路地の教室 ──部落差別を考える (ちくまプリマー新書)

3件の記録
- haruko@harukoala2025年9月10日読み終わったここ最近は差別する側、ふんづけている側が変わっていかないといけないという本を読んできたので後半は少し温度差を感じる内容だった。もちろんこの本の中でも差別する側が変わっていかないといけないという前提ではあると思うが、差別される側にも投げかけるような内容で部落差別によって苦しんでいる側にとっては少し厳しいことを言われているように感じ取れてしまうかもしれない。が、うなずける部分もたくさんある一冊だった。 大きな気づき (無意識に)差別する側もされる側も「世の中そういうもんだ」と思うことによって知らず知らずに差別を後押しする世の中を作っているかもしれない。私はその分かりにくい差別に気づいていきたいし、加担したくないので、気づいたらそのモヤモヤをなるべく言葉にする努力をしていきたい。