代替行動の臨床実践ガイド

代替行動の臨床実践ガイド
上河邉力
中島俊
中村亨
入江智也
姜静愛
宮崎友里
村瀬華子
横光健吾
瀬在泉
牧野みゆき
田中恒彦
甲田宗良
谷口敏淳
辻由依
野村和孝
高階光梨
北大路書房
2022年6月8日
1件の記録
- ばるこに@pokapoka2025年9月26日読み終わった借りてきた代替行動を臨床上でどうクライアントに促すかの具体的なガイド。夜更かしや依存行動、家族間のやり取りなど、13例が示される ポイントは強化と弱化。望ましい行動をモニタリングしたり、褒めたり、良い経験をしたと思わせて増やす(強化)。それは本人にとって実施しやすい行動である方が望ましい。そして、望ましくない行動は強化子と競合させることや、意識をしないことで減らす。ネガティブな経験(叱るなど)で減らそうとしても、それは変えたいはずの行動を意識させたり、望ましい行動の意味がないと判断したりして強化することに繋がる もともと自分の悪習慣を変えるため、みたいな動機もあるものだから、事例がわりと身につまされる。カウンセリング場面でクライアントに対する事例集なのだけど、自分の行動変容にも多分大事だと思う