本当の人生

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- あいうえお@g4bhg9m2025年9月16日読み終わった本書は、人生の後半をどう生きるかに焦点を当てた本です。要点を簡潔にまとめると以下の通りです。 • 人生100年時代では、後半を「衰えの時期」とせず「第二の人生の充実期」と捉えるべき。 • 定年後は会社の評価から解放され、自分のやりたいことを自由に選べる。 • 健康・お金・人間関係の不安に縛られず、楽しみや自己実現を優先することが重要。 • 周囲の目を気にせず、自分らしく生きる姿勢が「本当の人生」を形づくる。 つまり、「老後を恐れず、自分の意志で人生後半を楽しみ尽くすこと」がメッセージです。 また、「老後=我慢と不安の連続」という従来のイメージを大きく覆してくれます。特に「会社から解放されることで自由に生きられる」という発想は前向きで、読むだけで気持ちが軽くなりました。 さらに、健康やお金に固執するのではなく、やりたいことを優先する生き方を肯定している点は、肩の力を抜いて人生後半を楽しむヒントになると思います。 個人的には、「人の評価ではなく自分の満足で人生を測る」というメッセージが強く印象に残りました。 和田秀樹さんは、日本の精神科医・評論家です。東大医学部卒で、高齢者医療や受験教育に詳しく、テレビや著書でも幅広く発信しています。特に「老年心理」「人生後半の生き方」や「受験戦略」などをテーマに多数の著書を執筆しています。