

120
@120
働いているのでなぜか本が読めない。
ななめ読みしかしていない本についても堂々と語っていきたい。
- 2026年6月3日
ヒットの復権柴那典読み終わった買ったここ10年ほどの日本のポップミュージックシーンに起こっていた事象の記録と分析。 その現場で、その時々のありとあらゆるキーパーソンにインタビューしている筆者がすごい。 - 2026年5月28日
ライプニッツの輝ける7日間ミヒャエル・ケンペ,森内薫読み終わった買ったライプニッツ、思ったよりもやべーやつだった。 ひとつだけ引用させてほしい。 これが、今の世の中に欠かせないコンピューターの基礎となっている2進法を数学体系として整理した人間の思考だ。 —- ライプニッツの2進法的思考の中では最初から、数学は形而上学と密に関連していた。そのさいライプニッツがよく引き合いに出したのが、プラトンとピタゴラスの伝統的哲学だ。ライプニッツは自身の2進法計算術を用いれば、神が尺度や数や重さに従って世界を創造したことを、より明確に述べられると信じていた。1は「統一」または「一つ」をあらわすいっぽう、0は「無」または「存在の久如」をあらわす。こうして神は絶対的な統一体(1)として、無(0)から世界を創造した。創造によって無は廃止され、逆に、創造されたものは無によって制限を受ける。これが意味するのは、世界には完璧なものなど何もないが、同時に絶対的な無はなく、相対的な無があるだけだということだ。(P150) - 2026年5月22日
マイケル・ジャクソン・ワークス出田圭,安田謙一,岩間慎一,川口真紀,林剛,河地依子,荘治虫,金子穂積,長谷川町蔵,高橋芳朗,高橋道彦買った映画の公開を控え、16年前のムックを取り寄せ。 - 2026年5月22日
- 2026年5月14日
- 2026年5月5日
街に戦場あり中平卓馬,寺山修司,森山大道読み終わったほぼ絶滅している1960年代の「小市民」の風俗。 ライスカレー人間とラーメン人間という対比が、現代ではまったく成り立たなくなっているが面白かった。 解説でも指摘されるように、見たことのある森山、中平の写真がこのフォトエッセイを初出として収録されている。 - 2026年5月5日
ユリイカ(2026 5(第58巻第5号))大友良英,大胡田なつき,奥田亜紀子,安彦麻理絵,岡藤真依,川内倫子,文月悠光,曽我部憲一,藤沢周,角田光代,雨宮処凛読み終わった買った90年代から2000年代半ばまで。 恋愛体質である魚喃キリコの10代〜20代での体験が、高い漫画技術と客観的な視点で作品化されていたことがよく伝わる特集だった。 魚喃キリコを久しぶりに読み返そうと本棚を見てみたが、引っ越しの時に手放してしまっていたようだ。 - 2026年4月25日
管理職の戦後史 栄光と受難の80年濱口桂一郎読み終わった時代の変遷とともに、形を変えてさまざまな問題が取り上げられるが、根本原因は50年以上前から取り除かれないままだということが浮かび上がる。 パッチを当て続けた結果が、現代の「管理職罰ゲーム」につながっているのではなかろうか。 - 2026年4月25日
クイズの戦後史(1102)徳久倫康読み終わった買った戦後間も無くのラジオ番組や、現代のゲームアプリ、YouTube、またメディアから離れたアマチュアクイズにも触れられるが、やはり主軸となるのはTVのクイズ番組。 昭和から平成を彩った懐かしいクイズ番組の数々と、それらの番組がお茶の間に届けたかったコンセプトの違いが、戦後の日本の移り変わりにも呼応していることがよく分かる(私がTVを見ていたのは2016年頃までだから、その後のQuizKnockの躍進はよく知らないが、やはり時代の変化に対応していることが分かる)。 そのように、メディアから社会を捉えた批評としてだけでも十分楽しめるが、それまでの分析的なスタンスから一歩踏み込み、AIの進展と筆者自身のクイズプレイヤーとしての実感を重ね合わせた最終章「人はなぜクイズをするのか」は、クイズプレイヤーでない自分も勇気づけられるような内容だった。まずはここだけでも読んでほしい。 - 2026年4月11日
- 2026年4月11日
- 2026年3月22日
- 2026年3月21日
- 2026年2月28日
- 2026年2月24日
心はこうして創られる 「即興する脳」の心理学ニック・チェイター,長谷川珈,高橋達二買った内面など存在せず、表層しかないという話。 アンディ・クラークの理論を、別の面から補完してくれそうな気がする。 - 2026年2月21日
読み終わった批評とは何かを考える本であり、鑑賞する行為そのものについて明らかにしていく本でもある。 議論の土台を整える導入部分となる3章までで、すでにかなり面白い。本題となる4章から、議論は複雑化してくるが、初学者にも分かりやすくクリアに書かれている。各章もコンパクトにまとめられているし、何より章のタイトルが端的で、かなり読みやすいと思う。 最終章の「批評の意義は判断の柔軟性を養うことにある」には全面的に同意するし、批評や芸術に触れることにそれなりのリソースを費やしている身としては、勇気づけられる内容でもあった。 少し前に音楽評論界隈で話題になった、「内在的批評 vs 外在的批評」みたいな話も、1950年代にはすでに議論されていることも分かる。 (検索してみたところ、この話題に筆者もnoteで応答していて、もっとも説得力があった) エリック・サティ、フレデリック・ショパン、マルセル・デュシャン、「悪魔のいけにえ」、「チェンソーマン」、「OK Computer」などなど、例示される固有名詞を追うのも楽しい。 - 2026年2月19日
- 2026年2月19日
- 2026年2月19日
- 2026年2月8日
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