被差別部落の青春

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慎@sin_gt912026年1月24日読み終わった本筋とは異なるが、人は住んでいる場所や生まれた場所など、「土地」で判断することが多いなと思う。 「○○の人は〜」なんて会話をよく耳にする。 それだけ広い土地の様々な場所に点々とそれぞれの暮らしがあり、それが今ではそれぞれの場所から簡単に行き来や拠点の変更ができるようになり点が線となり面となり自分と異なるところが目につくようになってしまう。 しかし、部落というものはその異なるところを強制的に与えられている。 実際には土地に境界線などないのに文字通り線引きされている。 その中、外、どちらにも様々な思いや意見があり、なかなか一元的には捉えられない問題である。 確かに今では気にしない、そもそも知らないという人も増えているのだろうが、元あった差別がなくなったとしても、かつて差別があったと知ることは次の新たな差別を生む危険性も孕んでいるのではないか。 ならば様々な立場や属性の「人」単位で実情や意見を知ることのできるこの本はとても貴重なものに思える。

