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彼らは読みつづけた
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@findareading
各SNSで本が綴る「読書」「読書する人」「読書環境」を紹介しています。ここでは、読書記録と購入記録も。
  • 2026年7月2日
    紳堂助教授の帝都怪異考
    紳堂助教授の帝都怪異考
  • 2026年7月1日
    荒地の恋
    荒地の恋
  • 2026年6月29日
    少年泉鏡花の明治奇談録 城下のあやかし
    *本の中の読書* 《繁華街である香林坊を流していた義信は、鏡太郎が馴染みにしている貸本屋の前で車を止めた。南向きの壁に畳が並べられており、入り口は開け放たれている。 店内を覗き込んでみると、案の定、書生姿の小柄な少年が本棚の前に立っていた。いつものように幕藩時代の古本を集めた棚の前に陣取った鏡太郎は、右手に持った和綴じの本の紙面を目で追いつつ、左手で持った饅頭を小さな口へ押し込んでいる。 「忙しそうですね、泉先生……。読むか食べるかどちらかになさっては」 「んむ?」》 — 峰守ひろかず著『少年泉鏡花の明治奇談録 城下のあやかし』(2024年3月Kindle版、ポプラ文庫ピュアフル)
  • 2026年6月28日
    ガールズ・アット・ジ・エッジ
    *本の中の読書* 《「諦めるか、お洒落カフェバー」 「とっくに諦めてるわ」 そう言うが、義春は今でも隠れて雑誌のカフェ特集をよく読んでいる。》 — 犬怪寅日子著『ガールズ・アット・ジ・エッジ』(2025年10月Kindle版、ハヤカワ文庫JA)
  • 2026年6月26日
    0冊目の本―今、ぼくの70ページ― (新潮文庫)
    *本の中の読書* 《ベッドで横になっていても眠れそうになく、水を飲みにダイニングに行くと、母さんが本を読んでいた。 「母さん、まだ起きてるの?」 「眠れなくて」 「どうして?」 「最後の試合前だからさ」 「試合するの、ぼくじゃん」》 — 瀬尾まいこ著『0冊目の本 今、ぼくの70ページ』(令和8年6月Kindle版、新潮文庫)
  • 2026年6月25日
    積読の流儀
    積読の流儀
  • 2026年6月25日
    祈りからさらに遠い町
    *本の中の読書* 《「いらっしゃい。ひと箱買っていきな」 声にびくりと肩をすくめ、メイはバッグを腹に抱き寄せた。きょろきょろと声の主を探す。まるでチィメイの振る舞いみたいだ。 「おや、これは失礼。常連客が来たのかと思ったもんで」 レジカウンターの向こうで本を読んでいた人物が、小さな眼鏡をずらして額のしわを持ち上げた。》 — 日向理恵子著『祈りからさらに遠い町』(2025年9月Kindle版、PHP研究所)
  • 2026年6月24日
    ノンブル・シャッフル
    *本の中の読書* 《……話を戻そう。問題は友人の読の方で、彼女は何というのか……、 人が、本を読んでいるのを見るのが好きなのだという。なんだろう、一昔前でいうところの、パソコンをカタカタと音を鳴らして入力し、ッターンとキーをたたく。そういう何らかの作業をしているのを見るのが好き、と同じニュアンスで、本を読んでいる人を見るのが好きなのだ。》 — 法条遥著『ノンブル・シャッフル』(2025年6月Kindle版、ハヤカワ文庫JA)
  • 2026年6月23日
    としょかんのよる
    としょかんのよる
  • 2026年6月23日
    なんとかなる本 樹本図書館のコトバ使い(5)
    *本の中の読書* 《リオがそう言い置いて、教室に走っていった。そこで本を取り出した。リオを待つ間にちょっとだけ、見るつもりだった。 パンジーのページはすぐに見つかった。》 — 令丈ヒロ子著/浮雲宇一絵『なんとかなる本 樹本図書館のコトバ使い⑤』(2025年8月Kindle版、講談社)
  • 2026年6月22日
    食卓にきた犬
    食卓にきた犬
    *本の中の読書* 《ボワ・バニに越してきて以来、彼は中国語を学び始めた。だが、今夜は小説を読みたいのかもしれない。しかも一冊ではないだろう。一晩に一冊では足りない。今では、二冊は必要だった。実験のように、あの本、この本と並行して読み、そこから始まる内緒話に耳をすませる。》 — クローディ・ウンジンガー著/永田千奈訳『食卓にきた犬』(2025年10月Kindle版、早川書房)
  • 2026年6月21日
    普賢 佳人
  • 2026年6月21日
    小説家仇甫氏の一日
    小説家仇甫氏の一日
    *本の中の読書* 《母に連れられて親類の家に行って来て、仇甫は自分も物語本が読みたいと思った。だが家ではそれを禁じた。仇甫はこっそり女中に聞いた。女中は貸し本屋にはどんな本でもあるということと、一銭で充分一冊借りてこられることを告げ、だけど叱られるよ──。そして次に、面白いのなら春香伝が一番よ、そう彼女は独りごちた。一枚の銅貨と真鍮の碗のふた一つ。それらが、十七年前のそれらが、のちにやって来た、そしてまたやって来る、あらゆることの根源だったのかもしれない。寝る前に読んだ物語本。夜を明かして読んだ小説本。仇甫の健康は彼の少年時代に決定的に損なわれたのに間違いない……。》 — 朴泰遠著/李箱絵/山田佳子訳『小説家仇甫氏の一日』(2026年4月、平凡社)
  • 2026年6月20日
  • 2026年6月20日
  • 2026年6月20日
  • 2026年6月20日
  • 2026年6月20日
    図書室の奥は秘密の相談室
    *本の中の読書* 《今日も雨だ。大きな窓の向こうのケヤキやハナミズキの緑が、ぼやけて波打つ。 でも、私は雨の日が決して嫌いではない。部屋の中にいてお気に入りの本があれば、雨の音を聞くのはいいものだ。 皆もそうなのかもしれない。今日は図書委員全員がそろっているが、ワークルームは静まり返っている。それぞれ好きな本、あるいはモバイルの画面を読んでいる。》 — 櫻井とりお著『図書室の奥は秘密の相談室』(2021年2月、PHP研究所〈5分間ノンストップショートストーリー〉)
  • 2026年6月20日
  • 2026年6月19日
    その角を曲がれば
    *本の中の読書* 《「ここにもダザイを読む中学生がいたか」 先生は私に本を手渡しながら、軽やかに笑った。 それは、小学生の時に読んだ同じ作者の『走れメロス』とは全然違うタイプの小説だった。面白いとは思えなかった。それなのに私は本を手放せずに、一気に読んでしまった。主人公の自意識にも絶望にも目を背けたいのに、まるで何かが追いかけてくる。このまとわりつく気分は何なのだろう。真由子はこの小説の何を面白いと感じたのだろう。たぶん、美香も樹里も、興味のひとかけらも示さないだろう、何十年も前の暗い小説。》 — 濱野京子著『その角を曲がれば』(2025年10月Kindle版、講談社)
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