マネーの進化史

マネーの進化史
マネーの進化史
ニーアル・ファーガソン
仙名紀
早川書房
2015年10月22日
4件の記録
  • Jun Nagata
    Jun Nagata
    @nagata_jun
    2025年9月21日
  • Jun Nagata
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    @nagata_jun
    2025年9月21日
    『マネーの進化史』は、貨幣の誕生から現代金融危機までをたどり、マネーの本質と社会への影響を描く。マルクスは貨幣を搾取と物象化の象徴と捉え、インカ帝国では金銭なしに労働価値で経済が営まれた。貨幣は交換を効率化するが、造幣の独占は権力の象徴となり、十字軍や征服も貴金属獲得と結びついた。だが価値は供給量でなく信用に依存する。銀行は負債と資産を仲介する制度へ進化し、取り付け騒ぎは信用崩壊の表れとなった。ヘッジ取引や先物市場は農業起源だが投機性を帯びる。真の保証は資産ではなく安定収入にある。ドル体制もまた中世の鋳造権と同様に通貨の信認に依存しており、貨幣の歴史は常に信用と権力の問題であった。
  • Jun Nagata
    Jun Nagata
    @nagata_jun
    2025年9月8日
  • Jun Nagata
    Jun Nagata
    @nagata_jun
    2025年7月6日
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