

彼らは読みつづけた
@findareading
各SNSで本が綴る「読書」「読書する人」「読書環境」を紹介しています。ここでは、読書記録と購入記録も。
- 2026年9月8日
ベースメント井川楊枝読み終わった電子書籍 - 2026年9月7日
黒猫のいない夜のディストピア丹地陽子,森晶麿読み終わった電子書籍 - 2026年9月6日
僕はひとりで 夜がひろがる杉田淳子,立原道造買った - 2026年9月6日
小鳥たちの計画荒内佑買った - 2026年9月6日
百十三代目の司書見習いスチュアート・ウィルソン,児玉敦子読み終わった*本の中の読書* 《「ほんとうの人生? ほんとうの人生とな? 少年よ、おまえは本のことをただの夢物語のように語る。いったいだれがそんな考えをおまえの頭に植えつけたんだね? そんなのは学のない親がすることだ」 正確にいえば父さんだ。オリバーは思った。 ヒエロニムスは答えを待ってはいなかった。「フィクションには、目で見える以上に真実がこめられている。それから、哲学書、科学雑誌、取扱い説明書は文字どおり、われわれにほんとうの人生とはなにか、どうなりうるかを教えてくれるものだ」 「気を悪くしたのならごめんなさい」オリバーはいった。見習いの出だしから失敗してしまったとおそろしかった。ぼくはおとなしく皿洗いにでもなるべきだったんじゃないか。皿洗いのテントなんて召命の日にあったかな? 「気を悪くしているのは本だ、わしではない!」ヒエロニムスがいいかえした。》 — スチュアート・ウィルソン著/児玉敦子訳『百十三代目の司書見習い』(2025年11月、東京創元社) - 2026年9月5日
成長する有機体歌代朔買った - 2026年9月5日
- 2026年9月5日
書楼弔堂 霜夜京極夏彦読み終わった*本の中の読書* 《「読まなければいかん、ということですか」 違うよと田中は言う。 「読まなくたって好いんだ。積んでおこうが並べておこうが、読めるようになっているならそれで好いのさ。読みたい時に読みたいものが読める──それが何より大事なことだ」》 — 京極夏彦著『書楼弔堂 霜夜』(2024年11月、集英社) - 2026年9月4日
寺山修司全歌集寺山修司読み終わった電子書籍*本の中の読書* 《吊されて玉葱芽ぐむ納屋ふかくツルゲエネフをはじめて読みき 瀆されて便器声あげいん夜かマタイ伝読みつつかわきおり きみの雨季ながしバケツに足浸しわがひとり読む栽培全書 北一輝その読みさしのページ閉じ十七歳の山河をも閉ず 瘤のある冬木一本眼を去らず農民史序章第一課読後 冷蔵庫のなかのくらやみ一片の肉冷やしつつ読むトロツキー》 — 寺山修司著『寺山修司全歌集』(2014年12月Kindle版、講談社学術文庫) - 2026年9月4日
僕はひとりで 夜がひろがる杉田淳子,立原道造気になる - 2026年9月4日
小鳥たちの計画荒内佑気になる - 2026年9月4日
寺山修司全歌集寺山修司買った電子書籍 - 2026年9月3日
- 2026年9月2日
- 2026年9月1日
読み終わった電子書籍*本の中の読書* 《当時あさひは、その本を読みながら何度も泣いた。何度も読み返し、言葉の美しさを嚙みしめ、綴られた切ない想いを胸に抱きしめた。誰彼かまわずいかにこの本が素晴らしいかを触れ回りたくなったし、大好きなシーンを思い出してはそれに浸った。 そんなあさひの様子を、友人達は「まるで恋でもしてるみたい」と評した。 確かにあれは、恋にとても似ていたかもしれない。 あの本のことを考えただけで、胸の奥底からわーっと何かが溢れてくる感じがする。切なくて涙が出そうになるけれど、同時にじんわりと心が温かくなる。もともと本を読むのは好きな方だったが、そんな風になったのは初めてだった。 本に恋をするということがありえるなら──あれが、あさひの初恋だ。》 — 澤村御影著『憧れの作家は人間じゃありませんでした』(平成29年4月Kindle版、角川文庫) - 2026年8月31日
帝国第11前線基地魔導図書館、ただいま開館中 2 王国研修出向きんし,佐伯庸介読み終わった電子書籍*本の中の読書* 《「だっかっら、館内でモノ食うなっつってんだろぉがぁあ……!」 「ぎぇぇえぇぇ!」 芋のチップスを食いながら雑誌を広げていた平民出身の王国兵が、両のこめかみをカリアに拳で捩りながら挟まれ、苦悶の叫びを上げている。周囲はドン引きだ。 「アレクサンドル殿。その辺で勘弁してやってもらえないだろうか」 そんな修羅場へ横から声をかけたのはクルネアだ。カリアは不機嫌な視線を向ける。 「──あ、そ。良く言い聞かせといて」 兵を解放し、彼女は見回りに戻っていく。机に突っ伏す兵をからかう別の兵隊が集まる。 「おーい生きてるかー」「今日は司書殿機嫌悪いな」 クルネアはそんな彼へ微笑みながら優しく語りかけた。 「大丈夫か? これに懲りたら図書館での飲食は止めておけ」痛みにしかめた顔を上げる兵へと続ける。「読書は確かに飲食ついでにしたくはなるがな。兵舎でだけにしておけ」》 — 佐伯庸介著『帝国第11前線基地魔導図書館、ただいま開館中 2 王国研修出向』(2024年4月Kindle版、小学館eBooks) - 2026年8月30日
贈り物の本安達茉莉子,有松遼一,浅生鴨,牟田都子,青山ゆみこ,青木奈緒読み終わった*本の中の読書* 《幼少期から本に囲まれた生活をしていたが、家族以外の人から本を贈られたことははじめてだったし、それも相手が独身男性で、そのうえ、少し憧れていた人だったから、とても胸がときめいたことを記憶している。手渡された本を大事に胸に抱えるようにして、住んでいたアパートに持ち帰り、読み耽った。》 — 村井理子著「今夜、すべてのバーで」(牟田都子編『贈り物の本』2025年12月、亜紀書房) - 2026年8月29日
本のある世はすばらしい服部文祥買った - 2026年8月29日
ことばの波間でカン・バンファ買った - 2026年8月29日
毎日読みますファン・ボルム,牧野美加読み終わった*本の中の読書* 《本はロマンチックだ。本を読む人もそうだ。本の中に深く潜り込んでいる人だけが放つ空気。その雰囲気。その視線。この世でもっともひそやかで静かな変化は本を読んでいる人の内面で起こっていて、その人の姿そのものが、 わたしにとってはもっともロマンチックなイメージとなる。だからわたしもそのイメージの中に一度入ってみたいのだ。》 — ファン・ボルム著/牧野美加訳『毎日読みます』(2025年3月、集英社)
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