標本作家

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彼らは読みつづけた@findareading2026年4月27日読み終わった電子書籍*読書で見つけた「読書(する人)」* 《はたして、メアリのやってきたことも、それに類するものだったのだろうか。無我夢中で乱読した日々。おのれの精神の生き死にをかけての読書。他者の生みだした物語の世界をわたり歩き、支配するのではなく、隷属するかのように受け入れていく。それでいながら、虚構のなかに住む人々の内面を、妥協なく読み解こうとする。そんな彼女のおこないは、幸運にも、辻島ほどには奇異に映らなかったろう。傍目には、ただ本を読みふける、ひとりの女性にすぎないのだから。》 — 小川楽喜著『標本作家』(2023年1月Kindle版、早川書房)
