オカルトトリック (N-angou文庫)

オカルトトリック (N-angou文庫)
オカルトトリック (N-angou文庫)
八槻翔
不明
2016年11月9日
1件の記録
  • 神木紗由
    神木紗由
    @kamiki_sayu
    2025年9月20日
    ①「呪われた少女」。被服科の女子が、友人の呪いを解いて欲しいと奇術部に駆け込んでくる話。環奈ちゃんが場を回しているところとには力関係が伺える。禅くんはよく頑張った。 ②「孤独な少女」。文月神社に藁人形が打ち付けられたので、犯人を捕まえようの巻。タイトル初見で「少女」はしおりこちゃんのことを指すかと思いきや、美穂ちゃんのことでもあったのは良い驚き。禅くんはよく頑張った。 ③「失った少女」。文化祭で揉める話、および凛の問題について。親より稼ぎのある子どもがいる家庭において起こりがちな問題、デビュー年齢の違いなどから凛の方がだいぶ重め。禅くんはめちゃくちゃ頑張った。 ④「エピローグ」。別離。青春である。3つの事件を通して禅くんは大きく成長し、凛の家庭環境も改善した。けれども人生はまだまだ続くので、これからが正念場なのである。と思った。 ところで環奈ちゃんはなんなの。達観しすぎててちょっと気味悪いまである。 スピンオフあり。まあ、しっかりまとまってるからこの後の話を同じ面子でやるのは蛇足になるとは思う。その一方で沙耶ちゃんの能力の本質は一体なんなのか、という疑問は残るので、その辺を描いてくれるのは歓迎できる(多分読まないけど) 対象年齢はそんな高くなさそうだなー、小学校3年生くらいで読んだらブッ刺さってそうだと思った。
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