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彼らは読みつづけた
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彼らは読みつづけた
@findareading
各SNSで本が綴る「読書」「読書する人」「読書環境」を紹介しています。ここでは、読書記録と購入記録も。
  • 2026年5月16日
  • 2026年5月16日
    ロゴスの市
    ロゴスの市
    *本の中の読書* 《その日、なんとなく最初に書棚から引き抜いたのは純文学らしい地味な装幀の、しかも古そうな本であった。 「隅田川暮色」 「芝木好子」 聞いたことがない。つまらなければ戻すつもりで、彼は冒頭に目をやった。文章の質を見極める自信はあって、数行でも読めたら佳い小説である可能性が高く、ページを捲らせたら間違いなく佳品である。彼はページを捲った。やがて次のページも捲った。それから深い吐息をついた。 なにが美しいといって、これほど無駄のない端整な文章は初めてであった。》 — 乙川優三郎著『ロゴスの市』(2015年11月、徳間書店)
  • 2026年5月15日
    後宮書堂の転生司書 本好きの姫は偽りを紐解く
    *本の中の読書* 《向かうのはカフェを併設した書店で、本を読みながらドリップコーヒーを一杯飲むのが、愛のささやかな贅沢だった。 「こちらの本でよろしかったでしょうか」 「はい。ありがとうございます」 まだ図書館にない最新刊を書店で手にするのは、なんともいえない優越感がある。 微かに感じる本の香りに酔いしれ、いつものようにSサイズのアイスコーヒーを頼むと表紙を広げた。だれも触っていない本は、ときどきページがくっついている。それをめくるのが気持ちいい。友達からもらったブックカバーを本にかければ気分も上がる。》 — 朝田小夏著『後宮書堂の転生司書 本好きの姫は偽りを紐解く』(令和7年10月Kindle版、角川文庫)
  • 2026年5月14日
    いつかの冬、終わらない君へ
    *本の中の読書* 《柚希は見かけによらず、ミステリーを好み、それまでノーマークだったジャンルのよさを教えてくれた。 逆にあたしの薦めるヒューマンドラマの作品を、柚希は読み漁ってくれた。読んだあとはきまって長い感想メールを送ってくれたし、あたしも同じようにした。》 — いぬじゅん著『いつかの冬、終わらない君へ』(2022年1月Kindle版、ポプラ文庫ピュアフル)
  • 2026年5月14日
    本の中の、ジャズの話。
  • 2026年5月13日
    サンクトペテルブルクの鍋
    *本の中の読書* 《というかあなたは働いているのか。こんな駄文を読みにやってくる暇な輩はきっと無職の高等遊民に違いないと決めつけたくなるが、先入観はよくない。あなたはもしかすると残業続きの終電の車内で、横柄な取引先と無能な後輩に挟まれながらひと仕事終えたところで、ほんの息抜きにとこの小説なのかエッセイなのか歴史トリビアなのかよくわからない文章をなぜか読み始めたのかもしれない。でもまあ、ホントは親の遺産で暮らす優雅な子供部屋おじさんである可能性も否定できない。可能性は広がっている。あなたにも、私にも。》 — 坂崎かおる著『サンクトペテルブルクの鍋』(2025年12月Kindle版、小学館eBooks)
  • 2026年5月12日
    私の小説
    私の小説
    *本の中の読書* 《「文体」は作家ごとの文章スタイルという以上に私とあなた、つまり作家と読者が共有しうる身体となって世界をともに見る。言葉を読み書きする交通によって、複数の身体を束ねうるその運動こそが「文体」だ。だから小説の文章は書き手と読み手それぞれに異質な集中を要請する。それは読者と著者の身体のあいだを絶えず揺れ動く、ふたつの違う身体感覚をもつ人間がおなじ風景をともにみるための読書という共同作業にて構築され、読後には消え去るしなやかな身体になる。》 — 町屋良平著『私の小説』(2024年7月Kindle版、河出書房新社)
  • 2026年5月11日
    作家の愛したホテル
    *本の中の読書* 《旅先に本を携えて行く人は多い。 飛行機、電車の長旅で読書をする人の姿をよく見かける。 手軽なポケットブック、日本で言う文庫本を読む人もいれば、分厚い本を読み耽ける人もいる。 私は読書する人の姿を美しいと思っている。 今年の初め、或る新聞に、世界で巨匠と呼ばれる画家たちが描いた読書をしている人の絵画を取り上げたことがあった。 画家たちも読書を人のなす行為の中で尊厳のあるものとして捉えていた。》 — 伊集院静著「美しい旅の時間」(『作家の愛したホテル』2026年1月Kindle版、小学館eBooks)
  • 2026年5月10日
    死んでいる元カノとの旅
    死んでいる元カノとの旅
  • 2026年5月10日
    たった一人の読者を生きる
  • 2026年5月10日
    本をひらく
    本をひらく
    *読書で見つけた「読書(する人)」* 《しかしながら、仮に今私が、たとえば電車などで中学生が『希望の国のエクソダス』を読んでいるのを目撃したら、その光景には希望を感じてしまうと思います。本を読んでいる(それも若い)人がまだいるんだ、という感傷的な希望ではなく、もう少し力強い希望です。なぜでしょう。それはおそらく、その中学生がなにか欠乏感を覚えていると感じ取れるからだと思います。きっとどこかで「希望」というものがわからなくて、「希望ってなんだろう」と『希望の国のエクソダス』という本を手に取ったのではないか。そこに18歳で『コインロッカー・ベイビーズ』に出会い、人生が変わった杉江さんの姿が重なってきます。》 — 大森皓太著「第12便 2025/12/16 希望をひらく」(杉江由次、大森皓太著『往復書簡 本をひらく』2026年2月、4B発行、編集/本の雑誌社発売)
  • 2026年5月10日
    魔女のカレンダー
  • 2026年5月10日
  • 2026年5月9日
    植草甚一の読書誌 (シリーズ植草甚一倶楽部)
    *読書で見つけた「読書(する人)」* 《いまも部屋のなかを見まわしながら、こんどは誰のを読もうかなと考えていると、そうした本にはブローティガンのように未知の世界へと誘ってくれるものがあるはずだから、気持ちが浮き浮きしてくる。そういうのが本当の小説なんだと思うけれど、どうだろう。》 — 植草甚一著「アメリカ小説を読む楽しさ」(『植草甚一の読書誌』1994年9月、晶文社〈シリーズ 植草甚一倶楽部〉)
  • 2026年5月8日
    解答者は走ってください
  • 2026年5月7日
    まるみかん大一番
  • 2026年5月6日
    ことばの白地図を歩く
  • 2026年5月6日
    見ること
    見ること
  • 2026年5月5日
    グ-テンベルクへの挽歌: エレクトロニクス時代における読書の運命
  • 2026年5月5日
    ふたりの読書会: 無期受刑者との本をめぐる往復書簡
    *読書で見つけた「読書(する人)」* 《すでに二冊目を読ませていただいていますが、この五冊の文字の中に早く飛び込みたい、今はそればかり考え落ち着きません。本当に子どものように、一センチほど本を開いて中を覗く、そんなことをくり返しています。》 — 大矢章市2023年6月4日付向井和美宛書簡(向井和美著『ふたりの読書会──無期受刑者との本をめぐる往復書簡』2026年4月、岩波書店)
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