たのしいムーミン一家

たのしいムーミン一家
たのしいムーミン一家
トーベ・ヤンソン
講談社
1978年4月1日
2件の記録
  • サヤ
    サヤ
    @sayaemon
    2025年8月21日
    『トーベとムーミン展』へ行くために再読 シリーズ初読は中学校の図書室で、よりによって『ムーミン谷の彗星』から手に取ったため(だって彗星なんて絶対に面白そうだし…)結果、「童話にしてはハードな冒険するな!?」と少し怯えてしまい、本腰を入れて全巻読み通したのはもう少し後になってからだった 結局のところ、偶然にも作品の完成順(洪水→彗星→たのしい)に沿った読み方をしていたわけだけれども、もしこれから初めてムーミン小説を読む方がいるなら、やっぱりこの『たのしいムーミン一家』から手に取ることをオススメしたい キャラクターひとりひとりの個性が光り、島の自然は美しく、冒険も盛り沢山! ムーミンはアニメでしか知らない…という方もきっと楽しく読めるはず(ただ今作はミイ未登場なのでそこだけご注意) 好きなシーンは沢山あるけれど、個人的に心躍るのは島の嵐と、アニメでも有名なスナフキンの旅立ち、そして8月のパーティー 特にスナフキンの旅立ちは、文章だからこそ味わえる台詞の余韻や、繊細な描写が大変美しい一幕で、幾度も読み返してしまう 相手の孤独を尊重することが、どんなに愛情深い振る舞いであるかを、寂しさを抱えながらも友の幸せを願うムーミンから教わった
  • るー
    @lue_hidy
    2025年4月6日
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