟まれる清純な歌、滑稽な歌によって練られる独特の雰囲気に惹き込まれる。 59 わが恋は 水に燃えたつ蛍ほたる もの言はで笑止の蛍 90 扇の陰で目をとろめかす 主ある俺を 何とかしようか しようかしようかしよう 282 あまり見たさに そと隠れて走て来た まづ放さいなう 放して物を言はさいなう そぞろ愛ほしうて 何とせうぞなう が特に好き。
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