日本の歴史(1)改版

日本の歴史(1)改版
日本の歴史(1)改版
井上光貞
中央公論新社
2005年6月25日
1件の記録
  • 「日本書紀は雄略天皇時代のこととして、応神陵にまつわるつぎのような説話を記録している。 「河内の飛鳥戸の人、田辺史伯孫(たなべのふひとはくそん)が、古市の書首加竜(ふみのおびとかりゅう)の妻になった自分の娘が女児を出産したので、聟(むこ)の家へ祝いにでかけた。帰りはおそくなったがその日は月夜であった。 応神陵の下まで来ると、赤毛の馬に乗った人に会った。その馬はひじょうな駿馬だったので、伯孫はほしくなった。伯孫は自分の馬に鞭をあてて赤毛の馬を追った。赤毛の馬の乗り手は、伯孫の気持を知って馬を停めてとりかえてくれた。伯孫は、赤毛の馬を手に入れ、大よろこびで帰宅し、鞍を下ろし、秣(まぐさ)をやって眠りについた。ところが翌朝、その馬は埴輪の馬になっていた。伯孫は驚いて応神陵へ行くと、埴輪の馬の間に自分の馬が立っていた」」
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved