京都食堂探究

京都食堂探究
京都食堂探究
加藤政洋
〈味覚地図〉研究会
筑摩書房
2023年11月13日
5件の記録
  • 120
    120
    @120
    2026年8月21日
    たとえば、「きつねそば」と「たぬき」。 大阪には「きつねそば」が存在せず、京都の「たぬき」は、いわゆるきつねをあんかけにしたものだという。しかも京都では油揚げを刻む。この時点でややこしくて、また興味深い。 しっぽくうどんをめぐる話も面白い。江戸時代にはしっぽくが江戸にも進出したものの、鴨南蛮やおかめに人気を奪われ、定着しなかった。一方、大阪ではしっぽくうどんはほとんど残らず、代わりに「かやくうどん」がある。そして京都では、しっぽくを卵でとじたものが「かやくとじ」となり、それが丼になると「木の葉丼」になる。ああ、ややこしい。ややこしいが、これらの料理がそれぞれ独立して存在しているのではなく、ある料理から別の料理へとつながっていく系譜が浮かび上がる。 さらに、「鴨なんば」「鳥なんば」の「なんば」が「南蛮」の略ではなく、ネギの産地だった難波に由来するという話も、言葉だけを見ていると気づきにくい。京都で「黄そば」「キーソバ」といえば中華麺を指すというのも同様で、同じ日本語でも土地が変われば食べ物の意味そのものが変わる。 こうした話が単なる雑学で終わらず、文献を丹念に紐解き、料理名の由来や変遷をたどりながら、実際に店を食べ歩いた結果も交えて検証していく。そのため、ひとつひとつの料理についての話が、歴史、言葉、地域性、そして現在の食文化へと広がっていく。 食べ物は、人の移動や流行、店の工夫、他店との競争などによって姿を変えながら残っていく。そして、いつの間にか「京都らしい」「大阪らしい」という文化になっていく。うどんやそばを通して、そのことを実感できた。
  • 120
    120
    @120
    2026年8月11日
    稲田俊輔「食の本」で見て購入。 一時期、京都に行くたび、しっぽくうどんを食べていたのだが、体系的に何も理解していない。
  • anmin
    anmin
    @dreaming__A
    2025年6月16日
  • Bibli
    Bibli
    @smiu
    2025年3月15日
  • minimalism
    @minimalism
    2025年3月8日
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